『英語教育』7月号
『英語教育』(大修館)7月号が手元に届きました。目を痛める前に原稿依頼があり、そして極めてひどい状態の時に書いた原稿です。とても辛い仕事でした。途中、編集部から「2ページになってもいい」というオファーがきましたが、当初の予定どおり1ページのコラムにしてもらいました。
今回の『英語教育』は「スポーツと英語」が特集です。「高校”バスケ”と気になる英語」「これだけ知っておきたいサッカーの英語」「メジャーリーグを英語からのぞく」「グランド・スラムは社交の華:テニスと英語」「始めにボクシングありき、闘う慣用句」「肉体が奏でるフレーズ:プロレスとアメリカ英語」「イギリス独特の学生スポーツと英語」「語源から見るスポーツ」などなど。タイトルを読むだけでおもしろそうな記事がいっぱいです。
私は「カーリングは英語もユニーク」というタイトルで書かせてもらいました。すでに知り合いの先生から、「浦島さんはカーリングをやっていたの?」というメールも入りました。私はトリノ五輪で話題になった小野寺選手のお父さんとカーリングもしたことがある古参カーラー(カーリング歴25年)なんです! と言っても、何の自慢にもならないぐらい、日本のカーリングは狭い世界です。
私のように英語が専門でないという人間が、こうして『英語教育』のような一流の雑誌に書かせてもらえるというのはラッキーなことです。カーリングブームに感謝! 今回、私を推薦してくれたのは遠山顕さんでした。それにしても遠山さんの記事「始めにボクシングありき、闘う慣用句」は、とても遠山さんらしい視点から書かれたもので、楽しくてためになります。話してよし、書いてよし、日本の英語界で遠山さんのような人はなかなかいません。私もいつかそうなりたいものです。その前に、目をどうにかしなければなりません。