Thanks from Secretary
『そして、英語はあなたを変える』の125ページを開いてください。その5行目…そう書いてもらっては、きもの着んわけにはいかんやろ、ということで、この日きもので受付に立ったというわけでした。
(ジョイ生徒のYさんと、かい枝さんの落語について話していました。右はサプライズ登壇してくださったハーモニカプレイヤーの千葉智寿さん。撮影:岩崎量示さん)
すると、まったく想像しなかったことが起こりました。とても多くの方に、お褒めの言葉をかけていただいたのです! ジョイの生徒さんだけではありません。この日初めてお目にかかった方にも。とってもうれしかったです、私。どうもありがとうございました!
その後ある方と、こんな話をしました。「きものと英語は同じ」。どんな話かというとーー…
きものの良いことは…
自分が着たときは、きもの姿の私を見た周りの人がうれしそうな顔をしてくれること。
人に着せたときは、その方の周りの方と、ご本人がうれしそうな顔をしてくれること。…なんですよね。着るものひとつ、いつもと変えて(手をかけて)みただけで人を喜ばせることができるのか。と知り、私自身、驚きつつも小さな感動を覚えます。だからまた、きものを着て出掛けようかな、という気分になれます。
はじめは上手くいかなかったり失敗したことも。でも好きで、良い師に出会って指導を受けられたし、同期生たちにも恵まれたから、続けることができました。
そう。英語と同じなんです。
実は、着付け教室に通い始めたのと英会話を習い始めた(ジョイの生徒になった)のは、ほぼ同じ時期なんです。どちらもクラスメイトと先生が良かったから続けるのが苦じゃなかった、さらには、それが「好き」という気持ちが強かったのと、「これを得た先にどうしたいか・どうなりたいか」つまり、
英語が話せるようになったら、こうしたい。
きものが自分で着られるようになったら、こうしたい。
そんな淡い夢や期待、わくわく、ドキドキ感が常にあったように思います。だからどちらも諦めることなく自分が「あ、ここまで来たな」と納得できるところまで達することができたんだろうと思います。
私のきもの姿を褒めてくださった方は恐らく、きものに興味がおありの方が多いのではないでしょうか。何よりも、「好き」という気持ち、「着たい」という気持ちがあって、さらにそこに良き仲間、良き師との出会いがあれば、きっときものと仲良しになれるはずです。大切なのは、焦らず、マイペースで、続けることです!
ちなみに久しぶりに袖を通したこの小紋は、着付け教室に通い始めて最初に自分で購入した一枚です。かい枝さんにもお褒めの言葉をかけていただいて、とってもハッピーでした
冒頭の『そして〜』の話に戻ります。実をいうと、きものでお出迎えしたのは2015年の「ジョイ寄席」で浴衣を着たのが初めてなんですよ。でも、これは今後、私の年中行事としたいと思います!