JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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ストーンズがやって来る!

ローリング・ストーンズは、ご存知、1963年にレコードデビューしたイギリスのロックバンドです。ロックの初期からこれまで第一線で活動を続けています。そのストーンズが、なんと北海道にやって来るというビッグニュースが朝刊に載っているではありませんか。ヤッター!
私はどちらかと言えば、彼らよりはビートルズ派でした。でも、ビートルズ解散後、しかもメンバー4人のうちの2人が他界してしまった現在、実在する最高のロックバンドはストーンズしかありません。しかも、メンバー全員が60歳以上と高齢化していることもあり、欧米メディアが「今回がストーンズとして最後のツアー」と報道しています。少なくとも、日本でも見納めになる可能性は高いはずです。
来年3月中旬からの日本公演では、メンバーが「誰もやっていないビッグなショーをやりたい」と話し合い、ステージ背後に27メートルのビルを建てることになったそうです。そして、真上からステージを見下ろせる席を240席用意するというのですから、間違いなく誰もこんなことはやることはできないでしょう。
札幌はもちろん札幌ドームでの開催となります(会場に関しては何も書かれていませんでしたが、ここしか考えられません)。私が初めて札幌ドームでエリック・クラプトンを見たとき、「ドームでのコンサートに行くのはこれが最後だろう」と考えました。昨年はイーグルスを見に行ってしまいました。そして、「もうドームはうんざり」とやはり思いました。でも、ストーンズは行きたい!
ローリング・ストーンズの札幌公演は、3月28日です。ちょっと待ってください。と言うことは、なんと火曜日! これじゃ授業があり行けません。ガッカリです。

53歳

今日は53回目の誕生日でした。だからと言って、何も特別なこともなく、一日が過ぎ去りました。この年になるとこんなものなのでしょう。
朝起きてメールをチェックすると、ジョイの学生番号1番から「誕生日おめでとう」のメッセージが入っていました。東京に住む彼女は28年も経った今でも私の誕生日を覚えていたのです。そして、いつものようににぎやかな(騒々しい?)朝食が始まりました。前日に贈り物でもらった手作りのベーコンがとにかく美味しくて、それだけで幸せ気分いっぱい。
「誕生日は、母親に感謝する日」と誰かさんが言っていました。いつものように朝食後はおふくろの家に行き、仏壇の中のおやじにまず感謝。そして、おふくろには感謝を込めて、我が家での夕食に誘いました。
3時のおやつ時に、義理の姉が2歳と4歳の子どもを連れてバースデーケーキとともに登場。うちの3歳と5歳の子どもを加え、2歳から5歳までの4人の男の子が歌うハッピー・バースデー・ソングは強烈でした。全国広しと言えど、53歳の誕生日をこんな形で祝ってもらっている人は、きっといないと思います。そして、妻からバースデー・プレゼント(私が昨日札幌で買ってきたもの)が。
そうこうしているうちに夕食の時間になってしまいました。昼食(焼うどん)に続き、私の誕生日のメインシェフは私です(妻を擁護する訳ではないのですが、実は私は料理するのが好きなのです)。サバの味噌煮とほうれん草、キャベツと卵料理、肉と大根の煮付け(これは妻が作ったもの)、その他。誕生日の食事とは思えない夕食を私たち家族4名とおふくろで食べました。子どもたちの一番人気は、自分たちで切った食後のフルーツ。
今日は、子どもたちが床に入る8時まで、ドミノ倒しをして(正確には、おふくろにさせて、私はソファーに座りながら見ていました)特別サービス。その後、ジョイに来てブログを書いていました。さーて、これから家に帰り、プレゼントしてもらったヨーロピアン・ジャズ・トリオのDVDでもゆっくり見ますか。

英語でパーティー

小樽商大ビジネススクールでの授業も昨日で5回目になりました。早いもので、あと残り3回になってしまいました。1日で90分授業を2コマやってくるのですから、なおさら早く感じるのかもしれません。
そして、昨夜は2コマ目の最後の40分を使い英語でパーティーをやりました。これは昨年も大好評だったプログラムです。司会、歓迎のスピーチ、乾杯、そしてお礼の挨拶、全てを学生が担当します。事前の授業で、パーティーでの会話などを中心に表現を覚えたりして準備するといった、結構、手の込んだ仕掛けです。前半の授業のハイライトと、私は位置付けています。
今回は、昨年の学生が3名(嬉しいですね)、そして私の札幌在住の友人が5名参加してくれ、私を含め合計21名でのパーティーになりました。学生のスピーチがなんとか無事(?)終わり、いよいよ会話タイムがスタート。最初は入り口付近に固まっていたりして、なかなか雰囲気がでてきませんでした。でも、10分もするとアメリカでよくあるオフイスパーティーのようでした。最後は、昨年に続きプロのハーモニカプレイヤー、千葉智寿さんがゲスト出演してくれ、「聖者の行進」を披露してくれました。
今年は人数が多いこともあり、あっと言う間の40分だったようです。来年は最低1時間は取らないとダメかもしれません。なにせ来年は卒業生の参加もさらに増え、きっともっと盛大になることでしょう。この際、さらに規模を拡大してホテルでも利用して本格的な英語パーティーを企画しましょうか?
忘れていました。学生はただ楽しんでいる訳にはいかないのでした。彼らは私の友人から名刺をもらい、その中の一人にお礼のメールを入れるというのが課題になります。このプログラムはうまくできていると思いませんか? 

