JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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注目本の著者に訊く

『英語野郎 −英語YAROO Vol.4』(技術評論社)が届きました! まずはインタビュー記事「注目本の著者に訊く」をチェック。そこには4ページにわたり私の話が出ているではありませんか。しかも、白黒ですが、写真が2枚。1枚は、あの懐かしいフォークソング世代を思い出させます。まるで南こうせつか伊勢正三。どこか未来を見つめているような、そんな写真です。
この記事のために1時間ほどインタビューを受けたのですが、どの部分が採用されるか気になっていました。読んでみると、もちろん『1分間英語で自分のことを話してみる』についての話が中心ですが、以外とジョイの創世記の話題が多いようです。忘れかけたことをこうして記事として残すことができたのはよかったかもしれません。
ここで『英語野郎 −英語YAROO Vol.4』を少しPRしましょう。特集は「表現する英語 ─アウトプット大作戦 5つのミッション」。特別企画の日本初独占インタビュー「英語で読む 挑戦するアーティストたちのメッセージ」では、米国の第一線で活躍するアーティストが紹介されています。Cover Talkは、竹松舞(ハープ奏者)さん。Specialist Interviewは、小松正之(水産総合研究所理事/元国際捕鯨委員会日本代表)。などなど、けっこう読みごたえがあります。
6月29日発売ということで、まだ帯広の書店には並んでいないかもしれません。定価は1,280円。今月はお金がなくて買えないという人もご心配なく。『英語野郎 −英語YAROO Vol.4』はムック(雑誌と本の中間)なのでいつでも店頭で入手できます。私の記事しか興味がないという人は、私に一言「コピーが欲しい!」と言ってください。そんな人には、女性でもYAROOじゃありませんか。

英語は体操

阿部一先生の発音&スピーチ・トレーニング講座が開かれました。これまで阿部先生のセミナーは理論的な話が多かったのですが、今回はまったく違いとても実践的なトレーニングでした。
度肝を抜かれたのは、90分のうち10分ほどは着席でしたが、その後は最後まで立ってのセミナーだったことです。これには参りました。正直、私は30分でギブアップ。廊下でひとりイスに座りながら、話を聞いていました。日頃から足腰を鍛えていない私は、今も足が痛い! 参加者の中には、「一生懸命やったので足の痛さも気にはならなかった」という人がいるぐらい、会場は熱気と元気に満ちあふれていました。
「このセミナーを受けると体重が減り、肌がよくなる」と阿部先生が言っていましたが、やってみてこれには納得。体を動かすことで、体を英語を奏でる楽器にするというイメージかもしれません。毎回、帯広で刺激的なセミナーをやってくれる阿部先生ですが、もうすでに「来年も!」という声が出ています。
ところで20年間にわたりほぼ毎年帯広に来ている阿部先生ですが、今回新たな発見がありました。なんと六花亭の本店に行ったのは初めてだったのです。つまり、セミナーに来て、ホテルとジョイの往復をしていたということです。「まあ、来年もあるからそのうち行きましょう」などと毎回考えていたのかもしれません。阿部先生、ご苦労様でした。それ以上に参加者のみなさん、お疲れさまでした。

全外協セミナー

6月に2回目となる東京での講演を無事終えてきました。前回のイーオンでは、対象がほぼ全員先生ということでやりやすかったのですが、今回はかなりのチャレンジでした。
場所は千駄ヶ谷の駅前にある津田塾会という専門学校。会場には60名ぐらいの人が集まってくれました。半分は全外協に加盟する英語学校の経営者。あとは雑誌やネットを見て申し込んで来た教師、学習者。そして、出版社、英検、TOEICの関係者と、とにかくいろいろなレベルの人が対象になりました。
まず驚いたのは、開始30分前に会場に行くと、TOEICで有名な千田潤一さんがそこにいるではありませんか。「まさか聞きに来たんじゃないですよね?」と言うと、「講演会に行かなければならないので、15分ぐらいなら」との返事が。千田さんの前でやるのはプレッシャーです。そんなことで、追い出しました! 帯広に戻り分かったのですが、なんと遠山顕さんも黙って参加しようと考えていたようです。危ない、危ない。東京は大変なところです。それでも3人、英語界で名前が売れている先生が参加していました。
私がこれまで数えられないほどのセミナーや講演を聞いてきました。そして、たどり着いた理想の形は、「笑いあり、涙あり、そして感動のメッセージがある講演」です。それが6月に東京でもらった2度のチャンスでなんとか見えてきました! 目を痛め、今後はあまり本の方はやれなくなりそうです。ですから、人前で話すことにシフトして行きたいと考えています。機会があれば、一度私の話を聞きに来て下さい。ただし、私の普段の授業は「ダジャレ道場」です。

