転職
大学時代の後輩から転職を知らせるハガキが届きました。彼とはESA(英語研究会)で一緒に英語を勉強した仲間ですが、後輩でありながら、彼の英語力は私よりも上でした。大学卒業後には、東京銀行に就職。ニューヨークをはじめ、かなりの期間にわたり外国で勤務していました。
今回の転職先は、「モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信株式会社」。そして、そこでの彼の肩書きは「エグゼクティブ・デイレクター、コンプライアンス部長」ということです。最近は、外資系の会社が増えてきたためか、会社名からどんな業務をやっている会社なのか分かりづらくなりました。そして、肩書きもこれまでの一般的なものとは大違いで、英語をそのままカタカナにしている場合が多いようです。
ところで、みなさんは「コンプライアンス」という言葉を知っているでしょうか? コンプライアンスとは、complianceと綴り、comply(法令などを守る、遵守する)の名詞形です。日本語に訳すと「法令遵守」になります。最近は、雪印グループ、テーマパークUSJ、日本ハムなど企業の不祥事が相次いでいます。そんなことが起こらないように、日頃から法令などを遵守してルールを守った活動を行うように、社員全員に徹底させることが必要になりました。
私の同期生もほとんどの場合、最初に就職した会社には残ってはいません。みな第2、第3の企業で働いています。私はジョイを始めるために松下電器を1年半で辞めてしまいましたが、あのまま在職していたら今頃どうなっているのでしょうか? 私もカタカナ会社・カタカナ肩書きの名刺を持ち歩いるかもしれませんね。