JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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JICA

昨年の10月以来、久しぶりにJICA(国際協力機構)で導入教育の講師をやってきました。今回のグループの構成は、ドミニカ、ガーナ、イラン、ヨルダン、タンザニア、トンガ、そしてフィリピン2名、計8名。リストには9名の名前がありましたが、ニジェール(私は知りませんでしたが、アフリカの中西部にある共和国だそうです)からの参加者は到着が遅れているとのことでした。テーマは「日本人と日本社会」で、90分の講座です。
 
帯広に住んでいて、英語で90分も話すことなどJICAでの講座ぐらいしかありません。しかも、この講座は当然ですが毎回参加者が変わるので、一回一回が真剣勝負です。ですから、私はドアを開けセミナーの会場に入る前には、自分自身に気合いを入れて行きます。今回は、最初からのりがよくて、「やりやすいグループ」という印象を受けました。
いろいろな話をさせてもらったのですが、その中で「日本人は特別な理由もなく外国人にプレゼントをしたりする」という話になりました。これはよくあることで、私も外国人を連れてそば屋に行った際に、湯飲みや日本手ぬぐいをもらったりしたことがあります。そんなことを話しながら、彼らに十勝の絵はがきをプレゼントするとみんな喜んでくれました。
突然、イランからの参加者が席を立ちました。トイレにでも行ったのだろうと考え、本論には入らずジョークで時間を過ごしていたのですが、なかなか戻ってきません。ドアから入ってきた彼は手に、缶詰、ペン、そしてナッツを持ってきました。「イラン人も理由もなくプレゼントをする」のだそうです。
はたしてイランの缶詰はどんな味がするのでしょうか?

冬のハルニレ

豊頃のハルニレの木に行ったことがある人は多いはずです。でも、真冬に行ったことがある人はいるでしょうか? 
昨年7月に大阪での研修会に講師として招かれた際、ある中学の先生と知り合いました。彼女は8月にハルニレの木を見に来たいとのことだったので、友人の田代先生と一緒に案内しました。その後、10月にもひとり大阪からやって来て、秋のハルニレの木と再会したそうです。そして、今回は真冬のハルニレの木を見たいと、3度目の旅になりました。
今回も前回と同じく田代先生に同行してもらい、スノーシューをつけ道なき雪原を歩くこと30分。ハルニレの木にやっとたどり着きました。夕日に照らされたハルニレの木の美しさは感動的でした! 
私のおやじ、浦島甲一は雪景色の中に立つハルニレの木の写真をたくさん残しました。「こんな寒い中で、一瞬のシャッターチャンスを待ちながらこの場所に立っていたんだ・・・・・」なんて、少しだけおやじの心に触れることができた経験でした。

ビジネス英語

昨年から小樽商科大学が始めたビジネススクール(MBA)で「ビジネス英語実践」という講座を担当しています。会場は札幌にあるサテライト校で、2週間に1回、90分の授業を2つ連続でやるという方式です。当初、授業の間が空き過ぎているこの方式は語学の授業には合わないのでは、と考えていました。しかし、実際にやってみるとこれが結構いいのです。
ただし、この方式をうまく機能させるためには、条件がひとつあります。学生側にやる気があるということです。私のクラスの学生は7名とも社会人で、中には私よりも年上の54才という会社員もいます。日常の仕事をしながら、午後6時30分には教室に来なければなりません。授業が終わるのは午後9時45分。それから帰宅、あるいは会社に直行する人もいるようです。授業の後には毎回宿題が出していますが、ほとんどの学生からは1週間以内にメールで送られてきます。
昨日は、初めて英語でディスカッションをやりました。トピックは「小樽商大ビジネススクールの効果的PR法について」でした。用意した1時間を無事終えることができるか心配していましたが、なんとかなりました。次回はいよいよ英語でプレゼンです。

玉手箱オープン!

 超メカ音痴の浦島です。私の両親は豊頃町で電気屋さんを経営していました。と言うことは、私は電気屋の息子なのですが、とにかくメカに弱いのです。いまだに自宅では、女房が電球を代えたり、ビデオ録画をしてくれています。昨日もデジカメの使い方が分からず、スタッフの冷たい視線を感じながら、何度も操作の仕方を聞く自分がみじめでした。
 でも、デイビットの辛抱強い指導のおかげで、メールは使えるようになりました。そして、こうしてなんと「浦島久の玉手箱」を開設することができたのですから、これは快挙です!
 ここでは、私が日頃考えていること、経験したことを中心に書いて行きたいと思います。コメントがあればどしどし送ってください。
 
 

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