人の心に火を点す
田尻悟郎先生の特別授業と英語教師向けセミナーが終わりました。田尻先生が『カリスマ教師』たる理由がもろに理解できる、そんな時間でした。
特別授業を受けた三十数名の中学2年生のほとんどが、恐らく田尻先生が何者であるかは知らなかったことでしょう。『口ひげを蓄えた、ときどき関西弁が飛び出す、やけにテキパキした先生だなぁ』と思いながら席についていたのでは。ちょっと緊張していたようですが、終わって声をかけてみると口々に「楽しかった!」と、笑顔。授業の中では田尻先生自ら教室内を回り、英作文の添削。関西弁で褒められて思わずニコッとしてしまう生徒たち。
英語教師向けセミナーでは、具体的な指導の前にまず教師はどうあるべきか、ということを田尻先生ご自身の経験を披露しながらお話されました。教師であるまえにひとりの人として生徒と、人と向き合うこと。教師でなくても一組織人として胸に響くお話でした。
「教師の仕事は、目先の仕事ではない。二十年、三十年先を見て」という言葉が、とても印象的です。
田尻先生は、人との出会いを祖末にしない方だと感じます。私たちスタッフにも必ず目を見て、笑顔で挨拶してくださいます。
昨年、田尻先生がジョイの子どものクラスを見学なさいました。そのときの生徒たちは田尻先生を「GORO先生」と呼び、先生にインタビューしたことをポスターにまとめました。先生がまたジョイにみえることを聞いた生徒たち、今度はGORO先生へクイズを用意したのです。それも、今までに習ったことを生かして、英語で、です。
今週ジョイに来るみんなの笑顔が楽しみです。そこにはGORO先生からのプレゼントがあるからです! ご覧になりたい方は、A館2階へお上がりください。階段上がって正面に掲示してあります。
(田尻先生の言葉に感動中の浦島学院長)