ハルニレの木の下で読書会

ついにこの企画が実現します。豊頃町のハルニレの木と言えば、ジョイのシンボルです。その木の下での読書会が7月16日(日)に開かれます。もともとこのアイデアは、東京からのゲストをハルニレの木に連れて行ったことに始まります。その方がハルニレの木を見ながら、野原に座り始めて一言。「こんなところで一日、本でも読んでいたいー」。
16日は午前9時から午後3時まで予定されていますが、基本的にはいつ行って、いつ帰っても問題はありません。読みたい本と好きなイスを持参してください。図書館バスの本の貸し出しもあります。私も家族で行きたいと考えています。もちろん、途中、朝日堂でドーナツと缶コーヒーを買い、お腹がすいたらランチブレーク。
こんなのんびりした企画はありません。最近はイベントというと、なんでもお金をかけた派手なものが多いのですが、これは主催者側にもお金がほとんどかかりません。うまく行くと、毎年継続される可能性があります。定着したイベントになることを願っています。
私は目が不自由なので、本は読めそうにありません。でも、目を閉じ、初夏の風の中でiPodから好きな音楽を聴きながら「英語の木」のことを考えたいと思います。来年ジョイは30周年。これを記念して出版する本は、ズバリ豊頃町のハルニレの木(英語の木)がテーマです。いい本が書けそうな木、いや気がしてきました。

『英語教育』7月号

『英語教育』(大修館)7月号が手元に届きました。目を痛める前に原稿依頼があり、そして極めてひどい状態の時に書いた原稿です。とても辛い仕事でした。途中、編集部から「2ページになってもいい」というオファーがきましたが、当初の予定どおり1ページのコラムにしてもらいました。
今回の『英語教育』は「スポーツと英語」が特集です。「高校”バスケ”と気になる英語」「これだけ知っておきたいサッカーの英語」「メジャーリーグを英語からのぞく」「グランド・スラムは社交の華:テニスと英語」「始めにボクシングありき、闘う慣用句」「肉体が奏でるフレーズ:プロレスとアメリカ英語」「イギリス独特の学生スポーツと英語」「語源から見るスポーツ」などなど。タイトルを読むだけでおもしろそうな記事がいっぱいです。
私は「カーリングは英語もユニーク」というタイトルで書かせてもらいました。すでに知り合いの先生から、「浦島さんはカーリングをやっていたの?」というメールも入りました。私はトリノ五輪で話題になった小野寺選手のお父さんとカーリングもしたことがある古参カーラー(カーリング歴25年)なんです! と言っても、何の自慢にもならないぐらい、日本のカーリングは狭い世界です。
私のように英語が専門でないという人間が、こうして『英語教育』のような一流の雑誌に書かせてもらえるというのはラッキーなことです。カーリングブームに感謝! 今回、私を推薦してくれたのは遠山顕さんでした。それにしても遠山さんの記事「始めにボクシングありき、闘う慣用句」は、とても遠山さんらしい視点から書かれたもので、楽しくてためになります。話してよし、書いてよし、日本の英語界で遠山さんのような人はなかなかいません。私もいつかそうなりたいものです。その前に、目をどうにかしなければなりません。

