JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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上には上がいる

今日は朝から英検合格セミナーということで、午前3級、午後から準2級の講座を担当しました。準2級の講座には、中学2年生がいて、周囲の受講者から「たいしたものだね!」なんて声が上がっていました。ジョイでは、昨年でしょうか、確か小学6年生で準2級の合格者が出たことがあります。
講座修了後、ネットニュースを見てビックリ仰天。玉城泰斗(やすと)ちゃん(5つ)=豊見城市=が準2級に合格したというのです。準2級と言えば、高校2年程度の英語力を要求されます。そして、5歳と言えば、私の長男の一樹と同じ年です。そんな幼い子が英検準2級に合格するなんて信じられません。
泰斗ちゃんは3歳で宮古島の英会話スクールに通い始め、英語に親しんできたそうです。4歳で5級、4級、3級を続けて受検し、それぞれ1回で合格。これまたすごすぎます。そして、豊見城市に引っ越した昨年4月からは市内の英会話スクール「IAC」(ウッド・クリストファー代表)に週3回通い、ゲームや音楽を織り交ぜながらレッスンを受けているそうです。
検定協会によると、県内では2005年度第1回検定(6―7月)で別の5歳児が合格しているというのですから、沖縄はレベルが高いのでしょう。泰斗ちゃんは「練習問題をやっていたので自信はあった。1級まで全部とりたい」「大きくなったら宇宙飛行士になりたい」と話しているとのこと。そんな泰斗ちゃんにぜひ一度会って英語上達の秘訣を教えてもらいたいと思います。

営業マン

午前中、英会話の派遣クラスに興味があるという市内の会社に行って来ました。服装は少し迷ったのですが、ノーネクタイにブレザー、さすがジーンズはやめスラックスに(これでも気を使ったつもり)。ただ、ひとつ失敗したのは、5本指の靴下のまま行ったことです。なんと通された部屋が土足禁止。スリッパはあったのですが、担当者が靴下のまま入ったので、私もそうするしかありませんでした。情けない姿をさらけ出してしまいました。
この手の仕事はまさに営業です。担当者とあれこれ話していて、松下電器の悲しき営業マン時代を思い出してしまいました。飛び込みセールスはとにかく大変でした。担当者にたとえ会えても、話題が続きませんでした。そんなこともあり、短期間でしたがタバコを吸った時期もあります。間を持たせるためです。営業は本当に難しく、私には合わない職種だと信じていました。
あれから28年。時の流れは全てを変えてしまいます。正直、営業に対して今回はまったく違和感がありませんでした。それどころか、もしかして自分は営業マン向きでないかとさえ思えたのです。セールストークに入るまでの世間話もスムーズで、我ながら「うまい!」なんて合格点を上げてしまいました。
もちろん最近のコミュニケーション理論によると、相手にアクションを起こさせて初めて「成功」と言えるわけです。と言うことは、私の場合は、その会社から講師派遣の仕事をもらうということになります。私が営業マンとしてやって行けるかどうかは、あと1週間もすれば判明するでしょう。

30億円!

ニュースを読んでいると、「松下」の文字がよく私の目に飛び込んできます。理由は、ジョイを始める前に私が松下電器に勤めていたということだけでなく、長年にわたり両親が松下電器の販売店を経営していたからなのでしょう。その松下が大変なことになっています。
松下電器製の石油温風機が一酸化炭素中毒事故を起こしたことは、ご存知のことと思います。毎日のように「松下電器からのお知らせです。・・・」という女性が暗い声で呼びかけるテレビCMが目立ちます。そして、同様の趣旨のチラシが何度も新聞に折り込まれています。回収、修理対象の温風機約15万2000台のうち、約4割に当たる約6万2000台の所在が今も分からないそうです。
松下電器の発表によると、石油温風機の回収を進めるため、全国のすべての世帯と宿泊施設の計約6000万カ所に危険性を知らせるはがきを送るのだそうです。私はこのニュースを読んですぐに計算してしまいました。ハガキ1枚50円で計算すると、なんと30億円!(この計算間違ってないですよね?) もちろん、これだけの規模でやるのですから、割引はあるとは思いますが。とにかくすごい金額です。
それにしても、松下電器はこの回収のためにどれぐらいの費用を使うことになるのか想像できません。それだけ人の命は尊いということでしょうか。あるいは企業の社会的責任を真摯に果たそうとしているのかもしれません。構造上のミスがこれだけの損害を一企業に与えてしまうのですから、どんな仕事も儲けとリスクは表裏一体です。
実は約15万2000台のうちの1台が私の伯父の仕事場にあったということを最近知りました。やはり5万円で引き取ってくれたそうです。もしかしたら、みなさんも使っているかもしれません。もう一度、あのCMに出てくる機種を真剣にチエックしてはどうでしょうか。取り返しのつかない事態にならないうちに!

