猪野毛さん
午前中、友人から猪野毛博昭さんが亡くなったという連絡が入りました。57歳、若すぎる死です。最後に会ったのは、昨年の6月頃だったでしょうか。いつものように急に電話があり、新しくできたおソバ屋さんに連れて行ってもらいました。
猪野毛さんと知り合ったのは、ジョイを始めた年です。ですからもう29年も前のことになります。海外青年協力隊員としてフィリピンへの赴任が決まったということで、電話帳でジョイを見つけ、訪ねて来てくれたのでした。当時のジョイには社会人クラスはありませんでした。結局、猪野毛さんはなんと小学生に混じり英語を勉強することになったのです。そのクラスには今ではジョイで英語を教えている茅野先生もいました。懐かしい思い出です。
あれだけ英語が苦手だった猪野毛さんでしたが、帰国後、堂々と英語を話す姿に私は感動したものです。しかも、国際感覚も身につけ、本業の電気工事会社の経営だけでなく、帯広・十勝の国際交流の分野でも活躍しました。
猪野毛さんとの最近のつながりは、もっぱらベンチャーズでした。一緒にコンサートに2度行きましたし、自宅で猪野毛さんのメル・テイラー並みのドラム演奏を聞かせてもらったりもしました。
もう一緒にベンチャーズを見に行けないのは本当に残念です。天国で仲間を見つけ、おじさんバンドでも作ってください。ご冥福をお祈りします。