JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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第10回「文法の日」セミナー 5/31(日)

英文法の大切さを再認識してもらうために、2006年ジョイは全国に先駆け「文法の日」を制定しました。第1回は帯広のみでしたが、第2回目以降は東京など各都市でもセミナーが開催されています。第5回目からは(社)全国外国語教育振興協会と各主催校との共催になり、今年も4月から6月にわたり全国各地でセミナーが開催されます。

 

ジョイの「第10回 文法の日」は5月31日(日)です。講師には、阿部一先生(阿部一英語総合研究所所長)をお迎えします。文法の日は阿部先生との歴史と言っても過言ではありません。これまで、第2、3、7回の文法の日に講師として参加していただきました。第10回という記念セミナーの講師としては阿部先生に代わる人はいないでしょう。また、第10回ということで今年はもう一人来ていただくことになりました。小樽商科大学教授の小林敏彦先生です。小林先生は第4回以来、久しぶりの登場になります。

 

帯広で始まった文法の日。10年目の記念となる今年は、豚丼と元祖・文法の日の街、帯広にお出でください。

 

 

共催:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー、(一社)全国外国語教育振興協会

後援:(公財)日本英語検定協会

協賛:The Japan Times ST、ケンブリッジ大学出版局、三修社

講師:阿部一(阿部一英語総合研究所所長、元獨協大学教授)、小林敏彦(小樽商科大学大学院教授)

日時:5月31日(日)2:00-5:00PM

1:30 開場

2:00 開講式(この時刻までに受付をお済ませください)

2:15-3:30 一講目/初級(小林敏彦)、中級(阿部一)

3:45-5:00 二講目/初級(阿部一)、中級(小林敏彦)

会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミーA館(帯広市西17条南5丁目11-14)

参加費:ジョイ生徒 2講座 2,000円/1講座のみ 1,200円(ジョイ・クーポン使えます)

一般および元生徒 2講座 2,400円/1講座のみ 1,400円

*高校生以下は各200円引き

定員:初級(ステップ1・2、英検3級程度)30名、中級(ステップ3・4、英検2級程度)50名

*いずれも定員になり次第締切

申込み:事前の申し込みが必要です。ジョイA・B館カウンターにて直接、または以下の方法でお名前とクラス、電話番号、参加級、2講座か1講座のみかをお知らせください。

電話: 0155-33-0198、Fax: 0155-36-7930(当日まで応対可能)

当サイト「お問い合わせ」より(5月29日9:30pmまで受付)

*英語指導者で、指導法を学ぶために参加したいという方がいます。参加は可能ですが、以下の点にご協力ください。

・座席は後方にお座りください

・指導者向けではなく初級者と中級者のための講座ですので、講師からの質問への挙手および回答は控えていただくようお願いします

 

 

初級講座

 

「これがホントの英文法:カジュアルな日常会話でパターンプラクティス」

講師 小林敏彦 2:15-3:30PM

 

私たちが学んでいる英文法をネイティブはそのまま使っているか、というと100%そうとは言えません。実際のカジュアルな英会話では省略や短縮などが多く用いられるため、聞き取ることが難しく、初級者から中級者の頭痛の種のひとつとなっています。今回は、そういう実例を含む洋画のシーンを見ながら You from Japan? (=Are you from Japan?/日本からですか)などの、カジュアルな日常会話でよく聞かれる例文を大きな声で音読し、反復してみます。さらには文の一部を入れ替えたり、単語を付け加えたりしながらパターンプラクティス。きっと今後のリスニングに役立つことでしょう。

 

「これがわかれば “基本英文法” がわかる!」

講師 阿部一 3:45-5:00PM

 

英語の基礎といえば a や the といった冠詞、I や you、this や that などの代名詞、形容詞の big、副詞の today あたりは見たことがあって主語と動詞くらいはなんとなく分かるけれど、それ以上となると自信がない。そんな超初心者や文法恐怖症の方に、うまく習得すれば会話などで使いこなせる協力なテコとなる新しい “基本語主体の英文法” を伝授します。これらのミニマル・エッセンシャルズをうまく育てていけば、どれだけパワフルな実践英語力に昇華するのかを実際の例を見ながら理解し、体験し、今後の具体的な活用と育て方に繋げるためのセミナーです。

 

 

中級講座

 

「英語力がどんどん身につく秘密の英文法」

講師 阿部一 2:15-3:30PM


中級ともなれば、すでにある程度真面目に文法知識をたっぷり学習したという方が多いでしょう。しかし、それでも瞬発力が求められる実践英会話や速読リーディングとなると、それらをまったく使いこなせている実感がない、という方も多いのが実情でしょう。ここで大切なことは、培った知識の何を残し、どう育てていくのか、その選択・選別です。その “再構成するトレーニング” をすることにより、実践的なスピーキングをはじめリーディングやライティングなどにフルに対応できるための “文法能力(操作力)” に切り替えていくことができるのです。これが身につけば、使えば使うほど、どんどんTPOに応じて使いこなせ、使いきれる “小回りの効く文法” となっていきます。ここではそのための考え方とコツ、そして実際のトレーニング方法を紹介し、体験してもらいます。

 

「これがホントの英文法:伝われ! 心に届く英語の話し方」

講師 小林敏彦 3:45-5:00PM


英語はきちんとした文をきれいな発音で流暢に話しても相手が理解してくれるとは限りません。書き言葉と違って音声によるコミュニケーションである話し言葉では、無意識に、または意識して人は同じ言葉を繰り返したり、難しい単語を噛み砕いて説明したり、情報を一度に詰め込んで話すのを避けたり、重要な情報を強調するなどの操作を行っています。この講座では、そういった相手にわかりやすい英語を話すために重要な10の法則を挙げ、例文を交えてそのコツを紹介します。また、それを音読し、暗記してみます。

 

 

講師紹介

 

阿部 一(あべ・はじめ)

阿部一英語総合研究所(英総研)所長。応用言語学者。元・NHKラジオ「基礎英語」講師、元・獨協大学外国語学部、同大学院教授。応用言語学の最新理論に基づいたERIとよばれるマルチメデイア・コーパスの構築や研修プログラムDEEP‐CITEを独自に開発し、官庁や企業、学校を対象に英語学習プログラムやコーパスの開発支援や英語の集中研修を行っている。著書に『9割の日本人が使い方を間違える英単語101』(ジャパンタイムズ)、『ネイティブは2語で会話する』(アルク)、『ダイナミック英文法』(研究社)などがある。

 

 

 

小林敏彦(こばやし・としひこ)

ハワイ大学マノア校大学院英語教育研究科修了(MA in ESL)、ハワイ州会議通訳者免状(同時・逐次)4種全取得。ハワイ大学日本語講師を経て、現在、小樽商科大学大学院教授。3M (Media / Movie / Music)を活用した「わかりやすく、おもしろく、ためになる授業」を心がけている。著書に『ニュース英語パワーボキャビル4000語』『ニュース英語究極単語10000』『3パターンで決める日常英会話ネイティブ表現』(語研)、『外国人の先生と話そう』(大修館書店)など多数。趣味は、本の執筆、筋トレ、ウォーキング、洋画鑑賞、柔道(二段)。

2015.03.06 17:46
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