魔の水曜日

私にとって水曜日は1週間で最も忙しい日です。一番の理由は、8時30分からの「ニュース英語5」クラスの準備に時間がかかるということです。そんなことで、他のことが重なると大変なことになってしまいます。今日は、重なりに重なり、そしてさらに重なってしまい最悪でした。
まずは昨日から降り続けた雪にブーイング。朝起きると、すでに20センチの積雪があり、家とガレージの前の雪かきに30分もかかってしまいました。冬は余計な仕事が増えます。妻が子どもを連れ今日から札幌へ里帰りするので何かと慌ただしく、おふくろを歯科医院まで送り迎えしなければならなかったりして、午前中のスケジュールはハチャメチャ状態でした。
正午頃ジョイに戻ると、デイビットが雪かきをしていました。基本的には、隣の幼稚園がブルドーザーを使い除雪してくれるのですが、どうしても細かいところは残ってしまいます。それをいつも率先してやってくれるのがデイビットです。今日はさすがに私も少し手伝わずにはいられませんでした。そして、ますますクラスを準備する時間がなくなり、そのまま午後2時のミーティングまでかかってしまいました。
つまり昼食を食べる時間がなかったということです。それを見かねてカップラーメンを作ってくれた先生がいたのですが、2時30分には元生徒が相談があるということで来てしまい、結局、それも食べることができませんでした。そうこうしているうちに、3時から90分と60分の2つのプレイベートレッスンが連続でスタート。空腹を満たすことができたのは、6時でした。
そして今8時30分からの「ニュース英語」が終わり、このブログを書いています。魔の水曜日の終わりです。さあ、自宅に帰り、久しぶりにゆっくりジャズでも聴きますか。

ビザ

私は苦手がことが多いのですが、そのひとつがペイパーワークです。とにかく書類をそろえたり、堅い文章を書くのが大嫌いです。今年もこの嫌な仕事の季節がやってきました。新しい外国人講師を招聘するためのビザの申請手続きです。
今日は朝からその仕事で大忙しでした。まず、9時過ぎに札幌の入国管理局に電話で必要な書類を確認。これは毎回しなければなりません。ときとして私に無断で(当然ですが)、変更してしまうからです。電話が終わると、商業・法人登記簿謄本を取るために、市内にある法務局に直行。毎回、この書類が必要なのです。その度に、1、000円かかります。
商業・法人登記簿謄本の他に必要なものは、在留資格認定証明書交付申請書、申請人の写真2枚、損益計算書、案内書、申請人の経歴書、卒業証明書、雇用契約書の写し、そして、その他の書類として、外国人講師リスト、招聘理由書が要求されます。私のように手際が悪い人間には、まさに一日仕事です。しかも、それ以上に厄介なのは、これらの書類を郵送ではなく、札幌まで持参しなければならないということです。
いつも思うのですが、大都市は集金システムを持っているのです。帯広からこのために列車料金をかけ、札幌に行かねばなりません。駅からタクシー代もかかります。もちろん人件費だってばかになりません。時間だって往復6時間もかかります。そして、正式に認定書が下りるまでになんと1ヶ月もかかるです。もう少し効率的なシステムはないものなのでしょうか?

