JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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シンジラレナーイ!

北海道日本ハムファイターズ万歳! これはまさに奇跡です。こんな感動的な日本シリーズは初めてです。ヒルマンはウイリアム・S・クラークに次ぐ北海道の英雄。新庄は道民栄誉賞を! 興奮して昨日は眠れませんでした。おかげで寝坊してしまいました。これから札幌です! 列車の中で朝刊を読み、また感動にひたります。

今日までそして明日から

昨夜、NHKテレビ「プレミアム10 今日までそして明日から〜吉田拓郎・3万5千人の同窓会」を見ました。テレビは目に悪いことは分かりながらも、全部、最初から最後までじっくり見てしまいました。これは9月に「つま恋」で開かれた「吉田拓郎&かぐや姫コンサート・イン・つま恋・2006」の舞台裏に密着した番組です。
まず驚いたのが、吉田拓郎の顔が私にそっくりなことです。拓郎がインタビューに答えたアップの顔は、おでこから下の部分がまるで私そのもの。色が入ったメガネをかけると、これまた気持ち悪いほど似ていました。これからは、自信(?)を持って「英語教育界の吉田拓郎」で行きたいと思います。
60歳の拓郎は元気でした。癌の手術をしてから無理ができないと聞いていたのですが、8時間のステージ(と言っても、かぐや姫と半々ですが)をこなすというのは、すごいことです。花火を見るシーンは、まるでローリング・ストーンズでした。
それ以上にすごかったのは、観客。平均年齢が49歳とのことですが、子供(孫?)を連れてきている人も多く、テレビの画面から推定する限りでは55歳ぐらいだったのではないでしょうか? この観客が最後まで立ちっぱなしで叫び、歌い、涙を流しているのです。
なんといっても一番感動したのが、最後に拓郎がしたおじぎです。それの長さったら、1分以上やっていたでしょうか。今日まで生きてきて、20歳代で歌った「今日まで、そして明日から」という歌の本当の意味が自分でも分かったコンサートだったのかもしれません。私は今日まで生きてきました、そして明日からも生きて行くでしょう!

満員御礼

今年の英語EXPOがすごい人気です。いつもの年よりも申し込みが早いということは、感じていました。それにしても早い! なんと当初の定員120名を突破して、ぎりぎりの定員(?)140名にしたのも焼け石に水。しかも、十勝毎日新聞や北海道新聞にイベントの紹介記事を途中でストップしてもらっているのです。そして、なんと昨日(10月20日)で危険水域を越えてしまいそうになり、募集停止になりました(ただし、午後から参加はOK、特にパーティー大歓迎です。いずれにしても早めの申し込みを!)。
本当に申し訳ありません。せっかく楽しみにしていてくれた方には、なんとお詫びをしていいか分かりません。ジョイ29年の歴史で、イベントの参加者を制限したというのは初めてのことです。
人気の秘密は、やはりダブルゲストでしょうか? 大杉正明先生と桂かい枝さん、テレビの英会話番組に出演している2人の人気者が、こういう形で顔をそろえるのはめったにありません。もうこれ以上書くと、来れない人が泣いてしまうかもしれませんね。ここらでやめときます。
今日は朝から、会場のイスを数えたり、スタッフの配置を考えたり、高座作りの打ち合わせに隣の幼稚園に行ったり、とても疲れました。でも、仕事で帯広入りしているおなじみのキャスター、佐藤のりゆきさんとの午後5時から1時間の楽しい会話で疲れが吹っ飛びました。「お互い好きなことをやれてよかったね!」という、いつもの決まり文句で別れました。本当に私は幸せ者です! 今年も最高のEXPOにするぞー!

