Beijing体験
先週Beijingに行ってまいりました。発音はBeijing「べいじん、米人?」、だからといって全くアメリカには関係なく、2008年のオリンピックを控える北京のことです。「中国4千年はあなどれないぞ!」と覚悟して臨んだ中国の地ではありましたが、やはり発見の多い旅でした。旅行会社の方によると,ここ5年ほどで北京も上海も目覚ましく発展をとげているようで、GNPも世界130番台から去年は一気に4位に浮上、まさに飛ぶ鳥落とす勢いのある現在のChinaなのだそうです。戦後右肩上がりに、わっしょいわっしょいと高度経済成長路線まっっしぐらの日本を彷彿とさせます。あの頃も「東京オリンピック」が庶民の豊かな生活獲得ターニングポイントだったとおもわれますが、まさに今の中国はその時を迎えつつあるようです。国民総人口が何を隠そう13億。日本の約10倍。つまり、例えば国民の約1割しか自家用車を持てません、というたった1割がすでに1億3千万、という巨大市場になるわけです。ま、国土が広いわけですから、それもありかな〜、という気もしますが、それにしてもすごい数です。とにかく数に驚き、万里の長城のでかさと長さに驚き、歴史の古さに驚き、ついでに中国雑技団のけなげな少年少女の技やドアなしのトイレに驚き、とにかく驚きづくめの旅でした。しかし、道路やビル建設などのめざましい発展はみられるものの、どう見てもいやいや仕事をしている風のウェイトレスや、一切英語が通じない空港の売店の店員など、まだまだソフト面での課題は多いように感じられました。「いや〜、それでも5年前に比べたらちょっぴりだけど店員ウエイトレスさん達に笑顔が見られるようになったし、少なくとも機内食を投げてよこさなくなっただけ大進歩ですよ〜」という旅行会社の方の弁。北京オリンピック後の中国にこうご期待です!侮れませんよ〜中国は!