和室

アメリカから今頃クリスマスカードが届きました。送り主はマット。ジョイで働いていたのは15年も前のことでしょうか。長身で、髪の毛が薄くて、お酒を飲むと急に陽気になる、エルビス・コステロが大好きだった男です。
マットはあの名門ハーバード大学の出身という秀才でした。では、なぜそんな彼がジョイにたどり着いたのか、疑問が残るはずです。実は、彼の奥さんが建築家で、彼女の方が音更の象設計集団に先に就職が決まっていたのでした。当時、私は象のことは知りませんでしたが、全国的、いや国際的に知られる建築設計の事務所だったのです。マットはそんなことから彼女について来日し、ジョイで英語を教えることになったのです。
とてもいい先生で人気があったのですが、彼の興味は英語ではなくコンピュータでした。そんなことから、残念なことに1年でジョイを辞め、札幌の有名なコンピュータソフト会社に就職して行きました。
今回届いたクリスマスカードには、自宅を増築して和室(縁側やお風呂も付いているそうです)を作ったということが書かれていました。写真には、畳だけでなく障子も写っています。そして、その障子の前にはクリスマスツリーが。なんか違和感がありそうで、しっくり感もある不思議な空間です。でも、何かの縁で日本で過ごした2人がアメリカの自宅に和室を作るというのは、とても嬉しいことです。
それにしても「なぜタタミなの?」とマットに聞きたくなります。「俺はマット。タタミマットが好きなのさ」なんて笑えないダジャレが聞こえてきそうです。クリスマスカードには、「将来2人の子どもを帯広に連れて来たい」と書かれていました。そんな日が近いことを願っています。

エルビス

林正巳さん(十勝毎日新聞社元社長)のお通夜の帰り道、カーラジオから流れてきたのがオールディーズの番組でした。そして、特集はエルビス・プレスリー。ここまで書くとファンの方はピーンとくるのでしょう。そうです、私は知りませんでしたが、今日1月8日はエルビスの誕生日だったのです。それで、謎がひとつ解けました。昨日の夜、何気なくテレビのチャンネルを回すと、衛星放送でエルビスの番組をやっていたわけです。
エルビスは1935年の生まれですから、今生きていたら71歳。70歳を越えたエルビスは、いくら想像たくましい私でも、イメージがわきません。あの長く伸びたもみあげはどうなっているのでしょうか? あの黒々した頭髪はカツラに代わっているのでしょうか? 確実に言えることは、もはや怪しくセクシーに腰をふることは無理ということだけです。なにせ他界する直前のエルビスの体は、ドーナツの食べ過ぎで、ブクブクだったと言われています。
エルビスは、アメリカ、ミシシッピー州のテュペロという町で生まれました。彼の生家が番組で紹介されていましたが、それはそれは小さな家で、とにかく貧しい家庭に育ったということでした。そのエルビスが愛する母親のために録音した1枚のシングルレコード(当時、わずかなお金を出せば、誰でもレコードを作ることができたそうです)が奇跡の始まりでした。それをたまたま耳にした「サン・レコード」のオーナーがエルビスに大きなチャンスを与えたのです。
番組では、このサン・レコードのスタジオも映し出されていましたが、時間が止まってしまったような場所でした。エルビスはここでロカビリーの誕生を高らかに告げる名曲の数々をレコーディングします。その後のサクセスストーリーはみなさんもご存知のはずです。こんなアメリカンドリームは、宝くじや株取引のミスに乗じてゲットした一刻千金とは違い、いつ聞いても胸がジーンとなります。
他界した林正巳さんもこの十勝を舞台に、エルビスとまでは言わないまでも、サクセスストーリーの主人公だったのでしょう。ご冥福をお祈りします。

びっくりドンキー

冬休みは仕事ばかりで、子どもに何もしてやれなかったこともあり、昼食は一家揃って久しぶりに外食することになりました。昨日から長男は「びっくりドンキーに行ってハンバーグを食べたい!」と主張。二男は「ランチョ・エル・パソでソーセージがいい!」とこれまた一歩も譲りません。
「やはり3歳と5歳という年齢を考えるとびっくりドンキーの方が無難かな?」という妻のアドバイスで、びっくりドンキーに行くことになりました(二男は車の中でも「ランチョに行きたいー!」コール)。11時45分に着いたのですが、土曜日ということですでに満杯状態。それでも、なんとか最後の席に滑り込むことができました。
席に着くなり、2人の子どものドンキー戦争が勃発。「これがいい!」「あれがいい!」「僕もこのグラスで飲みたい!」「サクランボは僕が食べる!」、・・・、私の子ども時代とほとんど変わらない低レベルの戦いです。この店は子どもに対するケアが上手というか、かごの中からプレゼントをひとつ選ばせてくれます。子どもには楽しいのでしょうが、選ぶのに時間がかかるのです。そして、一度選んでも、後から必ず「あっちがよかった!」ということになります。
約40分ぐらいで戦場を後にし、近くのスーパーで妻が買い物をする間、私たちは車の中に待っていたのですが、これまた最悪のシナリオに発展。「早く家に帰りたいよー」と泣き始める長男、そしてその横でシートベルトから脱出を企てようとする二男。本当に疲れました。家に帰ってきて、さすがの妻も一言。「今年の外食はこれで終わり!」。ハイ、私も大賛成です。

