年賀状
お正月と言えば、やはり年賀状です。そして、我家にも1日そして2日と年賀状の配達がありました。数年前に一度は年賀状をもらうわくわく感が薄らいだ時期もあったのですが、最近になって再び受け取る楽しみが増えて来たようです。それはひとつにはパソコンの普及と関係しているのだと思います。
以前とは違い、私のところに届く年賀状の半数以上は会社関係からです。つまり、ほとんどが無味乾燥の年頭の挨拶だけで、決して読み返すようなものではありません。中には会社名だけで、誰が出して来たのか、なぜ私がこれを受け取っているのか、分からないものまであります。
ところが、妻に届く年賀状は実にカラフルです。家族の写真が入っていたり、ペットが写っていたり、中には毎年のように海外旅行のスナップを使っている人までいます。明らかに印刷屋に出しているものもありますが、中にはプロ顔負けのレイアウトで自分でパソコンを駆使して作っているものもあるようです。
昨年末に読んだニュースによると、今や3人に2人がパソコンで年賀状を作成しているそうです。確かに、私宛に来る年賀状もパソコンで作ったものが増えました。同時に手書きのものは激減しています。中には、1月1日に電子メールで動画の年賀状を送ってくる人たちも出て来ました。これはここ数年の傾向で、これまでは私のパソコンの機能では開けることができなかった場合が多かったようです。でも、今年は難なく開けて全て読むことができました。パソコンの機種を昨年変えたおかげでしょうか。
日本のお正月らしい光景が年々減ってきています。こんな時代だからこそ、年賀状ぐらいはこれからも残して欲しい習慣です。1月1日にパソコンを開くと、動画の年賀状が何百通も届いていたなんていうお正月はいやですよね。これじゃ、新年早々疲れてしまいます。みなさんもそうじゃないですか?