マニラの不思議
春休み、新学期の準備で忙しい中をぬって、マニラに行ってきました。 Manilaはフィリピンの首都です。観光地としては、タイやベトナムに比べて人気度も低く、本屋さんにもマニラガイドとかタガログ語会話集などあまり置いていないようです。 タイ料理とか、ベトナム料理は人気があるのに、フィリピン料理レストラン、って聞いた事がありませんよね。じゃ、料理もいまいちなのかなぁ、、、と。行ってみなければわからないフィリピン。ちょっこし覗いてきました。昨年の暮れからマニラのコールセンターのプロジェクトで派遣されている息子からは
、ちらっと漏れ儀いてはいましたが、、、、
マニラ市内の交通渋滞ぶりは想像を絶していました。
車線がない。隙間がない。我先に動く。という3拍子が揃った大通りの混雑、混乱ぶり。右、左、斜めから交差点にささってくる車、バス、タクシー、ジプニー(上の写真の青い車。庶民の足)バイク、そしてもの売り(?)の人。どれがどっちに行きたいの?素人に判断は難しい、というのがよ〜くわかりました。マニラにいる間、移動はすべてタクシーでしたが、これが毎回ちょっとしたアトラクション・ライド。無事生きて目的地に着けるかどうか、毎回ハラハラ、ドキドキ。ちゃんとしたエアコン付きの車もありましたが、ドアの取っ手がスプーンの柄のをみました(息子によるとひどい時はないこともあるそう)、やたら運転中ドアをあけて痰を吐く運転手にも会いました(息子によると高速の横にいきなり停めて立ちしょんをする運転手にも遭遇したとか)う〜ん、なかなか強烈だなぁ。
しかも、車の整備が悪いのか、単に車が多すぎるのか、排気ガスが半端じゃない。ホテルの近くの公演やら教会やらを3時間ほど散歩しただけで、たぶん今年一年分の排気ガスを吸ってしまった感があります。さすがの私もハンカチで口を押さえながらの散歩でした。
アジアの運転手はどこに行ってもみんな器用です。基本は自分で直す、という自信(?)
果物、花、タバコなどの他、私が見て一番仰天したのはステンレスのゴミ箱を一つだけかかえて売ってる人。しかもそれがまぁばかでかいヤツでした。「あ、ソレソレ。買おうと思ってたんだよね〜、ステンレスのしかもでかいゴミ箱!」と言うお客さんに出会う確率は?????
常識をほぼ無視の商売根性には、驚かされっぱなし。
この日はたった半日のホテル周辺お散歩で、あまりにも発見が多く、すぐiPadにメモをとりました。
キャンベル、マニラ一日目の発見。
*歩行者に優しくない町 道路の横断大変
*囲いが厳重囲いが厳重秩序のない入管の列
*ナイナイの岡村ににた人が多い?
*歩きにくい石畳道 穴ぼこ
*家の囲いが厳重
*マンゴー美味い
マニラのいいところの一つは、とりあえずどこに行っても基本的な英語は通じる、ということです。ほとんどのフィリピン人はタガログ語を話すようですが、地方によっては全く違う言葉を話すところもあるようで、現地で知り合った運転手さんは奥さんとは違う言葉を話すので、家庭では英語を共通語にしている、とのことでした。最近の若いファミリーは子どもの英語教育に熱心なようです。英語をちゃんと話せると、仕事にも有利、というのは他のアジア諸国と同じなんだなぁ、と感じました。
これはフィリピン料理の一つ。塩辛野菜いため。ゴーヤが入ってて、なかなかの味。
言葉、文化や習慣の違う国で頑張って仕事をしている息子を頼もしく思いました。
う〜ん、それにしても、伸びしろ広いぞ、頑張れフィリピン!