今年も!「文法の日」に文法を見直そう
コミュニケーション重視の風潮の中で、みなさんは英文法を軽視していませんか? 実は英語が話せるようになるためには、やはり最低限の英文法を理解することが大事です。
英文法の大切さを再認識してもらうために、2006年ジョイは全国に先駆け4月第二日曜日を「文法の日」と制定しました。第1回は帯広のみでしたが、第2回以降は東京など各都市でもセミナーや講座が開催されています。昨年から(社)全国外国語教育振興協会との共催になり、第6回の今年はさらに全国的な広がりが出てきました。
今回、ジョイは晴山陽一先生(作家・英語教育研究家)を講師にお迎えします。英文法はもちろん、英語教育における幅広い分野の著作が100冊を超え、数々のベストセラーを持つ先生です。この機会にぜひ晴山ワールドを体験してください!
共催:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー 、(社)全国外国語教育振興協会
後援:(財)日本英語検定協会
協賛:ケンブリッジ大学出版局、The Japan Times週刊ST、AERA ENGLISH
日時:4月10日(日)
レベルによって時間が違います。下記プログラム欄をご覧ください。
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミーA館203(帯広市西17条南5丁目11-14)
講師:晴山陽一(作家・英語教育研究家)
定員:各講座40名
参加費:1講座:ジョイ生徒 1,000円、一般および元生徒 1,200円
2講座:ジョイ生徒 1,800円、一般および元生徒 2,200円
*当日受付にてお支払いください。
生徒の方は事前にお支払いいただくと受付がスムーズです。
ジョイ・クーポン使えます。
申込方法:事前申込が必要です。ジョイA・B館カウンターにて直接、または以下の方法で
お名前とクラス、電話番号をお知らせください。
電話: 0155-33-0198(当日まで応対可能)
メール(4月8日9:45PMまで受付)
*英語指導者で、指導法を学ぶために初級プログラムに参加したいという方がいます。参加は可能ですが、以下の点にご協力ください。座席は後方にお座りください。また、初級者のための講座ですので講師からの質問への挙手および回答は控えていただくようお願いします。
プログラム
<初級講座>
時間:13:30-15:00
対象:ベーシック〜ステップ2、英検3級程度
テーマ:英語は3で割り切れる!
《晴山先生から》
「英語は3で割り切れる」という大発見を中心にお話しします。たとえば、英語は「5文型」と言われますが、基本的には「3文型」。文の構造は、〈語、句、節〉の3層構造でできています。また、文法は何の役にたつのかという話をします。すべての文法項目は、個々バラバラの学習事項なのではなく、英文(の構造と意味)を成り立たせるための道具なのだということをぜひお伝えしたいと思います。さらに、文法と音とは密接な関係にあるという点も取り上げます。内容語と機能語の区別を説明し、内容語を強調すると、自然に英語特有のリズムが生まれることを体験していただきます。私はCDブックも多数出版していますが、教材CDなどの英語ナレーションにも歴然としたレベル差がある、という話もしたいと思います。
<中級講座>
時間:15:30-17:00
対象:ステップ3・4、英検2級程度
テーマ:英単語には2種類ある!
《晴山先生から》
英単語には、さまざまな捉え方がある、という話からスタートします。「閉鎖系の単語」と「開放系の単語」があり、さらに、「意味を担う単語」と「構造を担う単語」がある、という本題に進んでいきます。私が選んだ60個の「文法単語」の活躍ぶりを楽しい例文を使いながら、ご一緒に観察していきましょう。また、英語の語順(話の進め方)と日本語の語順の違いについてお話ししたいと思います。多くのジョークが、英語の語順を利用してオチを作っていることなどにも触れたいと思います。最後におまけとして、1か月に1冊のペースで書く私の情報収集法(本の読み方)についてお話ししたいと思います。あるベストセラー本の英訳を題材にして話を進めていきますが、何の本なのかは当日のお楽しみに・・・。
講師紹介:晴山陽一(はれやま・よういち)
1950年東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科(ギリシャ哲学専攻)卒業後、出版社に入社。英語教材の編集、経済雑誌の創刊、学習ソフトの開発などを手がける。元ニュートン社ソフト開発部長。1996年、自作ソフト『大学受験1100単語』普及のため「英単語速習講座」を主催、全国各地で受験生の指導にあたる。
1997年に独立し、精力的に執筆を続けている。主な著書に『たった60単語の英文法』(青春文庫)、『英文法練習帳』(ちくまプリマー新書)、『英単語速習術』(ちくま新書)、『すごい言葉』(文春新書)、『英語ベストセラー本の研究』(幻冬舎新書)、など100冊を超える。
ここ数年は雑誌や新聞への連載、ポッドキャスト番組やオーディオブックの制作、ビデオ教材への出演、山手線・中央線で流されているトレインチャンネルへのコンテンツ提供(セインカミュの車内英語塾)など活動の場を広げつつ、毎年10冊以上のペースで新著を出し続けている。