Merry Christmas!
今週からアルファベット・クラブのクリスマス・スペシャルが始まりました。
主人公はジンジャーブレッド・マン。
ほとんどの子どもたちにとって英語の絵本を読む、というのは初めての体験だったはずです。あのお話は実際に授業の中で読むのは2回。それも時間の関係で最初の部分しか繰り返し読めませんでした。それでも、3回目の本番、クリスマスのお部屋でイヴァ先生と一緒に読んだときのあの元気な声。いきいきした表情。たった2回しかおさらいしなかったとは思えない出来映えでした。
絵本を読むとき、子どもたちは練習させられている、なんて気づきません。純粋にストーリー展開にわくわくし、読める部分を声に出し、チャンツ”Run run run. As fast as you can. You can’t catch me,I’m the Gingerbread man”は元気に繰り返し唱和します。そこが絵本の魅力です。
今回はこのお話の主人公、クリスマスに欠かせないジンジャーブレッド・マンのオーナメントを自分で作り、登場人物のカードゲームで話を反芻し、最後のページをドキドキしながら最終日を迎えました。ま、結末は「あらら、、、」で、子どもたちは「やっぱり〜」といった感じなのですが。(教訓:親切なワニには気をつけよう!)
一冊の絵本で、こんなに楽しい英語の世界が広がりました。絵本の力って素晴らしい。
小さい本バージョンを買って下さった方はおうちでもまたお話を読み返し、話題が広がったことと思います。おうちで特大ジンジャーブレッドマン・クッキーを焼いてくれたお母さんもいらっしゃいました。むか〜し同じようなストーリーをしたとき作ったオーナメントを未だに毎年ツリーに飾ってくれているお家もあります。うれしいなぁ。(この子はもう大学生です)こんな風にジョイを通して経験したことが、英語はもちろん、外の文化の興味をかき立てたり、楽しい想いでになってくれたら本望です。