イベント・レポート「第2回文法の日セミナー」
2回目を迎えた「文法の日」(4月第二日曜日)。今年は、昨年の発音&スピーチ講座にも登場した阿部一先生に来ていただき、初級講座と中級講座にはそれぞれ50名程度のみなさんが参加しました。いずれも、表現方法の微妙な違いで意味が違ってくるということを実感しましたね。なぜ「文法が大事」なのか、よく実感できたのではないでしょうか。
<初級講座より>
文法とは、理解してもらうために物を指差して名詞を言う、という行為を保証するもの。名詞を結びつける道具。感性と常識力も必要。わずか2・3年でも勉強の仕方によっては5〜10年に相当する。集中力が大事。
<中級講座より>
名詞をたくさん覚えれば何とかなるわけじゃない。名詞は役者。そこに動詞が加わることで何かが起こる。名詞には形容詞、動詞には副詞を付け足すことで詳しく事実を述べることができる。さらに助動詞が入ることによって感情が表現できる。中級より上を目指すなら「説得力のある英語を書いたり話したりできるようになること」が大事。その鍵は「分詞」。
2007.04.18 17:53