遠音コンサート雑感

15日(日)遠音のコンサートが無事終了しました。見に行かれた方はいかがでしたか? みなさんのおかげで、私も預かっていた50枚を完売することができました! しかも50枚目が決まったのは、14日の夜7時ごろ。ちょうどメンバーの三塚幸彦さん(尺八担当)を空港に迎えに行く直前でした。なんと劇的なのでしょう!
当日会場には310名を越える人が入りました。私にとっても、久しぶりに遠音サウンドを満喫することができたコンサートでした。北海道が産んだパーカショニスト、新村泰文さんをゲストに迎えた今回のコンサートはひと味もふた味も違っていました。今回の構成はとても評判よかったようです。激しい曲では、なんと体が動きだしました。遠音のコンサートでは珍しい経験です。
休憩時間やコンサート終了後にCDの販売を手伝わせてもらいました。その際、なんと20歳ぐらいの女性が2枚もCDを買ってくれたのです。「遠音が好きなの?」と聞くと、「はい、小学生時代に聞いて以来、大ファンなんです!」。これには本当に驚きました。なにせ遠音のファン層は年代がかなり高いと思っていたからです。
来年でデビュー20周年の遠音、そして30周年のジョイ。私も彼らと知り合い、もう15年以上の月日が流れました。こうして長いこと同じ仕事をやれるというのは、本当に幸せなことです。きっと遠音のメンバーもそう思っているに違いありません。

15名のチャレンジャー

13日の金曜日(ドキッ! 不吉な予感)は、小樽商科大学大学院ビジネススクールで今学期初めての授業「ビジネス英語の実践」がありました。ここでの授業はこれで3回目ということになります。1年目は7名、2年目は12名、そして今年は14名の学生が集まりました。つまり、今年は最初の年の2倍の受講者数ということになります。当然、ひとりずつ自己紹介をしてもらっても時間が2倍かかります。初日から時間配分が大変でした。
学生のバックグランドもさまざまです。学部を卒業してそのまま大学院に入学してきた学生もいれば、大学や高校の先生もいます。そして、今年は初めて中国からの留学生が入ってきました。でも、中心はやはりビジネスパーサンです。
もちろん英語のレベルは今年もかなりの差がありました。ジョイの基準で言えば、ステップ2から6(ジョイには5までしかありません!)まで。こんな人たちを同じクラスで教えるのは至難の技です。でも、これからの英語教師に求められるのは、レベルが違う生徒が入ったクラスを教える技術かもしれません。それが中学校であれ(そのうち小学校でも)、高校はもちろん、大学だって、レベルがそろったクラスはもうありえません。
帯広大谷短期大学での今年の授業(ここもすごく差がありました!)から、私なりにヒントを得ました。「英語を教えるのでなく、英語で何かを学ぶ」という感覚で授業をやるということです。その点、ビジネス英語はそれにはピッタリ! どちらにせよ今年も大きなチャレンジになるでしょう。私を含め15人のチャレンジャーにとって、最後に充実感が残るクラスにしたいものです。

ありがとうの心

8日(日)は台風並みの風と雨で大変な一日でした。遠音のギター、曽山さん(札幌在住)とランチを一緒にという約束をしていました。午前9時に「今日は天気が悪いから、ゆっくり来て」と電話を入れると、「もう峠を越えています!」との声が。曽山さんは、遅れるのが大嫌いな私と同じ几帳面タイプでした。そんなことで帯広には11時に到着!
今回はその日の夜にある「すずき一平」さんのライブのサポートの仕事でした。「すずき一平」さんの名前を聞いて、「水鏡」の曲名が出てきた人は私と同世代です。この大ヒット曲は1980年のリリースですから、なんと26年前のことになります。そして、HBCラジオ「一平・直子のほっとスマイル!」が思い浮かんだ人は、日中にラジオを聞いている人です。
一平さんは55歳になります。私とほとんど同世代です。ライブでのトークが感動的でした。特に新しいCD「ありがとうの心」に収録されている「母さん」には、聴きながら不覚にも涙がこぼれました。同じ時代を生きてきた人が歌うからなおさら説得力があるのでしょう。そして、この曲を歌ったあと、涙をこらえることができる一平さんはプロでした。
デビューは1974年。今年で32年のキャリアです。ということは、ジョイの29年よりも長いということになります。同じ仕事で30年もやれるというのは、それはそれは大変な努力の結果です(私もあと1年でそう言われるかも?)。打ち上げで、早く帰る私を曽山さんと一緒にわざわざ店の外まで出てきて見送ってくれた一平さんには頭が下がりました。ありがとうの心、私も大事にしていこうと思います。

