JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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観光ホテル学科

帯広コンピュータ・福祉専門学校の神山(こうやま)理事長が午後に訪ねてきました。彼女は何度か私のブログに登場していますが、月に1度ぐらいは、住まいがある東京から帯広に出張で来ています。この専門学校は、ご存知のように、もともとはコンピュータ専門学校としてスタートしたのですが、時の流れとともに福祉関係と医療事務の学科を加え、2年後には観光ホテル系の学科を開設する予定です。つまり帯広の高等教育機関には少なかった文系の学科が誕生することになります。
その準備段階として、「観光・ホテルサービススタッフ養成講座」が開講されます。これは文部科学賞委託事業ということで、なんと受講料は無料。しかも、10月11日から始まる事前学習から基礎教育、そして最後には実践教育ということでホテルでの実務実習もついている本格的なものです。約2ヶ月少々のプログラムですが、ホテルでの仕事に興味がある人、転職を考えている人には、またとないチャンスだと思います。なにせ、授業料だけでなく、テキストまでもが無料なのです。ちなみに英会話はジョイの講師が担当することになっています。
十勝は観光地としては、決して北海道を代表するようなところではありません。なにせ団体旅行客を引きつけるような有名観光地はないからです。でも、私の周囲をみても、近年は帯広・十勝が好きになりちょくちょく来るといった地道なファンが増殖しつつあります。そういった方々を迎えるホスピタリティ溢れる、そして地元を知り尽くしたスタッフがいれば、ここは他の観光地とはひと味違う地位を築くことができるかもしれません。
そのためにも、帯広コンピュータ・福祉専門学校にはがんばってほしいと思います。すでに系列の専門学校では観光ガイド学科を超人気の学科に確立しているところもあるそうです。そのノーハウに期待しましょう。これからの帯広・十勝には必要な分野です。養成講座に興味がある方は、帯広コンピュータ・福祉専門学校(電話0155−48−6000)に問い合わせてください。

She Misses Himの謎

今日はまず英語の問題から始めましょう。次の歌詞を読んで、「彼女と彼」の関係を考えてみてください。
She Misses Him      Tim Rushlow
She shaves his face
She combs his hair
She helps him find his rocking chair
She cooks his meals
She wipes his mouth
And the window that he’s looking out
She reads him books
She speaks his name
Oh every day is much the same
She sighs that sigh from deep within
The one that says
She misses him
*She misses his gentle touch
And the way he used to make her laugh
She misses the man he was
In all of those old photographs
So strong, so kind, so sweet, so smart
The man who stole her very heart
She misses him
His children come on Saturday
They’re at his feet
His grandkids play
It’s sad they don’t know him at all
He’s just the one they call grandpa
They take out his trash
They mow his lawn
Things he can’t do since he’s been gone
She’s grateful that they’re pitching in
And like everyone
She misses him  *
And yes they’re still together
After all these years
But sometimes you can almost feel
The sadness in her tears  *
どうでしょうか? 「若い男女のラブラブ生活!」「中年の男女の不倫かな?」「女性が髭を剃るのはおかしい。この人はもともと男だった?」などなど、いろいろ出てきそうですが、時間の関係から正解を発表します。これは「(アルツハイマーの)ご主人を夫人が看護する歌」です。ティム・ラスローという米国のシンガーが歌ったもので、カナダで偶然買ったアルバムの中の1曲でした。車の中で聴きながら感動してしまい、以前やっていた「ポップスでリスニング」というクラスで取り上げたことがあります。
ところが、先日、知り合いの小学校の校長先生からファックスが入りました。「TBSのドラマ『ドラゴン桜』を知っていますか? その原作の漫画の第5巻に『She misses him』がなぜか国語の問題で登場するのです。これは不思議だと思いませんか?」。実は、昨年、あるセミナーでこの曲を使ったことがあったのですが、この校長先生はそれに参加していたのです。
確かに送られたファックスには、「彼女は彼のひげを剃る 彼の髪を梳く 彼がいすを探すのも手助けするし 彼のために料理をする 彼の口を吹いてあげるし外が見えるように窓も拭く 彼のために本を読むし 彼を呼びかける 毎日が同じ繰り返し彼女は深いため息をつく 彼がいなくてさびしいから」と歌詞が訳されています。本当に驚きました。どうして、この歌詞がこんな形で登場してきたのでしょうか? 偶然でしょうか?
可能性としては、あのカリスマ教師の田尻悟郎が関係しているかもしれません。この歌を彼に教えると、彼もとても気に入り、全国でのセミナーでこれを使っています。もしかしたら、『ドラゴン桜』の原作者はそのセミナーに参加したことがあるのではないでしょうか? それにしても、これはミステリーですね。
そうそう、このドラマは、元暴走族の貧乏弁護士が、偏差値36の落ちこぼれ高校生たちを東京大学に導くというドラマです。私も一度見てみたいと思います。
 

