緊張とストレス
三条高校同窓会の新年パーティーに行く予定だったのですが、今晩はその気力もなくなりました。なにせTOEICの運営は疲れます。「ただ大きな会場に受験者を集めて、テープをかけるだけでしょ?」と言われたこともありますが、それに伴うストレスはすごいものです。
ご存知のように、いまやTOEICは会社での昇進、そして大学生にとっては就職など、受験者の人生までも左右するような影響力を持ち始めました。だからなおさら運営も緊張感が出てきます。年々分厚くなるマニュアルを読むだけでも大変です。まあ、それだけTOEICが受験者に対して真面目に、そしてフェアにやっている結果なのでしょう。
会場の準場が始まるのは、9時。そして、会場の片付けが終わるのが4時半。つまり7時間半の拘束です。疲れるのも分かってもらえることでしょう。私たち以上にグッタリしているのは、もちろん受験者です。リスニング45分、リーディング75分。合計2時間にわたり問題と格闘しなければなりません。本当にご苦労様でした。
帯広はこの冬としては穏やかな一日でしたが、豪雪に悩まされている北陸地方などはどんな天気だったのでしょうか。吹雪で受験者が会場に来れない、なんていう人も多かったかもしれませんね。それにしても、こんな試験を全国各地で同時にやっているのですから、主催団体のTOEIC運営委員会はたいしたものです。
自宅に戻ってソファーに横になっていると、電話が鳴りました。なんと妻と子どもたちが一日早く札幌から明日戻ってくるというのです。それを聞いて、私はさらに疲れが出てきました。これから台所の洗い物が待っています。