遠音コンサート

10月15日(日)に遠音のコンサート「遠TONE音と仲間達」(主催:OCTV、協賛:ジョイ、その他)が帯広であります! 3年ぶりぐらいになるでしょうか? 最近は時間の感覚が薄くなってきました。どの年に何をやったか、思い出せません。たぶん3年ぶりぐらいだと思います。
今回の会場は、帯広市民文化ホール(小ホール)。ここは音がいいので楽しみです。なにせ遠音のサウンドはとても繊細で、会場の音響によってずいぶん違います。これまで何十回も遠音のコンサートは聴きましたが、一番よかったのは、なんと帯広のお寺(西別院)でした。残響、お香のにおい、そして作り物ではないセッティング。これは歴史に残る名演だったと思います。
今回は、尺八、琴、ギターの3人のメンバーに北海道が生んだ天才パーカッショニスト、新村泰文さんがゲストで参加します。私も大好きな新村さんが出るということで、これまで聴いたことがないサウンドがとても楽しみです。特に遠音にしては珍しく激しい曲「夏雨」に注目しています。
15日は日曜日ということで開演は1時30分、お昼のコンサートです。夜は疲れるという人にはピッタリ。入場料の3,000円はお買い得です。なにせ3,000円で心が癒されるのですから。チケットのお買い求めは、ひとりプレイガイドの私、浦島までどうぞ。目標の50枚まであと一歩。みなさんの協力で遠音コンサートを成功させましょう! 

結婚式

私が苦手なのが結婚式での挨拶です。これまで失敗して、落ち込んだことが何度もあります。失敗の多くは、場を和ませようと放ったジョークが受けずにしらけてしまったことです。乾杯の挨拶の後、手にグラスがなく慌てたこともあります。万歳三唱では、今でもなんと言っていいか言葉に詰まってしまいます。
昨日はスタッフの水野美和さんの結婚式で、職場を代表しての挨拶を頼まれていました。朝から何を言おうか考えていたのですが、その度に子供に邪魔されたり、スタッフのNさんに邪魔されたりで、その準備ができませんでした。しかも、今回は祝宴が始まり新郎新婦のケーキ入刀のあとのスピーチということで、なおさら緊張していました。私の話など聞いてくれないだろう、と考えていたからです。
でも、昨日はいつになくリラックスして、手元のメモを見ることなくやることができました。リラックスしすぎたのか、新婦を「美和ちゃん」なんて呼んでしまい、後から妻から「あれはないよね」なんてきついコメントが。でも、それだけいい雰囲気の結婚披露宴だったのでしょう。
それにしても驚いたのはジョイ関係者の多彩な才能です。司会の2人はNHKのアナウンサーとFM-JAGAのDJでもある先生。タイからドレスの生地を買ってきた運び屋(?)は生徒、作ったのはジョイの先生のお母さん。ブーケは華道の先生でもあるジョイの先生の作品。うーん、こうなったら「ウエディングプラザ・ジョイ」でも始めましょうか?

集中講義

北海道教育大学釧路校での集中講義「異文化交渉論」を終え帯広に戻ってきました。今年の受講生は8名。こんな小グループで同じ学生を4日間も指導できるのですから、これはとても恵まれた、そしてやりがいのある仕事です。
しかし、今年は最初から不運に見舞われました。まずは初日。9時になっても学生がなかなか集まってきません。それもそのはず、掲示板にはこのクラスが9時30分から始まると書いてあったそうです。知らないのは私だけでした。クラスの人数も知らされていたのは7名。当然、7名分しか資料は作っていませんでした。今年から大学ではコンピュータによる講座申し込みが始まったそうです。移行期というのは、ミスがつきものかもしれません。
しかも、風邪のためちょっと喋るだけで咳が出てきます。いつものように軽快(?)に話すこともできませんでした。もう2週間も風邪が抜けません。ボケーとしていたのか、3日目には持って行くべきCDを1枚ホテルの部屋に忘れてしまい、万事休す。不本意ながら内容を一部変更させてもらいました。
なんだかんだあった授業でしたが、今年も協力的な学生に助けられ無事終了することができました。初日はまともな自己紹介もできなかった学生が、最終日には立派にディベートができるようになるのですから、若い人たちの才能は無限です。
私が教えている国際理解課程がなくなることから、この集中講義も残すところ来年1回のみになりました。私にとっては、教育大学での授業が大学で教える初めての経験でした。2000年からこれまで、正直、私はここで育てられました。来年の授業は体調管理に努め、最高のパフォーマンスで締めくくりたいと思います。

