JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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コミュニティ・カレッジ

ジョイは朝からいつも以上に賑わっています。というのも、今日から、A館の202教室で帯広コンピュータ・福祉専門学校が運営する「観光・ホテルサービススタッフ育成講座」が始まりました。これから1ヶ月間、午前10時から午後3時10分まで、毎日4コマの講座がアレンジされ若者8人が受講します。
今日は、オリエンテーションに続き「ホテル事業概要」ということで、十勝管内の有名ホテルの支配人が担当しました。ジョイの講師も「ホテル英語」を受け持ちます。こんな講座が無料で受けられるのですから、今回応募した8人は本当にラッキーです。そう思いませんか?
夜には、お待たせしました、私の「ジャズ入門」の講座がついに開講。当初の予想に反して13人もの生徒が参加してくれ、講師を務めた私もいい時間を過ごさせてもらいました。今回のテーマは「枯葉」。13のグループによる演奏を聴き比べ、参加者で気に入ったものを選ぶという趣向でした。驚いたことに、私のCDコレクションの中の17枚に「枯葉」が入っていました!
それでは、ジョイの生徒が選んだ「枯葉」ベスト3を発表します。1位はナット・キング・コール(ボーカル)、2位はポール・デスモンド(アルトサックス)、そして3位には私の好きなヨス・バン・ビースト(ピアノ)が選ばれました。なんと大本命のマイルス・デイビスそしてビル・エバンスは落選。音楽の趣味も十人十色ですね。
今日は月曜日ということで、ジョイのクラスも朝10時45分から夜の9時45分まで続きました。つまりジョイの校舎が一日中有効利用されたことになります。実はこれが私の理想の形でした。英語学校というよりは、アメリカやカナダにある大学教育と生涯教育がドッキングしたコミュニティ・カレッジのような場所を作りたかったのです。
今回は1ヶ月という期間限定ですが、ジョイ・コミュニティ・カレッジに変身します。と言うことは、私は学長?

札幌での週末

さきほど札幌から戻ったばかりです。金曜日に小樽商大ビジネススクールで授業があり、そのまま土曜日も札幌に泊ってセミナーなどに出てきました。
土曜日の午前中は、紀伊国屋で英会話関係の本を中心にゆっくりチェック。午後からは、カナダの大学の留学相談会に行き、最新情報をゲット。その後、マックス(教材会社)で児童向けのリーディングのセミナーに参加しました。iPodでお気に入りのジャズを聴きながら、地下鉄の駅から会場へはのんびり歩いて行ったのですが、この時期の札幌は最高です。色ずく樹木が町をロマンチックにしていました。
夜はイタリアンレストランで開かれた曽山良一さん(ご存知「遠音」のギター)が率いるバンド「ソフト・オープン」のライブに招待されました。これはぜひみなさんにも聴いてもらいたいバンドです。ギター2本、そしてパーカッションという3人編成のグループなのですが、とてもクリアで極上のサウンドにはビックリ。そして、私のためにジョイのテーマ曲「JOY」(曽山さんの作曲で、FM-JAGAで遠山顕さんがやっているCMのバックに流れている曲です)も演奏してくれたのですよ! 曽山さんの憎い演出に、感謝・感激・雨・あられでした。
今日は朝からHokkaido ETJ Expo(会場:藤女子大学)に行き、各出版社のブースで新刊の教科書を中心に見てきました。その後、午後2時から小樽商大同窓会が主催するビジネスセミナー(講師:狩野知代、www.glaubell.net)に参加。コーヒー焙煎のエキスパートにいろいろとおもしろい話を聞いてきました。影響されやすい私は、明日の朝は紅茶じゃなくコーヒーで決まりです。
5時35分発の列車で帰ってきたのですが、この列車がなんと熊と接触! 鹿はよくあることですが、熊というのは私は初めてでした。「これは熊ったベアー」なんてダジャレを言っている場合ではありません。おかげで列車は25分遅れてしまいました。しかも、帯広のA高校の修学旅行生が私の車両に入ってくるではありませんか。隣に座った先生によると「旅行社のミスで、1つの車両に乗り切れず、みんな分散している」とのこと。なんとこの旅行社は予約の日にちを間違ったというのですから、最悪です。この高校生たちのうるさいことには、参りました! あー、疲れた。

