中垣哲也のデジタルスライド&トーク「オーロラダンス」
オーロラを追いかけて、アラスカ・カナダの極北の地を14回訪れたという中垣哲也さん。広大なタイガの森、悠久の年月を経て氷河が創りだした峰々や湖、カリブーが旅をする大陸の果てのツンドラの大地へと、今までに地球一周以上に相当する5万キロを東奔西走、極北の夜空の下で170回の夜を過ごしたそう。そんな中垣さんの協力で今回のイベントが実現します。
英文雑誌『ノーザン・ライツ』(北極圏で見られるオーロラの意味)を17年間にわたり発行していたジョイにとってはまさにピッタリの企画です。しかも会場はバッキーホール。最高の舞台が整いました!。お早めにお申し込みください!
日時:4月27日(日) 7:00~8:30PM (開場 6:30PM)
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー B館1階バッキーホール
入場料:無料
対象:ジョイ生徒
定員:先着30名
<中垣哲也プロフィール>
札幌生まれ(46歳)。札幌市中央区在住。少年時代から星空と音楽で感性をはぐくみ、高校生で一眼レフを手にする。歳を重ねても星空への憧れを失わず、また数々の彗星や流星群の到来は宇宙神秘への好奇心を更にかき立てた。2001年、ニュージーランドで遭遇した荘厳な低緯度オーロラに衝撃を受け、翌年、導かれたカナダ極北の地でいきなりオーロラ爆発の天命を受ける。2004年、小学館より中垣哲也写真集「AURORA DANCE オーロラに包まれて」を発表。2006年、富士フォトサロンの札幌、東京の両会場でオーロラ写真展を開催、のべ1万人を超える観客動員数を記録。2007年3月まで札幌医大病院に診療放射線技師として勤務、在職中休暇を利用してオーロラを追い求め、極北の地へ取材を重ねる。2007年4月に独立、オーロラや星空の伝道師としての道を歩み始める。
ウェブサイト http://www.aurora-dance.com/
<中垣哲也さんからのメッセージ>
「地球上で見られるもっとも美しくダイナミックな自然現象」と言われるオーロラ。暁の女神が気まぐれに微笑んだ時、極北の満天の星空は壮大な宇宙劇場と変貌します。私は幸運なことに、何度か奇跡的なオーロラと遭遇しました。驚異の光に包まれた瞬間にいつも感じることがあります。「私はいま、地球上でもっとも崇高な宙の下にいる!」
太陽風が吹き荒れる過酷な宇宙環境の中において、地球は自らが持っている磁場と大気という「生命のバリア」のおかげで、命あふれる豊かな環境が保たれています。そしてオーロラは、その命のバリアである磁場と大気、それと太陽との微妙なバランスのもとで存在しています。オーロラを知ることは、「地球がこれほど豊かであり生命が存在出来るのか、そして私たち人類は今、何をしなくてはならないのか」というテーマにつながっていくはずです。
この過酷な宇宙環境における、かけがえのない地球環境の価値を多くの人に認識してもらい、地球規模で物事を考える人が少しでも多くなれば、「この奇跡とも言える地球環境をいかに後世に残すか」という重大な問題につながると信じています。私たち人類を乗せた美しい惑星・地球号を照らすオーロラのメッセージを感じてください。