のりゆき&千春

「のりゆきのトークDE北海道」という番組を見たことがあるでしょうか? 男性は見たことない人が大多数でしょうが、主婦層には絶大の人気番組です。私がこの番組を見る場所は決まって床屋さんです。理由は簡単。この番組が放送される時間帯に、床屋のイスに座っているからです。今日も10時にドアを開けるとに、番組がちょうどスタート!
なんとゲストはあの松山千春。司会の佐藤のりゆきさんと千春のトークは爽快でした。千春はもちろん政治ネタが中心。鈴木宗男から高橋北海道知事まで、そこまで言っていいの? なんて気にしているようでは大物にはなれません。だから私は小物(?)なのでしょうか。でも、正直、千春は嫌いなのに好きなのです。テレビに彼が出ると必ず見てしまうのです。嫌なタイプなのに、引きつけられる。そんな不思議な魅力を持っている人です。
佐藤のりゆきさんには、ジョイで一度講演をしてもらったことがあります。私が北海道新聞の夕刊に書いていたコラムをのりゆきさんがラジオ番組で紹介してくれたのが切っ掛けでした。あの日のジョイには、普段はあまり見かけない主婦層を中心に80名ぐらいが集結。のりゆきさんは、例のごとく毒舌トークで笑わせ、時にはしんみりトークで泣かせ、あっと言う間の1時間半でした。さすがトークのプロだと感心したものです。
実は、松山千春とも一度だけ直接話したことがあります。佐藤のりゆきさんのパーティーでのことでした。そのとき初めて、彼が私より年下だということを知りました。ちょうど持っていた豊頃のハルニレの葉書をプレゼントすると、「これ美瑛か富良野にあるのか?」なんて言ってました。足寄出身なのに豊頃には行ったことがないのでしょう。
そんなわけで、今日ほど床屋での時間が短く感じられたことはありません。1ヶ後(次回床屋に行く時)のトークゲストはジャズシンガーの小林圭をお願いします。のりゆきさんも、私のブログ読んでいるかな? 

2006年イベント

今日から2006年の仕事が始まりました。この時期はやはり生徒の出席率が落ちます。それで考え出したのがAttendance Lotteryです。出席者は渡されたAttendance Lotteryに自分のクラスと名前を書きます。1週間後に(子どもたちは2週間後)くじ引きをして、当選者に賞品が当たります。つまり真面目にクラスに出ると賞品がもらえるという仕組みです。
さて、今年のジョイはいろいろなイベントを企画しています。まず、2月4日(土)には、松香洋子(松香フォニックス研究所所長)先生をゲストに児童英語教育セミナーを開催します。父母向けのセミナーと指導者向けのセミナーの2本立てです。
4月9日(日)は、このブログが切っ掛けでできた全国的イベント(実は、この趣旨に賛同し、ある大手の英会話学校も主要都市で文法のセミナーを開催することになりました!)、「文法の日」制定記念の英文法セミナーです。ゲストは、私のブログ仲間、英語大学学長の松崎博(アメリカンハウス代表、武蔵野大学講師)先生です。この日から、私は文法大臣に就任することになります。
6月25日(日)は、大変長らくお待たせしました、2年ぶりに阿部一先生を迎えて英語教授法セミナーを開催します。今回のテーマは「音読」です。1日90分のセミナーを3コマという骨のあるプログラムを企画しています。阿部先生は、獨協大学を退職し、昨年より阿部一英語総合研究所を設立し、教材やシステムの開発を精力的にこなしています。これまでとはひと味違う阿部ワールドになること間違いありません。
今年のハイライトは10月29日(日)の英語EXPO2006です。昨年大好評だった桂かい枝さんをゲストに再び迎えます。そして、ビッグサプライズは、大杉正明(清泉女子大学教授)先生です。つまり今年はダブルゲストになります。こんな豪華な英語EXPOはもちろん初めてです。どうぞお楽しみに!