スターリング大学

みなさんは米国バーモント州にあるスターリング大学という大学を知っているでしょうか? ここは全学生100名というユニークなミニ大学で、2年制のプログラム(Resource Management)と4年制のプログラム(Northern Studies, Outdoor Education & Leadership, Sustainable Agriculture, Wildlands Ecology and Management, Self-Designed Major)があります。今日は、ジェッド学長を始め10名の学生とスタッフがジョイを訪ねてきました。
この大学とジョイの関わりは、デイビット先生のおじさんが以前ここで講師として働いていたということから始まりました。これまでジョイから2人の学生がこの大学で学び、卒業しています。学生は全員が寮で共同生活し、約3分の1の教授もキャンパス内に住んで、共に学ぶ実践的な教育を展開しています。イメージとして、野外学校と大学が結びついたようなところでしょうか。2人の一番の思い出は、真冬の山中キャンプ(3泊4日)というのですから、私のような軟弱な人間には耐えられそうにない大学です。
今回のグループは、帯広畜産大学、新得の共働学舎、清水の十勝千年の森などで研修をするとのことです。そして、グループの一部は稚内まで足を伸ばす予定とか。今回はあいにくの台風のためひどい天気になってしまいましたが、一行はそれほど気にするそぶりも見せずに精力的に研修しているようです。
そう言えば、帯広出身者ではないのですが、もうひとり本州で証券会社に勤めていたという青年が、私の紹介でこの大学に入ったこともありました。風の便りでは、帰国後、JICAのような国際協力機関で仕事をしているそうです。彼にとっては、人生をやり直す上で、スターリング大学は飛躍の舞台になったのかもしれません。ここ数年間は日本人学生はゼロとのことです。興味のある方は、http://www.sterlingcollege.edu/ をチエックしてください。

弘文堂画廊

毎週火曜日は帯広の中心街で朝10時30分から11時45分まで授業をやっています。最近、授業前に時間をつぶす場所が少なくなってきました。そんな中、私にとってのオアシスは藤丸の前にある弘文堂画廊です。お金がないので絵画を買うことはできないのですが、毎回、目の保養をさせてもらっています。
この弘文堂画廊が、今月2日よりギャラリーを本店から独立させ、六花亭本店3階にオープンさせました。今日、初めて行ってきたのですが、なかなか魅力的な空間でした。今回は、ギャラリー開設記念として、十勝・帯広を代表する6人画家による「十勝・精鋭作家六人展」が開かれています(9月20日まで)。
その6人の中のひとりが宮沢克忠さんです。実は、私が中学生だった頃、家の居間に十勝川とその周辺を描いた宮沢先生の大きな作品が飾ってありました。しかし、その作品も隣家からのもらい火で焼失。私が高校2年生のときの悲しい出来事です。そして、私の現在の家には、宮沢先生の比較的最近の作品2枚が壁にかかっています。これも何かの縁なのでしょう。縁と言えば、宮沢先生とは共に平成3年に帯広市文化奨励賞を受賞しました。
みなさんもぜひ弘文堂画廊の新しいギャラリーに足を運んでみてください。いつも笑顔の小藤田社長(一見、若過ぎて社長という感じがしませんが)が出迎えてくれるはずです。そうそう、彼も子どもの頃、短かかったのですがジョイで英語を勉強したことがあります。帯広のいたるところでジョイの卒業生が活躍していますが、これぞジョイのモットー「地域に根ざした英語教育」の理想の形かもしれませんね。