十勝野・彩

私が大好きな宮澤克忠先生の絵画展「十勝野・彩」が6月9日から、六花亭本店3階にある弘文堂画廊で始まりました。今回の企画は画期的なもので、FM-JAGAから2002年に発売されたCD『音楽紀行・十勝野』に収録されている曲をイメージに、キャンパス上に表現した作品が飾られています。こんなすごいことを考えたのは、弘文堂画廊の小藤田社長(小学校時代はジョイ生)です。
昨日は、『音楽紀行・十勝野』の作曲家、神山純一さんを迎え、オープニングのミニ・ライブが開かれました。宮澤先生の大きな作品「追憶」の横で神山さんがキーボードで奏でる同名の収録曲が最高でした。その後、立食のパーティーが開かれましたが、まるでそこはシンガポールの画廊(以前、シンガポールに滞在中に絵画展のオープニングに遭遇して、そのまま参加したことがあります)。オシャレな空間でした。こんな雰囲気のパーティーはいいもんです。
宮澤先生の作品は最高です。今回の作品の中では「はるにれの詩」が私のお気に入りです。夕焼けの中に浮かぶハルニレの木。その横には、私が中学校時代に四季を通じて自転車で渡った茂岩橋が。そして下の方には、ピアノとチェロ。ウーン、作品が「私を買って!」と囁いています。
絵画展は6月27日まで。ぜひ足を運んでください。「十勝に住んでいてよかった」と感じるような作品ばかりです。そうそう、私は弘文堂画廊の音楽担当プロデューサーでもありました。会場では「音楽紀行・十勝野」も流れています。もちろん、そのCDも販売されています。絵を買えない人は、CDがお手頃価格です。

とってもイーオン

東京でのメジャーデビューを果たして来ました! 場所は新宿のど真ん中。さすが大手英会話学校のイーオンです、入居するビルも一流。ちなみにそこで使用されているエレベーターは(なぜか気になりました)、もちろん一流会社のものでした!
今回の仕事は、イーオンの東日本エリアにある各校から教務主任が集まる研修会で講師を務めるというものでした。会場には150名ぐらいいたでしょうか。とにかく久しぶりに100名を越える会場での講演になりました。なにせ私には以前から100名限界説があります。しかし、今回は初めてこの壁を打ち破ることができました!
一番の要因は、会場に集まったイーオンの先生のマナーのよさです。最初から最後まで熱心に私の話に耳を傾けてくれました。これまでいろいろなところで話をさせてもらいましたが、こんなに気持ちよくギャグを飛ばすことができたことはありません。もちろん、みなさん笑ってくれました。義理で? いや、あれは心の底からだと思います。笑って、泣いて、学んでの90分。講演が終わったあとの拍手が長くて、温かくて、ウーン最高でした!
それにしても驚いたのは、集まった先生の英語レベルの高さです。話の中で英文を読まなければならないときが何度かあったのですが、目の不自由さもあり、私は緊張してしまいました。イーオンにはドレスコードがあり、私もスーツにネクタイ姿。今回も2時間限度説が的中。講演途中で、おもわず外してしまいたくなりました!
今日の午後に帯広に戻ってきたのですが、なんと25名を越える参加者の方からメールをもらいました!(10日現在で44名!) しかも、みんな長いんです。少しずつ返事をだそうと考えています。これって嬉しいことですよね。そう思いませんか? 「英会話のイーオンは、とってもイーオン」。

新生TOEIC

昨日、新生TOEICとしては初めての公開テストがありました。帯広会場でも、約130名の方々が挑戦。さて、どんな感想を持ったでしょうか?
何人かの生徒に聞きましたが、リスニングにアメリカ人以外のネイティブの声が入ったことにはそれほど戸惑いはなかったようでした。ただし、リーディングの長文が長くなったのにはやはり苦労したようです。当然と言えば、当然のことかもしれません。そして、ほとんどの人が「難しくなった!」という感想を持ったようです。これはあくまでも帯広、しかもジョイ周辺の意見ですから、全国的には分かりません。
2時間であれだけの量の問題をこなすというのですから、今の時代は英語もスピードとの戦いです。我々が勉強した頃に求められた正確性などというのは、どこかに消えてしまいました。
ちょうどこのブログを書いていると、TOEICで有名な千田潤一さんから電話が入りました。札幌市内での講演を終え、千歳空港から東京に向かうところとのことでした。昨日は札幌でTOEICを受験したそうです。さすがこの道のプロは違います。そう言えば、ジョイでTOEICの講座を担当している茅野先生も受けていました。千田さんの講演を5年間ぐらい聞いていません。ぜひ新生TOEICに関する話を聞きたいものです。
ところで、昨日のテストで驚いたことがあります。それはジョイの生徒や私が釧路の教育大学で教えた学生がいつになく多かったことです。嬉しいですね。みなさん、ご苦労様でした。そして、運営にあたったスタッフのみなさんもご苦労様でした。運営する方も疲れました。

