アフリカの真実を知る『サラガのバオバブ』
ジョイで以前講演したことのある大樹町出身の米山博子さんが、西アフリカで行われていた奴隷貿易を題材にした絵本『サラガのバオバブ』を出版しました。アフリカに渡って15年。ガーナ在住の米山さんは現在、ガーナ大学で日本語講師を務めています。奴隷が鎖で繋がれていたというバオバブの大木の話をサラガの部族長から聞き、今も残る人身売買や児童労働の問題への思いを込め4年がかりで完成させたそう。多くの方に読んでいただきたい一冊です。
『サラガのバオバブ』は、新日本出版社から。定価1,470円。
2008.06.24 17:00