東京で音楽関係の仕事をしている古田秘馬さんが、今日の午後、私を訪ねて来てくれました。古田さんのお父さんは、ジョイの創世記に私がとてもお世話になった方で、そんな「縁」で彼と一度東京で会ったことがあります。
みなさんはジョイが出版していた英文雑誌「ノーザン・ライツ」を覚えているでしょうか? 1980年に創刊した年刊誌で、17号で休刊になりました。実は、この地方発の英文雑誌の第3号から裏表紙に世界的な企業「アメックス」の広告が登場したのでした。当然、世間はビックリ。他の広告はほとんどが地元の会社ということで、「なぜ?」と何度も聞かれたものです。
今だから言えるのですが、古田さんのお父さんがアメックスの日本法人の副社長だったのです。ひょんなことから知り合い、私の活動を気に入ってもらいました。「同じ北海道出身者として、何かできることはありますか?」という問いに、私は「アメックスの広告をください!」と大胆なことをお願いしたのでした。たぶん、アメックスが広告を出した発行部数が一番少ない雑誌だったと思います。
今回、古田さんは東京で活躍するクリエーターと一緒に帯広で何かをコラボレートしたいと、その打ち合わせで来たそうです。「なぜ帯広?」と思わず聞いてしまいました。仲間に帯広出身者がいたのが「縁」だったそうです。なるほど。
帯広は4年制の大学がひとつしかなく、しかもその帯広畜産大学が郊外にあることから、町中ではあまり大学生を見ません。つまりほとんどの若者は大学に行くためにこの町を出て行きます。古田さんとその仲間たちが若者を巻き込みここで何をやろうとしているか、私には検討がつきません。でも、素晴らしいコラボレーションが始まることを期待しています。
ところで古田さんのお父さんは、会社を辞め、今はヨーロッパへ3ヶ月の船の旅に行っているそうです。旅に出かける前、みなさんにきっと言われたのでしょうね。「出かけるときは、忘れずに!」と。
*プロフィール
音楽家 古田秘馬 (ふるた・ひま)
1975年生まれ。慶応大学中退後、アメリカを放浪。97年、パリ・ダカールラリー参加。佐藤允彦氏、板橋文夫氏にピアノを師事。ミュージシャン・ライターとしてのキャリアをスタート。2000年より活動の拠点をNYに移す。テロ以降日本に再び拠点を戻す。CM音楽、映像音楽、レコーディング、ライブなどを精力的にこなす。現在は日本の聖地をテーマにした写真とのコラボレーションプロジェクト・Primal Gravityを発表。日本に眠る音霊をピアノと弦楽器を中心に独特の世界観で演奏する。 主なレコーディング作品に、平井堅の「楽園」(99年)、「SAKURA」(99年NY)など。著書としては同世代の生き方を追ったノンフィクション「若き挑戦者たち」(イーハトーブ出版)