國弘正雄先生

國弘正雄先生からハガキが届きました。私が送った『1分間英語で自分のことを話してみる』(中経出版)に対するお礼のハガキです。國弘先生にはこれまで10数回ジョイに来てもらいました。最後に来てもらったのが2000年ですから、新しい校舎に足を踏み入れていないことになります。
ご存知の方も多いと思いますが、國弘先生は同時通訳者として有名だっただけでなく、ニュースキャスター、政治家としても活躍してきました。そして、最近は「音読の神様」です。講談社インターナショナルから出版した『英会話・ぜったい・音読』のシリーズは、これまでメチャクチャなセールスを記録しています。日本に音読のブームを作ったと言っても過言ではありません。
最近出た『國弘正雄の英語の学びかた』(たちばな出版)は、私が大学生時代に読んだ原点です。それを現代風に書き直してあります。でも、基本は不変にちがいありません。そして、最新刊『操守ある保守政治家 三木武夫』(たちばな出版)では、日本のキッシンジャーと言われた國弘先生の側面を知ることができます。
私の本棚には、東京のELECで開催された國弘先生のトークショーのテープが今でもずらりと並んでいます。その内容の濃さに憧れたものです。「いつかこんなレベルで英語を話したい!」と考えながら、私も53歳になってしまいました。そうです。今からでも遅くはありません。もう一度、あの頃の原点に戻り、内容でも勝負できる男になりたいと思います。「おまえは内容がないよう!」なんて言われないように。

直山木綿子先生

田尻悟郎先生がブレークしたNHK教育テレビ 「わくわく授業」に 直山木綿子先生が出ることになりました! タイトルは、「サンキューは心の扉を開く鍵 直山木綿子先生の英語」です。放送は5月28日(日)18:00〜18:44。http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/index.html
この直山先生がジョイに5月21日(日)に来ます! ここで直山先生に関して、少し紹介しましょう。京都市立中学校2校で勤務後,平成10年度より京都市総合教育センター(旧 京都市立永松記念教育センター)研究課に研究員として勤務しています。実践を通してカリキュラム開発研究を行い、平成14年度に小学校の先生方と「小学校英語活動 指導計画と実践事例集(試案)」を作成しました。また、平成15年2月には、小学校教諭が英語活動を進める上で、理解しておくべき基本的な事柄についてQ&A形式で、「小学校英語活動Q&A −英語を用いて積極的にコミュニケーションを図ろうとする子どもを育てるための22のヒント−」としてまとめ、京都市内小学校全教諭に配布しています。平成15年度より教育センターカリキュラム開発支援センターに初等英語担当指導主事として勤務し、小学校教諭と京都市における英語活動の充実を図っている先生です。
こんなことを書くとなにか堅そうなイメージですが、とてもチャーミングで明るい先生です。どこのセミナーでも人気抜群。そんな直山先生のセミナーが受けられます。興味のある方は、ぜひ参加してください。
      「児童英検セミナーin帯広」<子ども及び保護者向け>
 今話題になっている小学校での英語活動の取り組みや、具体的な内容について正しくご理解いただけるよう、以下の要領で、直山木綿子先生(京都市総合教育センター指導主事)が、保護者向けのセミナーを開催します。その間、お子様には、(財)日本英語検定協会主催「児童英検」やTBSテレビのこども英語番組「CatChat」(キャットチャット)のビデオ教材を使った特別授業に楽しく参加いただけます。
 保護者向けの講演、児童のアクティビティー参加の終了後、「児童英検」のサンプルテストを親子そろって受けていただきます。
日時:2006年5月21日(日)10:30〜12:00
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー A館(帯広市西17条南5丁目11−14、0155-33-0198)
主催:(財)日本英語検定協会
後援:十勝毎日新聞社/OCTV
協力:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー/TBSテレビ
対象:英語を学習して1年以上の、児童英検を受けたことのない小学生
費用:無料
*先着50組。定員になり次第締め切ります。
10:30~11:30
保護者:講演会「公立小学校に英語がやってきた!さて、我が家ではどうする?」直山木綿子先生(京都市総合教育センター指導主事)、児童英検スタッフによる児童英検の説明会
児童:「児童英検&CatChatで遊ぼう!」ジョイ講師によるアクティビティー
11:30~12:00
保護者&児童:児童英検サンプル問題にトライ
      小学生英語指導者の方へ「児童英検セミナーin 帯広」
 英語活動に取り組む小学校が年々増えてきていますが、全国的な現状や課題目的、具体的な内容について正しくご理解いただけるよう、以下の要領でセミナーを開催します。地域の例として鹿追町の小学校の実践報告もあわせてご紹介します。ぜひ奮ってご参加ください。参加費は無料です。
日時:5月21日(日)13:30〜16:00
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー(帯広市西17条南5丁目11-14)
主催:(財)日本英語検定協会
後援:十勝毎日新聞社/OCTV
協力:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー/TBSテレビ
申込・問合せ:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー(帯広市西17条南5丁目11-14、電話0155-33-0198)
対象:小学校教諭および小学校での英語教育、児童英検に興味のある人
参加費:無料
申込方法:カウンターの申込用紙にお名前、クラス、連絡先を記入して提出してください。電話(0155-33-0198)、メール(joykids@joyworld.com)も可。
申込締切:5月15日(月)
プログラム01/13:30〜14:00「小学校英語教育に求められるもの」
       文部科学省初等中等教育局 教科調査官・菅 正隆
プログラム02/14:05〜14:50「小学校英語を通して子どもにつけたい力」
       京都市総合教育センター 指導主事・直山木綿子
プログラム03/14:55〜15:15「児童英検受験をふまえた実践報告」
       鹿追町上幌内小学校教諭・佐藤寛之
プログラム04/15:20〜16:00「児童英検」&TBSテレビキッズ英語プロジェクト「CatChat」のご案内
※詳細はカウンターのチラシをご覧ください。

