ピーター・フランクル氏は有名な数学者ですが、同時に大道芸人としても一流です。
テレビや雑誌で彼の人生哲学を知り、以前からお会いしたい！と思っていましたら、今回実際に講演を聞く機会がありました。ジャグリングの大道芸を披露しながらの登場。会場おおいに沸きました。
　講演のメッセージは「自分の人生を設計するのは自分。自分が人生の主人公」でした。
みなさんは、「幸せ」ってなんですか？と聞かれたら、どう答えますか？
ピーターさんの説明によると、戦前の国家全体主義、戦後の経済優先主義が崩壊した後、国が個人の生き方の指標を示せなくなった。責任を持てなくなった。これからは大きな経済成長も人口増加も期待できないけれど、だからこそ、なにが「幸せ」かというのを各自しっかりとらえた方がよい。
それは、お金でも物でもなく、家族、友人、同僚に愛される、尊敬させる、役に立っているという充実感、そういうことが、「幸せ」ではないのか、というお話でした。同感です。
講演終了後、会場を後にするピーターさんを追いかけ、急いで撮ってもらったツーショットです。