ようすけ

日曜日の楽しみはCD店でのんびり過ごすことです。札幌や東京と違い、久しぶりに店に入っても推薦曲が同じだったりするとがっかりすることもあります。でも、人口17万の帯広では仕方ないことかもしれません。なにせこの町のジャズ人口は600人とのことです。今日はたまにジャズギターが聴きたくなり、チエックしてきました。
ジャズ・ギターリストと言えば、私は昔からケニー・バレルとウエス・モンゴメリーが好きです。そして、最近のお気に入りは、ラッセル・マローン。彼はジャズシンガーのダイアナ・クロールのバックで演奏していたことで知ったのですが、今や人気ギターリストになりました。2001年に出たアルバム「ハートストリングス」は最高です。これは、彼の初のストリングス・アルバムで、最初から最後までお洒落なバラード集に仕上げられています。そうそう、その彼が10月28日に札幌に来ます。私は残念ながら平日ということで、行けそうにありませんが。
そして、今回私が注目したのが「小沼ようすけ」です。彼は1974年秋田県生まれと言いますから、31歳という若いアーティストです。ジャズ専門誌「スイングジャーナル」誌2004年度人気投票ギター部門第2位になっています。
彼の初期のアルバムは、私には元気がありすぎて、「買おう」という決断までには至りませんでした。今回、購入してきたのは4枚目のアルバム『The Three Primary Colors』(2004年リリース)で、これはなかなか聴かせます。ジャコ・パストリアスの再来と言われる天才ベーシスト、リチャード・ボナをベーシストに迎えた初の全編ギター・トリオによるアルバムで、ニューヨークでレコーディングしたものです。
一番印象に残った曲は、「Dawn」。彼が書いた紹介文には、「今回のレコーディングのために、ニューヨークについてからホテルにチエックインし、時差ぼけで朝の4時ぐらいに起きてしまい、ホテルの外を散歩しました。そんな後にホテルの部屋で書いた曲です。普段ものすごく賑わっているタイムズ・スクエアーもさすが人がまばらで、まるで某映画のワンシーンのようでした。子どもの頃から夢だった念願の海外レコーディングに向けての期待と不安を感じながら歩いた朝のニューヨークは僕にとって特別なものでした」、と書かれていました。
ウーン、私にも同じような経験があります。確か私も4時頃でした。朝のニューヨークを散歩したあのときの街の音が今にも聞こえてきそうです。そうそう、確かに映画のワンシーンのようでした。もちろん、主役は私!
小沼ようすけ。ジャズ・ギターリスト。これからも注目して行きたいと思います。

ニューオーリンズ

テレビのニュースを見るたびにニューオーリンズの惨状には心が痛みます。「水も食料も薬もない!」と泣き叫ぶ女性を見て、それが世界一の経済力を誇るアメリカ合衆国で起こっているというのですから、まったく信じられません。救援物資が届いたのは5日後でした。
実は、ニューオーリンズに行って来たという友人からジャズのCDを1週間前にプレゼントされたばかりでした。そこには、Prince Albert the Dogmanのサインと8月6日の日付が書かれています。ジャズの本場、ニューオーリンズのフレンチクオーターのライブハウスで歌っていた彼は、今頃、どうなっているのでしょうか? 
米史上最悪ともいわれる大型ハリケーン「カトリーナ」の被害拡大をめぐり、ブッシュ米大統領への風当たりが強まっているそうです。避難者は「海外に軍隊を派遣できても、ここには来ない」と不満を強めています。当然の指摘でしょう。もうイラクで戦争をやっている場合ではないのではないでしょうか。そんな余裕はないはずです。軍隊だって、どうせやるなら、困っている自国民を助けたいと思っているに違いありません。
私の妻の口癖は、「あなたが退職するときには、ニューオーリンズへの旅をプレゼントしたい!」です。歴史を大切にするアメリカ人ですから、たとえ壊滅的な被害を受けたとしても、このままニューオーリンズがなくなるはずはありません。きっとジャズの発祥の地として再生されるはずです。そうでなければ、私の退職記念の旅は夢と消えてしまいます。頑張れ、ニューオーリンズ! 
PS. ところで、私の子どもたちはまだ2歳と5歳。あと何年働かなければならないのでしょうか? 引退する頃には身も心もボロボロかもしれません。

ヤバイ!

