松香洋子先生のブログから
(松香洋子先生のブログから)
外国語を通して、言語や文化を体験的に学び、積極的にコミュニケーションを
図ろうという態度を育成し、外国語の基礎的な語彙や表現に慣れ親しみながら、コミュニケーション能力の素地をやしなう、というのがこの外国語(英語)活動の趣旨ですが、このような要素は、国語、算数、理科、社会という教科では取り入れる事が難しいし、時間も、余裕もないでしょう。
公立小学校というもっとも基本的な教育を提供する場で、現在を生きる子どもたちが、日本語を話す人とも、話さない人とも、積極的にコミュニケーションを図り、共生することを学んでいくというのは、教育の基本になくてはならないものだと考えています。
学級担任だけで教えるのは、たとえそれが可能でも、外国語(英語)というものにふれ、異なった文化に触れ、コミュニケーションの素地を養うという趣旨に合わないものだと考えます。様々な国の人々、そしてそれぞれの地域に住む異文化や異言語の習得経験や指導経験をもった人々を学校が受け入れて行く中ではじめてこの外国語(英語)活動の趣旨は全うされると思います。
いよいよ必修化をまじかに控え、今後の発展が楽しみ。わくわくドキドキの毎日です。
2010.11.12 15:03