ぶた丼ミッション#1
帯広市とマディソン市の姉妹都市交流を目指す事業の一環で、先週1週間ほどアメリカに行ってきました。
あ、もしお手元にアメリカの地図があれば開いて見てください。シカゴの北東あたりに位置しています。
マディソンと聞くとたいていの人が、「あ〜、あのマディソン郡の橋の?」と言いますが、答えはぶぶーっ。ロバート・キンケードさんがフランシスカと恋に落ちたあの橋はアイオワ州にあります。ディモイの近くの小さな町です。機会があって7,8年前に見てきましたが、特に看板もなく、「中年の純愛記念キーホルダー」も「愛の橋まんじゅう」も売られる事無く、ただ屋根付きの古い橋、がひっそりとたたずむだけでした。
そんなことはどうでもいいのですが、今回のマディソンです。マディソンはウィスコンシン州の南の方にある帯広よりちょっと大きな学園都市です。人口は22万人。ウィスコンシン大学には約4万5千人近くの学生がいて、大学関係者を含めると、町の半数を占めるかもしれません。気候も風土も十勝によく似ていて、ちょっと校外にでると、見渡す限りのトウモロコシ畑、小麦畑が広がります。主な産業は酪農業です。地元産のチーズは特に有名です。町の中心街は東西にある二つの大きな湖に挟まれるような格好で中心市街があります。町の中心は州の議事堂です。
そこに、2年ほど前からマディソンー帯広交流協会が発足し、その分野では先進地域といわれている精神医療関係のチーム、産業の可能性を探るチーム、教育関係チームなどがそれぞれ民間交流を模索しています。マディソンは公立の図書館は本館、分館、かなり充実しているという話を聞いたので、私は個人的に図書館にもコンタクトをとり見学させてもらいました。
帯広ー関空ーシカゴーマディソンという経路で、飛行時間合計約15時間。13日から20日までの旅をダイジェストでお伝えします。(続く)