国家再生
包みを開けると分厚い本が出てきました。タイトルは『国家再生:日本復活の4つの鍵』。そして、表紙にジェフ・キングストンの名前が。ジェフ・キングストン? まさかあのジェフ? 日本語がどうして出来るの? よくよくみると、ジェフの名前の横に翻訳者の名前が書いてありました。つまり、ジェフが英語で書いた本が翻訳されて出版されたのです。しかも、版元はあの有名な早川書房。すごい、ヤッター! ジェフもすごい人だったのです。
ジェフはデイビットの友人で、これまで何度も帯広に遊びに来ています。ジョイでも1988年に講演をしてもらったことがあり、「英語の壁」の一角を占領している大きな字で書かれたサインが彼のものです。コロンビア大学で博士号(歴史学)を取得し、1987年より東京にあるテンプル大学日本校で教鞭をとっています(一時、学長を務めたことも)。
日本の将来に対して悲観的な論議が多い中、さすが日本好きのジェフの視点は少し違います。「水面下では、明治維新、アメリカによる占領期にも匹敵する、国家再生へ向けたダイナミックな変革が進行している」というのです。と言うことは、日本にも再生のチャンスがあるということ? これは日本人に夢を与えてくれそうです。
よーし、すぐ読もう! と思ったのですが、とにかく厚い本です。しかも、字は少し小さめ。私の左目の状態では、読み始めてすぐにギブアップしそうです。この際、募集します。誰か代わりに読んでくれて、サマリーを教えてくれる人はいませんか? 早く日本再生の4つの鍵を知りたい! ついでに私の目も再生させたい!