ヤバイことになってしまいました。手帳がありません。リチャード・ブランソンを真似て愛用している、あの黒い手帳です。気づいたのは、鹿追で講演会を聞いていたときでした。確か昼食に行ったそば屋に持って入ったはずです。でも、会場を抜け出して電話をかけるのも、講師に失礼になります。
そうこうしているうちに休憩に。すぐにロビーに出て電話を入れると、「ないですね」と素っ気ない返事が返ってきました。あのとき、「ソバが出てくるまで待たされる。週刊誌でもあれば、時間をつぶすことができるが、なければ手持ち無沙汰になる。だから、手帳を持って行き、仕事の段取りでも考えよう」と、私は間違いなく持って行きました。だからそば屋のカウンターの上にあるはずなのです。
手帳がないということは、羅針盤のない船に乗るようなものです。今後のスケジュールがまったく分からないことを意味します。なにせ私は暗記が不得意で、まったく覚えていません。これまで2度手帳をなくしたことがあります(一度はベルギーでカバンごとパスポートからカメラまで全て取られました!)。あのときも大変な思いをして新しい手帳を作くらなければなりませんでした。今回は、さらに悪いことに、友人の電話番号を書いた小さなブックレットが手帳にはさめていたのです。
あのそば屋にないということは、誰かが見つけて盗んでいったのかもしれません。個人情報の管理が社会問題化してきた時代ですから、これはまずいことになりました。でも、あの電話番号をどうやって悪用するつもりなのだろうか? なんて、考えれば考えるほど気が重くなってきました。
とりあえず頭を切り替えて7時からの音読クラスのためにジョイC館に。そして、大谷短大に持って行ったカバンの中から教材を取り出そうとしたときです。ガーン! あの黒い手帳がそこにあるではありませんか。と言うことは、そば屋には持っていかなかったのでした。暗いはずの週末が、馬鹿な自分を笑ってごまかす週末になりました。

ミスターK

久しぶりにホテル・ノースランドの日本食レストランで昼食を食べました。食事の内容はよかったのですが、隣のテーブルに座った客のマナーの悪さには参りました。年配の方でしたが、携帯は鳴らすし、その場で大声で話すやで、睨みつけたい気分でした。
一緒に食事したのはミスターK。と言っても、プロレスラーではありません。長年シアトルを拠点に建材関係の会社を経営している日本人です。仕事柄、1年のかなりの日数をアメリカ及び日本の様々な都市で過ごしています。そんな彼が、「日本で住むなら、熊本、富山、そして帯広がいい」と思ったというのですから、嬉しいじゃありませんか。「よく聞く話だね。リップサービスだよ!」と誰かさんに言われそうですが、このミスターKは違います。
2年前、ホテル・ノースランドに泊まった際、近くの新築マンションがモデルルームを公開しているのを知り、何気なく見に行ったそうです。そして、日高山脈の眺望が素晴らしい最上階が気に入り、衝動買いしてしまったというのですから、驚いてしまいます。みなさんの中には、「ただの気まぐれなお金持ち」と考える人がいるかもしれません。でも、ミスターKは本気です。すでにシアトルから帯広に住民票を移してしまいました!
ミスターKが帯広を選んだというのは、それだけこの土地に魅力があるということです。ここで生まれ育った私たちも誇りを持たなければなりません。実は、私もこれまで20ヶ国70都市ほど旅行したことがあるのですが、帯広以外の町で住みたいと思ったところはありませんでした。本当です!
ところで、ミスターKのような人を裏切らないためにも、帯広をさらにいい町にしなければなりません。そのためにも、せめて最低限のマナーは守るようにしたいものです。例えば、レストランに入ったら携帯はマナーモードにするとか。私の携帯はいつもマナーモードです。もっとも、私の場合は、マナーモードを解除する方法を知らないだけのことですが、・・・。

不安

先週の金曜日から、ジョイのブログが機能停止になっていました。正しくは、英語のシステムは大丈夫だったのですが、日本語の方が使えなくなってしまったのです。原因を聞きましたが、私には理解できませんでした(さすが、超メカ音痴!)。不眠不休(?)のデイビットの努力により、なんとか日本語のシステムを動かすことができるようになりました。
しかし、これまでの慣れた手順とは違うシステムに、正直、私は戸惑っています。デイビットは「同じようなもの」と繰り返すのですが、私は不安でいっぱいです。英語のことわざにYou can’t teach an old dog new tricks. があります。直訳すると「老いた犬に新しい芸は仕込めない」ですが、人間も同じことを長年続けていると、変化についていけなくなるものです。私も老いぼれ犬? いやですね。
1週間ブログを書かないと、いままでの緊張の糸が切れてしまいました。とにかく「続けることが大事」と努力してきたのですが、サボリ癖がつきそうです。英語の授業も同じなのでしょう。何度か休むうちに授業に出たくなくなり、ジョイをやめてしまう。そんな生徒の気持ちが分かります。なにせ人間は楽な方に流れるものです。
でも、一度ペースが落ちたものを立て直すことができて、初めてそれが本物になるのかもしれません。私のブログの真価が試されている? 大げさかな? でも、そんな感じがします。技術的な問題は完璧には解決していませんが、なんとかこのブログを続けて行こうと考えています。この中断でファンがいなくなった? ファンだけに不安です。

