ニュージーランド特集(25)カナダ戦
さすがカナダ、とにかく強いチームでした。8対3、完敗でした。日本チームのストーンはほとんどがテイクアウトされ、なす術もなく終わりました。ハンガリーに勝ったときはうれし涙が出るのではと考えていましたが、嬉しすぎて出ませんでした。でも、昨日は試合終了後メンバーの顔を見たとたん涙がこぼれました。
さすがカナダ、とにかく強いチームでした。8対3、完敗でした。日本チームのストーンはほとんどがテイクアウトされ、なす術もなく終わりました。ハンガリーに勝ったときはうれし涙が出るのではと考えていましたが、嬉しすぎて出ませんでした。でも、昨日は試合終了後メンバーの顔を見たとたん涙がこぼれました。
英語学校English Language Mattersの授業に参加させてもらいました。外国人相手に英語の授業をするのは初めてでしたが、やればやれるものです。参加したクラスには、日本、韓国、台湾、サウジアラビアなどから7名の生徒がいました。とてもいい雰囲気のクラスで、楽しく1時間15分ほど過ごさせてもらいました。
http://www.englishmatters.co.nz/
昨日の夜はみんなでベトナム料理の店「Saigon Van」に行きました。とてもおしゃれな店で、料理がおいしく、そして安い!6人でお腹いっぱり食べて111ドル。日本円で7,000円ぐらい。これにはみんなビックリ。ダニーデンは12万の町にしてはとても活気があります。小売店がまだ栄えています。私はアメリカ式の郊外型のショッピングモールよりも町中の商店街が好きです。帯広もウインドウショッピングしながら歩ける町になるといいですね。
ついにアイスの上に立つ日が来ました。このゲームを落とすと今日を待たずに決勝リーグへの夢が断たれます。そこに補欠の私がリードとして参加するのですから、それはスキップの大きな決断です。他のメンバーのためにも絶対負けられない一戦でした。私はこの日のためにジョイA館で毎朝階段を駆け足で上り下りし、ストレッチを日課にしてきました。そして、やりました! 8対3の大差でハンガリーに勝つことができたのです。しかも、私のテイクアウトが決まりました!(珍しい) 私を補欠として連れて来てくれた仲間たちに感謝、感謝、感謝。スポーツ音痴の私が世界の舞台にいること自体が信じられません。これで3勝1敗。今日はカナダとのビッグゲームです。奇跡を起こせ、日本!
実はダニーデンで泊まっているホテル(たぶんこの町で一番いいホテルだと思います)のネット環境が最悪です。ネットが有料(15分5ドル)の上、前々日は丸一日使うことができませんでした。昨日復旧したのですが、メールが受信できても送信できませんでした。そんなことで知り合いのニュージーランド人、シャローンさんが経営する英語学校English Languge Mattersでネットを使わせてもらっています。ここはジョイと同じくワイヤレスです。ところでここの学校はおすすめです。なにせ日本人が3人しかいません! それにスタッフも親切です。
やはりスコットランドはカーリング発祥の地です。強かった。なにせ優勝候補ですからね。試合が終わると勝ったチームがビールをおごってくれます。ついでにカーリングの作戦も教えてもらいました。
28日の午前9時からのオーストラリア戦。初回に3点取られ苦しい試合運びになりましたが、なんとか6対5で勝ちました。これで2戦2勝です!
やりました! 第1戦のイングランド戦は10対2で、7回ギブアップで勝ちました。みんなすごくいい調子で、初回の4点で決まり! 負けたイングランドはメンバーみんな意気消沈していました。日本は楽勝だと考えていたのでしょう。
選手権が今日から始まりました。入場をしながら写真を撮るというのは不謹慎だと思い、カメラを持たないで行進しました。でも、他国の選手はけっこう持っていました。日本人は真面目です。それにしても、開会式はまったくリハーサルなしのぶっつけ本番。男女が分かれる国があったり、旗がなかったり、並ぶ場所がなかったり、すごい開会式でした。でも本場スコットランドのバグパイプが先頭でした。
ダニーデンの姉妹都市は小樽です。確かに似ています。でも、数段もダニーデンの方が魅力的です。オープニング・パーティーでPeter Chin市長に「小樽商大の卒業生で今はその大学で教えている」と話すととても歓迎してくれました。そして、ダニーデン・小樽姉妹都市協会の会長、シャーロンさんも来てくれました。そして、記念写真をパチリ。
7時からのオープニング・パーティーの会場に6時15分に着いてしまいました。会場にいるのはスタッフだけ。しかものんびりやっています。そして、2番目に到着したのが日本女子チーム。日本人は真面目すぎるのですね。もっと世界の標準に近づかないと。
このダレンさんは、ニュージーランド・カーリング協会の会長さんです。パンフにもノンネクタイで写っています。私と同じくネクタイは嫌いなのでしょう。しかも、会場で記念のシャツを販売していました。これがなんともいい。ニュージーランドが好きになってきました。