ラフレシア
キナバル山のふもと、キャノピーウォークの後、ついに本物のラフレシアを見る事ができました。世界最大の花、と呼ばれるこの花、咲くまでに数ヶ月(ガイドのウィリアム君はプラグネントフラワーと呼んでいたから9ヶ月?)かかり、たった1週間で終わってしまうと言う幻の花。ツアーを予約したときも、「う〜ん、見れるかどうかは運次第ですね」と言われていたので、半ばあきらめていたのですが、、、『今朝咲いた、という情報をもらいました!」と帰りのバスで嬉しそうに報告するウィリアム君。それはぜひ、「いざいざ!」と行った先は個人の持つ農園(?)の一角で、ここに入るのに、20リンギット(約500円!)徴収されました。10リンギットはここの土地所有者に、あとの10リンギットは州の自然保護局に、という説明でしたが、特に入場券も整理券も、見学ノートもなにもなく、数を数えている様子もなく、入り口でガイドにお金を渡して、、、、だったので、う〜ん、いかにもツアー業者と土地所有者の結託、という感をぬぐえませんでした。
ま、それはともかく、噂のラフレシアはあまりにも大きく、あまりにも色鮮やかで、まるでプラスチックかゴムで作ったサンプル?みたいにも見えてしまったのは、ひねた観光客目線だったかなぁ。
これは2メートルほど先のをロープ越しに私が撮った写真です。どう?
帰りにバスの窓からみたキナバル山。
雄大で、美しいその姿に、心を奪われました。おもわず手を合わせて拝みたくなるくらい、圧倒的な存在感。カーブを曲がるたびに,頂上の形が変わり、雲が流れ、違う表情をみせてくれました。富士山より高いのだそうです。
2009.01.10 21:50