冬支度

昨日そして今日と気持ちのいい日が続きました。枯葉が舞い散る公園で子どもと遊んでいると、なぜか心豊かになれる気がします。でも、こんないい季節ももうすぐ終わりです。そして、またあの厳しい冬がやってきます。
今朝は、妻の車が車検ということで、ホンダのディーラーまでつき合いました。ついでにタイヤもスタットレスに変え、冬支度です。私の車のタイヤも雪が降る前に取り替えなければならないのですが、新しいスタットレスを買うかどうかで迷っています。北国に住む者にとって、これが結構な出費になるのです。
今年は私の「ガーデニング元年」でした。素人ながら十分楽しませてもらいましたが、その庭も冬支度です。枯れ始めた花を処分すると、すっかり庭から色が消え、寂しくなりました。一時は「帯広で一番美しい芝(?)」と言われた我が家の芝ですが、めっきり元気がなくなり、黄色みがかってきています。造園会社の話では、「これからの季節は芝が短くてもダメ、長過ぎてもダメ」なのだそうです。刈るかどうか迷ったのですが、刈ることにしました。今年最後の芝刈りになります。
明日は朝早くから札幌に向かわなければなりません。何を着て行くかでまだ迷っています。選べるだけの服は持っていないのですが、さすが普段着のジーンズでビジネススクールに行くのは度胸が入ります(と言いながらも、前回はブルージーンズでしたが)。冬用の厚手のジャケットをタンスの奥から出してきました。そうです、そろそろ家の中の冬支度もしなければなりません。
ジョイの冬支度はクリスマスです。ジョイのA館もB館も例年同様にクリスマスのデコレーションで飾られます。私が主に使っているC館はどうしょうか、迷うところです。そうでした。その前に楽しまなければならない大事なイベントがありました。来週の月曜日の夜8時30分から私の「ジャズ講座:枯葉」があるのでした! 参加者はまだ10名に達していないとのことです。興味がある方はぜひ来てください。会費は無料、コーヒーとスナック付きです。

ビンバンブン

今朝は英語教材会社の知り合いからのメールにビックリ。なんと子ども英会話講師派遣2社が破産し、受講料8億円返還困難になったというです。名前は、「ビンバンブンクラブこども英会話」。私は聞いたことがありませんでしたが、子ども向けに英語講師を自宅に派遣している会社で、全国展開をしているそうです。
朝日新聞によると、8月時点の会員は約2万1000世帯で、負債総額は計約48億円になるとのこと。しかも、両社の資産はほとんどなく、前払い分の受講料計約8億円の返還も難しい状況というのですから、会員は犠牲者です。犠牲者は会員だけではなりません。約2、700人の講師に対する未払いの賃金が約1億1、000万円もあるというのですから、驚いてしまいます。
受講料は一括払いの場合で、3年分月4回のレッスンで約35万〜38万円。ウーン、帯広の感覚だと、結構な金額です。しかも、3年分も払う人がいるというのが私には不思議です。子どもならいつなんどき辞めたいと言い出しても仕方ありません。「3年分まとめれば、割安になる」というようなセールスだったのでしょうか。
こんな場合に、かわいそうなのが子どもです。せっかく英語をやろうと思っていたところにこれじゃ、本当にショックにちがいありません。このことが悪い思い出になり、英語嫌いになってはそれこそ大変です。誰かがケアしてあげなければいけないでしょう。同じ英語教育に携わる者として、気分の悪い一日のスタートとなりました。ところで、校名の「ビンバンブン」はどんな意味なのでしょうか? 私には「チンプンカンプン」です。

20名の外国人

疲れました。本当に疲れました。こんな状態でブログを書くのも辛いものです。夜10時に授業が終わり、ギブアップして家に帰ろうとすると、西條先生から「みなさん楽しみにしていますよ。書いた方がいいですよ」との声。
午前中のJICAでの90分のセミナー「日本人と日本社会」が今日の疲れの素でした。とにかく90分も英語で話すというのは、本当にきつい! 特に、今日のグループは、「国別研修:ザンビア農業普及」のザンビアからの10名と「食の安全確保のための人畜共通感染症対策」の10名(ブリキナ・ファソ、インド、ケニヤ、パラグアイ、ベトナムから)の計20名。こんなにたくさんの外国人を対象にセミナーをやったのは3度目、10年ほど前に旭川で全道から集まったJETの研修以来でした。あの時もガクッと疲れました。
20名もいると、途中、トイレに立つもの、お茶を入れ始めるもの、やはり通常の10名前後のグループとはえらい違いでした。しかも、セミナールームが大きいことから、いつもよりも大きな声を出さなければなりません。「日本人は時間に正確です。私も日本人だということを証明するために、スケジュール通り12時10分きっかりに終了します」とジュークを言いながらセミナーを終えようとすると、それから質問が次々に出てしまいました。
大勢の外国人を相手にセミナーを生まれて初めてやったのは、カナダBC州フォート・セント・ジョンという小さな町のコミュニティ・カレッジでした。会場には30名ぐらいのカナダ人が。あのときは本当に緊張しました。テーマは「日本で働く」でした。なんとその内容が次の日の現地の新聞に出たのにはビックリ。でも、実際のものよりもうまくまとめてありました。
人生はチャレンジの連続です。20名の外国人に英語でセミナーをやれたというのが、今日の収穫でした。このような機会を与えてくれたJICAに感謝しなければなりません。そう、いつものことですが、参加者の評価が1週間後には送られてきます。それが今回はちょっと気になります。