新年会

今日は12時からデイビット邸でジョイの新年会でした。我家も2人のチビッコギャングを連れて参加させてもらいました。前日までは吹雪という予報が出ていたので、心配していましたが、冬の十勝の農村風景を満喫しながらの20分のドライブは最高でした。そして、新年会には続々とジョイファミリーが集まりきました。その数、24名(うち子どもが6名)。
パーティーをやるならやはりデイビットの家が一番です。もちろん家が広くてテーブルが大きいということもあるのですが、デイビットと紀子さんがもてなし上手というか、この道のプロなのです。
今日のメイン料理は4種類のカレー。1つはエスニックまゆみが用意したタイカレー(これはたいへんかれーでした!)。あとの3種類は紀子さんが作ったそうです。そしてみんなが持ち寄った料理やお菓子が揃いました。でも、何と言っても、パーティーのハイライトは語らいです。
ジョイの元外国人講師のマックと奥さんのリカは3年ぶりに帯広への里帰りになりました。当然、話題の中心はマックのイラクでの経験。彼はとても愛国心が強い人で、この戦争が始まったとき「国のために行かなければならない」と感じ、休職して約半年ほど戦火のバクダットで仕事をしてきたとのことでした。身の危険を感じたことが6・7回あったとか、知り合いが2人犠牲になったとか、生々しい話をしてくれました。
冬休みをタイやオーストラリアで過ごした人、病院で手術を受けた人、温泉に行って来た人、そして実家にも帰らなかった人、それぞれの冬休みも今日で終わりです。私はと言うと、4月に出版予定の本の原稿を書くためにトータルで60時間ぐらいかかりました。この1週間ほぼ1日8時間ぐらい机に向かった計算になります。なんと素晴らしい冬休みだったのでしょう! 正直、子どもの目を見ると申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今日は以前から約束していた凧揚げをデイビットの家の前ですることができたのが、せめてもの償いです。
明日の私の仕事始めは8:45からのプライベートレッスンです。さあ、今年も頑張って行こうー!!! でも、実はちょっと風邪気味なんです。休みの終わりに風邪をひき、初日から休むという不届き者がよく会社に1人ぐらいいるのですが、その人に私は絶対なりたくない。だから今日は早めに寝ようと思います。

Uターンラッシュ

年末年始を故郷などで過ごした人たちのUターンラッシュが、3日午後ピークを迎えたようです。新幹線や各地の空港、高速道路は夜遅くまで混雑していることでしょう。報道によると、盛岡発東京行きの「やまびこ56号」が仙台駅で200%を記録。博多発東京行き「のぞみ18号」も岡山駅で150%となったそうです。
都会から故郷に帰省したみなさん本当にご苦労様でした。と言いながら、なぜか私の心の底には、「あのまま松下電器に勤めていなくてよかった」という思いがあります。宇都宮の関東特機営業所まで一緒だった同期の I 君からの年賀状によると、松下電工に転籍になったそうです。住所は金沢。私も多分同じような運命をたどっていたはずです。金沢から帯広は遠い! そして、一家で帰ろうものなら冬のボーナスは吹っ飛んでしまうことでしょう。
それ以上に大変なのは、不安定なこの時期の旅行です。上越・北陸地方が大雪のため、金沢発上野行きの特急「北陸」など夜行列車の上下計6本が運休したそうです。次の列車を駅で待ったり、列車をあきらめバスで移動したり、ウーン考えるだけで疲れてしまいます。若いときはいいのですが、年をとると、故郷に近い場所で住むメリットが大きいということを再認識します。23歳の冬に十勝に住む決心をして本当によかった。人生で一番の英断だったかもしれません。
同じことをどこかで読んだことがある、と気づいた人もいるかもしれません。確かに同じような内容をお盆休みの頃にこのブログに書いた記憶があります。それだけ、この時期になるとしみじみ思うのでしょう。寒いとか、何もすることがないとか、いろいろと言っていても、やはり私には帯広が唯一の町なのです。
そう言えば、ジョイのアメリカ人講師第1号のハリーさんとエツコさんからの年賀状には、滝川に大きめの家を建てたと書いてありました。ジョイを去った後、エツコさんはアメリカのヒューストンや東京で国際的な一流企業に勤務し活躍しています。その彼女たちが、退職後はなんとエツコさんの故郷、滝川で暮らすことを考えているようです。そして、今年はその新しい家でお正月を過ごしているとか。エツコさんたちもテレビでUターンラッシュを見ながら、「かわいそうね、この人たち」と呟く日がきっと来ることでしょう。

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