木曜日のランチ

学生時代は、親孝行とは行動や言動で心配をかけないこと。授業料が安い大学(国立大学)に行くこと。・・・。そんな程度のことしか私は考えていませんでした。そして、働くようになってからは、余裕のあるお金があれば、何かを買ってやったり、旅行をプレゼントしたりすることが、親孝行だと思っていました。
おやじが4年前に亡くなり、おふくろはジョイの近くで一人暮らしをしています。そして、今、この年になって分かったのは、親孝行とは「時間を一緒に過ごしてやること」だということです。そんなこともあり、この2年間は、毎週木曜日はおふくろの家でランチを食べています。
高校生になると同時に私は豊頃の実家を離れ、帯広での下宿生活を始めました。ですから、おふくろが作る料理を食べたのは15歳までということになります。正直、木曜日は恐怖のランチでした。なにせ味が合わないのです。ですから、当初は私が作ってやることも何度かありました。それ以上に困ったのは、いざ2人でテーブルに向かうと話すことがないということでした。
今日のランチは、焼き魚(ニシン)、挽肉入りの卵焼き、アスパラ、野菜と肉の煮付け、キャベツのみそ汁、そしてデザートにパイナップル。毎回、この程度の品数は出ます。これを準備するのに結構な時間がかかると思います。味もなんとか最近は馴染んできました。
最近になって分かったのは、親孝行とは少しぐらい面倒をかけるということです。1週間に1回でも人に食事を作らなければならないという緊張感も、人間には必要なのかもしれません。そう言えば、先日、おふくろを本屋さんに連れて行ったとき、料理の本を見ていました。そんな気持ちが芽生えてきたのかもしれません。
新聞の報道によると、どうも今年から日本の人口減は始まるようです。そして、本格的な老齢化社会がやってきます。20年もすると私も老人です。

怖い留学

小樽商大ビジネススクールでの講義が終わった2月から札幌には一度も行っていません。基本的に、大きな都市が苦手ということがあるのですが、それ以上にガーデニングが楽しくなり、週末は汗を流したくなったというのが理由です。
そんな折、9月10日(土)、半年ぶりに札幌に行かなければならなくなりました。「高校進路指導者のための留学セミナー」の講師として呼ばれたからです。与えられたタイトルは、「成功する留学、失敗する留学、そして恐い留学」。当日は、ジョイの仕事を通して経験した留学について話したいと考えています。なにせ留学のアレンジメントでは、私もいろいろと苦労していますし、怖い話もチラホラ聞いています。もちろん、成功例も多いのですが。
私のセミナーは、午後1時10分から2時20分までですが、その後、グループ・ディスカッションがあります。ここでは、セミナー参加者と留学事業運営者が、留学や留学事業全体が抱える様々な問題点を洗い出し、教育の選択肢としての留学について話し合うそうです。
興味のある方は、ぜひ参加してください。会場はJTB法人営業札幌支店会議室(札幌市中央区北1条西6丁目 アーバンネット札幌ビル8F)、主催:NPO法人国際教育ネットワーク、共催:SEA国際教育研究所、株式会社ジェイティービー。問い合わせは、電話011-261-6584 JTB法人営業札幌支店の横野さんです。
ところで、会場となるJTB札幌支店ですが、ここに入るのは(ビルは違うかもしれませんが)30年ぶりです。大学生のとき通訳ガイドのアルバイトをたまにしていました。懐かしい!

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