紹介

今日はいろいろな方から、「桂かい枝さんの英語落語がよかった!」というコメントを頂きました。本当に評判がよくて、私自身とても嬉しい気持ちでいっぱいです。なにせ、イベントの成功の鍵は最初のプログラムが握っています。今回は「かい枝さんだけに、開始(かいし)からよかった!」というところでしょうか。
桂かい枝さんとは、会うのは今回が初めてでした。英語EXPOのような重要なイベントの特別ゲストに、これまで直接話を聞いたことがない、会ったこともない方にお願いするのは、最近では珍しいことです。それが実現したのは大杉正明先生の強い推薦があったからです。ご存知のように、かい枝さんは大杉先生のNHKテレビ「いまから出直し英語塾」にレギュラー出演しています。そんなことから、出演交渉をしてくれたのも大杉先生でした。
人に人を推薦したり、紹介するという行為は、実はけっして易しいことではありません。今回の場合も、全てがうまく行ったからよかったのですが、その時の体調で実力を発揮できない場合もあります。うまく行って当たり前、うまく行かなかったら責任を感じるというリスクが、人を紹介するときには常に伴います。
私もこれまで、たくさんの人を知り合いや友人に紹介してきました。だからなおさら、痛切にその難しさが理解できるのです。思うように事が運ばす、「なんで私が苦労しなければならないの?」なんていう場面を何度も経験したことがあります。「こんなことはもうやめよう!」と思ったのも一度や二度ではありません。だから、なおさら大杉先生には感謝しているのです。
昨日、イベントの終了後に大杉先生にお礼のメールを入れました。すると、今朝にはメールが返ってきていました。「よかったですね。私が言ったとおりでしょう。もちろん、芸の素晴らしさは言うまでもありませんが、彼の人柄が本当に素晴らしいんです。きっと意気投合すると確信していました」。涙が出るほど嬉しいメールでした。

英語EXPO2005ハイライト

終わりました! 心地よい疲れが残っています。今年のハイライトは、やはり桂かい枝さんの英語落語でした。これには正直驚きました。かい枝さんは笑いのプロです。そのプロが英語教育界に新風を吹き込んで来そうな勢いを感じました。ときにかく最初から最後まで、笑いの渦。そして、私も「落語は日本の伝統芸術」ということがはっきり理解できました。参加者の中には、「もっと聞きたかった!」「来年も呼んで欲しい」という声が圧倒的でした。
3年ぶりの登場となった松崎博学長は、「かい枝さんの後にやるのはやりにくい」と言いながらも、あの独特の話術で笑いをとっていました。しかも、著書も完売に近い状態に。昨年は仕事の都合でキャンセルになった賀川洋(洋販社長)さんは、さすが洋書業界を知り尽くした人です。洋書に関する一般知識から背景に流れる世界観まで、とにかく大学の異文化コミュニケーションの授業にしたいようなセミナーでした。
私はと言えば、参加者に助けられました。小樽商大ビジネススクールでやっているアドリブ英会話を中心にしたワークショップでしたが、参加者が自発的に前に出てやってくれました。最も、「やってくれた人には賞品を出します!」と宣言してからのことでしたが。そして、なによりも、アドリブ英会話を楽しんでくれたのが嬉しかったです。この方式が日本の英語界に普及するのではないかという予感がしてきました!
今年もスタッフが例年通りみんな積極的に動いてくれました。イベントのたびにいいスタッフに恵まれていることを実感します。外部スタッフにもずいぶん助けられました。田代さん、ありがとう。感謝、感謝で今年の英語EXPOも無事終わりました。おおっと、まだ正式には終わっていません。松崎学長が北海道ホテルに滞在中でした。今頃はきっと温泉につかっていることでしょう。明日、学長を空港まで送り、全てが終了します。みなさん、本当にありがとうございました。