発音&スピーチ・トレーニング講座

私には尊敬できる英語教師がいます。それもひとりだけではなく、英語のいろいろな分野でそれぞれいるのです。英語教授法という点からは、やはりそれは阿部一先生になるでしょう。元獨協大学教授で、現在は阿部一英語総合研究所を立ち上げ、とても刺激的な仕事をしています。これまで帯広に来てもらった回数は、20回ぐらいになるでしょうか。私が東京に行く楽しみのひとつは、阿部先生に会い、最新の英語情報を聞いてくることです。
その阿部先生が英会話上達のための画期的なトレーニング法を開発しました。もうすでに本州では何度も講座がもたれています。今回、その講座の帯広での開講が決定! これまでいくらがんばっても思うように英語がうまくならなかったという学習者には朗報です。
この講座は、頭の中に蓄積されている知識を、音声的トレーニングにより「運用可能な知識」に変換するトレーニング法です。学習者にはもちろん、指導者の方々には、このトレーニングの指導法自体が参考になります。そんなことから、指導者は基礎講座と応用講座の両方の受講も可能です。指導者という視点から、この講座からいろいろなものを学んでください。私自身も受講するのをとても楽しみにしています。
6月25日(日)午後からこの講座がスタートします。今から手帖にマークをお忘れなく。目から鱗が1枚いや2枚ぐらいは落ちるはずです。
        発音&スピーチ・トレーニング講座
日時:6月25日(日)
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミーA館(帯広市西17条南5丁目11−14)
プログラム: 
  1:15ー2:45 基礎講座(初級者向け)
<内容>英語という音重視の言語を一種の音楽と考え、からだを楽器にたとえての音あわせやチューニングをはかる。基本音の出し方、発声法、柔軟性の付け方など。思い切って原点に戻ってみましょう。でも、結局は急がば回れで、それが一番の上達の早道ということに気づきます。ポイントは「正確に」「スピーデイーに」そして「自信を持って」の3つを身体に定着させることです。そのコツと実践、ダンスでいうと基本の姿勢やステップを学びます。
  3:30−5:00 応用講座(中級者、上級者向け)
<内容>「正確に」「スピーデイーに」そして「自信を持って」を自然な英語の流れに合わせていく、乗せていく練習です。ダンスのステップからいよいよパートナーとの踊る練習へ。音から意味へ、そして英語の流れを自ら作れるようにしていきます。慣れてくると自ら流れの調整ができるようになるものです。いったい、どうすれば? その鍵は「共鳴性」というこれまであまり取り上げられなかった、しかしある意味で最も英語をモノにするのに必要な練習です。会話も音読もここで交差して、相乗効果が期待できるようになります。
講師:阿部一(あべ・はじめ)
 米国・テンプル大学大学院及びアイオワ州立大学大学院修了。獨協大学外国学部教授を経て、2005年4月より阿部一英語総合研究所所長。慶応大学SFC訪問上席研究員、(財)語学教育研究所評議員、元NHKラジオ「基礎英語3」講師(1994〜1996年)。著書に『ダイナミック英文法』『基本英単語の意味とイメージ』(研究社)、『8音リスニング』(IBC)など多数。
会費:1講座受講(高校生1,500円、ジョイ生徒2,000円、一般2,500円) 2講座受講(ジョイ生徒3,000円、一般4,000円)
定員:各50名
<本講座の必要性と特徴>
 英語教材が溢れかえっているにも関わらず、英語力にいまひとつ自信のない日本人が多いのはなぜでしょうか? その答えは、「やり方が間違っている」からです。
 平均的な日本人であれば、英文法や英単語に関してはそこそこの「知識」は持っているはずです。ところが、問題はその知識が「運用できる状態になっていない」ことにあります。現実のコミュニケーションに対応するためには(聞くにも読むにも)、実は「スピード感」が非常に重要になってきます。TOEICやTOEFLの試験などでそのことは実感できるはずです。
<なぜ音声がカギなのでしょうか?>
 そのスピード感をつけるのに大きな役割を果たすのが、「音声」です。音声面から徹底的に鍛え上げることにより、持っている知識を「運用可能な知識」に転換させることが可能になります。逆に言えば、それをしない限りいつまでたっても中級者止まりになってしまいます。多くの日本人はこの音声面の訓練が決定的に欠けているため、いつまでたっても現状を打破できないです。
 英語を勉強するとき、昔のように問題集にかじりついていないでしょうか? 本講座では、まず「徹底した正しい音声訓練と発音矯正」から始めます。個々の母音、子音を矯正し、徐々に単語、文、さらにはリズム、イントネーションのレベルまで訓練していきます。しかし、これらの一連の訓練は「ネイティブのような発音になるため」ではありません。ねらい目は、音声面で訓練することにより、「瞬時に対応できる情報処理のスピード」をより一層高めることにあります。
 結局、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングは「情報の処理」という観点から言えば、モードが切り替わるだけであって「本質は同じ」なのです。音声的トレーニングで情報処理スピードを高めることによって、四技能全てにおける能力向上が期待できます。

