ブラボー直山先生!
英語は早く何歳から始めた方がいいのか?」というのは最もよく聞かれる質問です。何でも早いほうがいい、という意味の「早期教育」ですが、私自身この「早期教育」という言葉には違和感がありました。それには、なんだか「先取り」というニュアンスが含まれているからです。私自身英語をまじめに学び始めたのは30才に手が届きそうになってからで、それで遅かったか?といわれると、「ま、それなりの英語は話せるようになりました」というしかありません。
ただし、発音の正確さ、リスニングの的確さ、は生まれた時から英語に触れていた息子にかないません。今NHK BS チャンネルで「I love Lucy」というコメディドラマを放送しているのですが、一緒に見ていた息子が「ルーシーの夫のリッキーって、なまってるね。どこのなまりかなぁ」ってつぶやいたのを横で聞いていて、びっくりしました。リッキーはキューバからの移民と言う設定だったのです。正直、私はまったく気づきませんでした。
直山先生は「早期教育」ではなく、「適時教育」という言葉を使います。「小学校低学年は、聞く耳がよく、繰り返しをいとわない、子ども達が自発的に発言しようとする、というすばらしい能力がある。中学生は恥ずかしがってもっともやりたくない年齢。だから低学年で鍛えられる英語力を鍛える事が大切。中学校英語の前倒しではない」キャンベルもう心の中でブラボー拍手喝采でした。そうなんです。
それから、もう一つ。基本的な言語能力にも触れていました。
母国語がそだっていない子どもはに、英語がのっかってこない。センテンスで話す、書く練習も小学校から必要ではないかと言う指摘でした。全く賛成です。言葉で説明できる、と言う能力はどの教科にもつながる大事な技能ですが、言語コミュニケーションをベースにする英語には特に必要になります。先生の言ったセンテンス(文章)をリピートできない子どもは、日本語自体が弱い、というのが見えてきたそうです。その点、ジョイに通っているこどもたちには図書館でもよく会います。嬉しい事です。
一緒にお話を聞いたお母さんの中には,「震えるほど感動しました!」という方もいらっしゃいました。直山先生はNHKの「わくわく授業」にも登場します。テレビ、ぜひごらんになってください。
by キャンベル紀子