プロ意識

英語EXPOの特別講師、桂かい枝さんが3時20分着の便で帯広入りしました。ところが、松崎博先生の顔がありません。東京の中央線での事故のため、フライトに遅れてしまい、最終便になってしまったのです。本当に何が起こるか分かりません。これが当日帯広入りだとしたら、真っ青になってしまいます。
かい枝さんには、ホテルに入る前に会場となるジョイの203教室をチェックしてもらいました。そこにはいつも違う光景が広がっています。北海道ホテルから借りてきた金屏風、その前には机を合わせて高座が。上には赤い布が敷かれ、実家から借りてきた厚めの座布団が置かれています。午前中に用意した私の目にはかなりの完成度に見えました。
でも、かい枝さんからは「落語は顔から座布団まで見えなければ面白くないもの。なんとかもう少し高くなりませんかねぇ?」との指摘が。確かに、明日は満員の予定で、イスに座ると前の参加者の頭が邪魔をして顔しか見えそうにありません。「私も手伝いますから、なんとか高くしましょう」というかい枝さんの言葉に、机の下に台を入れることになりました。
高座にあがる階段用にと用意した子供用の跳び箱を使うことになったのですが、ひとつ足りないことが判明。土曜日ということで幼稚園は閉まっていましたが、無理を承知で園長に電話を入れ、貸してもらうことになりました。「北海道の人は優しい人が多いですねぇ」とかい枝さん。みなさんの協力で1時間で高座も完成しました。明日は講師のかい枝さんだけでなく高座の方もぜひ注目してください。
イベントの度に、ひとりの力だけではできないということを実感します。そして、今日は自ら手伝って高座を完成させたかい枝さんのプロ意識に感動しました。松崎さんも無事到着して、いよいよ明日は英語EXPOです。

全国放送

「カリスマ教師が行く」を見ました! 約1時間の番組でしたが、田尻先生の永久保存版になるような構成で、NHKとはひと味違う出来でした。嬉しいことに、ジョイでのセミナーが3分以上にわたり紹介され、私のインタビューも入っていました。しかも、「ジョイ・イングリッシュ・アカデミー」のロゴがバッチリ! こうしてジョイが全国に紹介されたのは初めてのことです。田尻先生に感謝!!
それにしても田尻先生はすごい人だったのですね。なんと広島大学の助教授が「田尻先生の授業は芸術。生徒指導と教科指導を同時にやっている!」と評価。田尻先生自体を研究の対象にしていて、「田尻学」というものができているというのですから驚きです。これから田尻先生の人気はますます上昇することでしょう。
ところで、テレビ出演と言えば、思い出す出来事があります。私がまだ独身だったころ、NHK帯広放送局が制作した「十勝の旗手たち」というシリーズで取り上げられたことがあります。今回の田尻先生の番組とはほど遠いものでしたが、確か15分ぐらいの放送だったと思います。その後、「うちの娘をもらってくれないか?」というリクエストが数件来ました! 私の人生でもそんな華やかなことがあったのです。
そうです、全道放送にも出たことがあります。クイズ形式の番組で、「この方の名前は浦島さんです。さて、何を収集しているのでしょうか?」という問題でした。答えは、「ミニチュアの亀のコレクション」。この放送のおかげで、その後、さらにたくさん亀が集まり、困ってしまいました。収集だけに「収拾」がつかなくなってしまったのです。今は亀たちは段ボールの中で冬眠しています。

ハロウィーン

すっかり日本、そしてわが町帯広でもハロウィーンという言葉が根付いたようです。デパート、花屋、雑貨屋などでハロウィーングッズがここ数年たくさん並ぶようになりました。今さら説明する必要はないと思いますが、ハロウィーンは古代ケルトが起源で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す祭りです。アメリカでは、カボチャをくり抜き目鼻口をつけた提灯にして飾り、夜には怪物などに仮装した子供たちが「Trick or treat (いたずらかお菓子か)」と言いながら近所を回り菓子をもらいます。
ジョイの児童コースでも、ハロウィーンは楽しいイベントです。そして、この期間にクラスに仮装して来る生徒が増えてきました。そして、その衣装が年々派手になってきています。今日はお姫様から魔女、ネズミやライオン、きっと近所では首を傾げている人も多いことでしょう。そう言えば、4月からジョイに通い始めた長男の一樹も、「これで僕は金曜日のクラスに行くんだ!」と、得意顔で夕食時にパンプキンの衣装を着ていました。
明日、ジョイに来たら一樹は驚くと思います。なにせ授業中に担任の先生が子どもたちをC館(昨年の9月まで我が家でした)に連れて行くのですが、そこはお化け屋敷になっていて、エリン先生のスペシャル・ハロウィーン・プログラムが始まるのです。昨日のクラスでは、「恐ろしい! 入りたくない!」と泣いていた生徒がいたそうです。はたして一樹は大丈夫でしょうか? 「僕の家がお化け屋敷になってしまった!」と大声で叫び出すかもしれません。
それにしても、一軒家をそのままハロウィーンのために使える英語学校など、他にあるでしょうか? 全国でもジョイだけだと思います。
「Trick or treat 」で思い出したのですが、私たちも子どもの時代に同じようなことをやっていました! 「ローソク出せ、ローソク出せ、出さないと・・・」と叫びながら、近所を回わったものです。当時から考えると、日本も裕福になりました。仮装した子どもたちを見ると、欧米人に見えるような子どももいます。こんな平和な日々が少しでも長く続いて欲しいものです。