アルツハイマー

自分がイヤになる日が1年に何日かあるのですが、今日はそんな一日になってしまいました。こんな状態で私は大丈夫なのでしょうか?
まずはタイヤ交換のために、車ディラーへ。カーラジオではFM-JAGAのDJが若年アルツハイマーを扱った最近の映画を紹介していました。ふと気がつくと、タイヤ交換のためのタイヤをトランクに入れるのを忘れているじゃありませんか。途中から引き返し、再び向かうはめになりました。実は、4月の車検の際についでにタイヤ交換を頼んでいたのですが、そのときもタイヤを持って行くのを忘れていたのでした。
もうひとつの事件は夕方起きました。買い物から帰ると、妻が「そろそろ会合に行く時間じゃない?」。時計を見ると4時半。会合が始まる時間です。至急タクシーを呼び、服を着替えジョイへ。そして、手帖を見ると、会合は明日でした。慌ててタクシー会社に電話を入れキャンセルしたのですが、窓からタクシーが見えました! 運転手さん、申し訳ありませんでした。
私の母がアルツハイマーだと宣告されたのは、2年前になります。幻想が見えたり、私や妹を認識できなくなったり、朝と夜を間違えたり、頭を抱えたくなるようなことが次々と起きました。医師からは、「アルツハイマーは治らない。ただ進行を遅くすることができるだけ」と言われ、途方にくれたものです。
ところが奇跡に近いことが起きたのです。母は見事に回復に向かっています。もちろん一番の要因は、病院で素晴らしい先生と巡り会えたことです。そして、漢字のドリルや文章を音読させるようにしたのも効果がありました。最近は定期的に孫や親戚の人たちに手紙を自筆で書いています。言葉を使うことで脳が活性化したのでしょう。「言葉はパワー」ということを実感する今日この頃です。
ところでさきほど友人に電話で「もしかしたら俺も若年性アルツハイマーかもしれない」と話したら、「もうおまえの場合は、若年性ではないだろう!」と言われました。と言うことは?

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