十勝野・彩
私が大好きな宮澤克忠先生の絵画展「十勝野・彩」が6月9日から、六花亭本店3階にある弘文堂画廊で始まりました。今回の企画は画期的なもので、FM-JAGAから2002年に発売されたCD『音楽紀行・十勝野』に収録されている曲をイメージに、キャンパス上に表現した作品が飾られています。こんなすごいことを考えたのは、弘文堂画廊の小藤田社長(小学校時代はジョイ生)です。
昨日は、『音楽紀行・十勝野』の作曲家、神山純一さんを迎え、オープニングのミニ・ライブが開かれました。宮澤先生の大きな作品「追憶」の横で神山さんがキーボードで奏でる同名の収録曲が最高でした。その後、立食のパーティーが開かれましたが、まるでそこはシンガポールの画廊(以前、シンガポールに滞在中に絵画展のオープニングに遭遇して、そのまま参加したことがあります)。オシャレな空間でした。こんな雰囲気のパーティーはいいもんです。
宮澤先生の作品は最高です。今回の作品の中では「はるにれの詩」が私のお気に入りです。夕焼けの中に浮かぶハルニレの木。その横には、私が中学校時代に四季を通じて自転車で渡った茂岩橋が。そして下の方には、ピアノとチェロ。ウーン、作品が「私を買って!」と囁いています。
絵画展は6月27日まで。ぜひ足を運んでください。「十勝に住んでいてよかった」と感じるような作品ばかりです。そうそう、私は弘文堂画廊の音楽担当プロデューサーでもありました。会場では「音楽紀行・十勝野」も流れています。もちろん、そのCDも販売されています。絵を買えない人は、CDがお手頃価格です。