伊勢正三

昨年から始まった「ふゆ音楽祭inとかち」(私は副実行委員長をやっています!)のコンサートのラインアップが発表になりました。そして、その中のメイン企画「君と歩いた青春:伊勢正三・太田裕美・大野真澄コンサート」のチケットが昨日から発売されています。初日で100枚以上が出たといいますから、好調なスタートです。
ところで、みなさんの中にこの3人の名前を聞いて、3人とも知っているという方がどれぐらいいるでしょうか? 最後の大野真澄さんは「学生街の喫茶店」で有名な元「ガロ」のメンバーです。私はフォークミュージック世代ですから、もちろん3人とも知っています。特に伊勢正三さんは大好きです。
伊勢正三さんは、70代フォークの代表「かぐや姫」のメンバーで、「22才の別れ」「なごり雪」といった洗練されたメロディラインと感情溢れる詩で人気がありました。「かぐや姫」解散後も、「風」というグループで活躍していたので、ファンも多いことと思います。
個人的には、実は90年代に入ってから伊勢正三さんがリリースしたアルバム「海がここに来るまで」「メガポリスの錯覚」がお気に入りです。何度も何度も聴きました。確かライナーノートには、子どもが生まれて「お父さん、むかし歌手だったの?」と言われたのが切っ掛けでアルバムを久しぶりに出した、と書かれていたと記憶しています。
私は500枚以上CDを持っているのですが、邦楽は数えるほどしかありません。その中の2枚が伊勢正三さんです。来年の2月1日(水)のコンサートがとても楽しみです。おっと、ヤバイ! この日は夜授業があります。困ってしまいました。ピンチ!

準備は万端?

いよいよ英語EXPOが今度の日曜日に開かれます。申し込んで下さったみなさん、ありがとうございました。定員の120名は軽くクリアできそうです。今年も札幌や釧路など、帯広・十勝以外からもたくさんの参加者があります。そして、なんと驚くことに、東京からも2人参加者が! このイベントもずいぶん有名になったものです。そうそう、AERA English12月号のイベント情報欄にも取り上げられました。
期日が近づくとやらなければならない仕事が結構あります。ここ数年は、申し込み先着50名に協賛会社からの賞品をプレゼントしていますが、今年はかなりの点数が集まりました。ジャパンタイムズ、AERA English、洋販、TOEIC運営委員会、マクミラン・ランゲージハウス、テンプル大学ジャパン、ベネッセコーポレーション、コスモピア、松香フォニックス研究所。地方都市での英語イベントですが、英語界を代表するこうした会社から協力をもらえるということは、とても嬉しいことです。
当日の天気が少しだけ心配です。予報によると、30日は今のところ曇り後晴れ。あとは特別講師やゲスト講師のみなさんが無事帯広入りしてくれることを祈るばかりです。桂かい枝さんは、大阪・帯広便が冬期間は運行されていないことから、東京経由で前日に帯広入りします。ウィークデイは早朝からレギュラーでテレビ番組に出演しているかい枝さん。とにかく忙しく、30日は講演が終わり次第、東京経由で大阪に戻る予定です。
さらにすごいのは、今や注目の国際派ビジネスマン、洋販の社長の賀川洋さん。当日、12時30分着のフライトで帯広に着き、セミナー後に日帰りするという強行スケジュールになってしまいました。
のんびりできるのは、松崎博先生だけです。松崎先生は北海道ホテルの温泉が大好きで、2日間ゆっくり泊まって行きます。もしかしたら、松崎先生は暇人? いやいや、この方こそ超多忙人間です。帯広での滞在のために事前にどれだけ仕事をしなければならないか。それが証拠に、まだ当日使う資料がジョイに到着していません。松崎先生、早く送ってくださーい!

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