研修員アンケート

1996年に帯広にJICAの研修施設ができて以来、私はオリエンテーション講師として「日本の社会と日本人」と「日本の経済」という2つのセミナーを年に8回程度担当しています。対象は外国人、使用言語はもちろん英語。毎回90分のセミナーをやるたびにグッタリ疲れてしまいます。
9月12日にも「南東欧地域農産物市場経済コース」の参加者8名に「日本の社会と日本人」ということで話してきました。セミナーが終了すると必ず管轄の北方圏センター帯広国際センターから「講師謝金の口座振り込みの案内」と「研修員アンケート結果」が送られてきます。そして、今回の結果が昨日届きました。
アンケートは、(1) Presented material was appropriate. (2) Information given is useful. (3) Instructor was receptive to questions. (4) Presentation was given clearly.という4つの質問に対して5段階で評価するというものです。そして、遂に悲願の完全試合を達成しました! 8名全員が全ての項目で5の評価をくれたのです。これまで必ず一人か二人が4をパラパラつけてきていました。
特に私が弱いのは(1)です。毎回違う話をするので、体調が悪いときはどうしても話もおもしろくなくなります。苦節10年、初めての快挙です。そう言えば、今回のグループは私のジョークをよく笑ってくれました。そして、質問が出過ぎて予定していた「ハンカチ王子」の話をじっくりすることができませんでした。次回は「日本の経済」でパーフェクトを目指します!

A館、B館、C館

ジョイは全国でも珍しい形態で学校を運営しています。なにせ校舎はビルの中にあるのではなく、単独の建物なんです。しかも、敷地内に3つの建物があるのですから、初めての人は混乱してしまいます。
現在は3つの建物をA館、B館、C館と呼んでいます。内輪では分かるのですが、タクシーの運転手さんや新しい生徒には不評でした。どれがどれか分からないのです。しかも「こちらはA館です」「この建物はB館です」などと書かれた紙を窓ガラスに貼っているだけですから、当然かもしれません。
もうすでに気がついた方も多いと思いますが、B館の全面塗装工事にともない、ジョイのそれぞれの建物にABCの表示がついにつきました! しかも、B館には左右の壁に大きな「JOY」の看板が。これでジョイの位置が分からず近所をうろうろする人も少なくなると思います。
音読クラスを中心に使用しているC館は、これまで民家とよく間違われてきました。それもそのはずです。なにせ私の以前の家で、正面の壁には「The Urashimas」の文字がついていたのです。今回、ここにもJOYの看板がつきました。これでジョイの3つの建物に統一感が出た感じがします。
B館の塗装工事は、雨や台風などの悪天候で工事が予定よりも遅れてしまいました。でも、工事を担当した南塗装工業のみなさんの丁寧な仕事ぶりには頭が下がります。B館は15年前に建てた頃のようにピカピカです。これで来年4月のジョイ30周年の記念すべき年を気持ちよく迎えられることでしょう。

釧路国際交流ボランティアの会

釧路国際交流ボランティアの会が主催する英語研修会の講師として、釧路に行ってきました。数日前から風邪気味で、体調がいまいち。しかも、風邪薬を持参するのを忘れてしまい、昼食後に飲むことができなかったのは失敗でした。話している間にも咳が出て、2時間の講演は苦しいものになりました。
今回の話は、このところやっている4技能を同時に伸ばす英語学習が中心でした。タイトルは「英語の木を育てよう!」。集まってくれた20数名の会員の方と楽しく時間を過ごすことができました。好評だったのは、ちょっぴりアドリブ・メソッド。2組に実際に前でやってもらいましたが、そのうちの1組はかなりアドリブがきいたスキットを披露してくれました。
毎回、集まってくれた人がどれだけ満足してくれたか、気になるところです。話の中で資料として使った『1分間英語で自分のことを話してみる』(中経出版)、『英語お決まり表現160』(マクミラン)を10冊ほど持って行きました。なんと完売! サインを求める人の列ができました! と言うことは、かなり興味を示してくれたということでしょうか?
さすがに講演後は疲れが出て、列車の中でぐったり。自宅について夕食を食べ、8時にはベッドへ。なんと10時間も眠り続けてしまいました。今日は敬老の日ということで、休みです。夜は、母と義理の母を迎え外でバーベキューの予定です。

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