誕生

午後2時のミーティングの前に茅野くん(ジョイ主任講師)が嬉しそうな顔で現れました。赤ちゃんが午前11時に誕生したとのことでした。その場に居合せたスタッフから歓声と拍手が。その後、昨日は一睡もしてないということで、幸せモードで自宅に戻って行きました。でも、私の経験から言わせてもらうと、きっと興奮して眠ることはできなかったはずです。
茅野くんとの付き合いは、ジョイの歴史そのものです。彼は28年前にジョイが開校したときの一期生ですから、こんなに簡単な計算はありません。彼は小学6年生。黒わくのメガネをかけ、中学生のような顔をした小太りの子どもでした。顔は今も当時もほとんど変わっていません。教室では、とにかく理解が早く、活発でした。授業中あまりにうるさいので、頭を教科書で殴ったことも何度かありました(今そんなことをやると大変ですが)。
そんな茅野くんもついに一児のパパになったのです。決して若くはない彼ですから、この感激は並大抵のものではないでしょう。私の場合は、長男の一樹が誕生したときは、病院の外に飛び出し「ヤッター!」と大声で叫んでいました。そして、六花亭までスキップしながらバースディ・ケーキを買いに行ったものです。そして、彼の両親は彼以上に喜んでいるに違いありません。
世の中の親はみんな同じようなものでしょう。だからなおさら、広島市で下校途中に殺害された木下あいりちゃんのような事件が起きると腹が立ちます。私の場合、自分の子どもができてから他人の子どもまで可愛く見えるようになりました。茅野くんもそれがきっと分かることでしょう。本当によかった、茅野くん。おめでとう。ここに書くかどうか最後まで迷いましたが、実は、男の子はめちゃくちゃ大変です。覚悟していた方がいいですよ。

えいごや

教育関係者からのニュースレターで、慶応大学の学生が今春開設した「中高生のためのOral Reading Space えいごや」(藤沢市)のことを知りました。「えいごや」を主宰するのは3年生で、慶応大学湘南藤沢キャンパスなどが実施している第6回「湘南ビジネスコンテスト」の学生起業アイデアコンテスト部門で優秀賞(事業・研究助成金5万円)に選ばれたプロジェクトだそうです。
「えいごや」のプログラムの立て方は一般の英語塾とはかなり違います。最初の1ヶ月は文法を中心に、次の1ヶ月は発音を、3ヶ月目以降は長文の音読を行うというのです。そして、私が注目したのは、「音読ができるようになれば、自然に単語を覚えられ、文章の読解力やヒアリングの力も付く」という考え方です。実は、私も英文直解・音読コースをやり同じようなことを感じています。さらに付け加えるなら、やり方によっては、「音読をすることでスピーキングもできるようになる」ということです。
もうひとつ「えいごや」が重要なポイントとして上げているのが、「1ヶ月ごとに、目標を示す」ことです。授業の中で、生徒自身が何をしなければならないかを理解し、達成したことが自分で分かるようシステムを作る。当然のことのようでなかなか実践されていません。でも、大学3年生にして、この学生さんは分かっているようです。
私の場合は、音読した記事の語数をノートの最後のページに書かせて、それまでのものに加算させる方式を取っています。そうすることで、自分がどれだけ努力したかが数字的に明らかになるからです。これまでの経験から、1万語を読むと、準2級レベルの生徒は英検2級に合格できるようです。
いずれにせよこのやり方で大事なのは、音読の指導ということになります。これが以外と学校ではなされていないのです。事実、英検の面接官をしていると、受験生の音読の力は年々落ちているのが分かります。音読にはスキルが必要です。これを一度身に付けると、自信につながっていきます。みなさんも、ぜひ音読に挑戦してみませんか。あなたの英語が変わりますよ。

一杯のコーヒー

今日はひどい一日でした。朝起きると雪が降っているではありませんか。今年はこまめに雪かきをしようと決めたことから、自宅と車庫の前を手短に済ませました。そうこうしているうちに、雪からみぞれに、そして雨になってしまいました。今日は火曜日ということで、中心街で仕事がある日です。どういう訳か、火曜日は天気が悪い日が多いようです。火曜日しか外に出ないので、なおさらそう感じるのかもしれませんが。
こんな冷たい雨の日に傘をさすのも、帯広では変な感じがします(事実、外で傘をさしている人は見かけませんでした)。となると、私の場合は、フード付のアノラックぐらいしか着るものがありません。それを着て9時30分頃に出かけたのですが、とにかく外の寒いこと。通りを歩く人はまばらで、それでなくても活気がない町がこの天気でさらに寂しくなっていました。
こんなときに見つけたオアシスは、六花亭本店のコーヒーコーナーです。ここのコーヒーは無料ということで、コーヒーだけを飲むというのは、さすがに気が引けます。でも、ウインドウに並んだおいしいお菓子の中からひとつを買って(今日はサクサクパイ、125円)、コーヒーと一緒に食べると抵抗感はありません。
都会では、スターバックスやタリーズというシアトル系のコーヒーショップが人気があります。でも、帯広には進出することはないでしょう。もちろん人口の問題もありますが、六花亭のサービスにはとうてい太刀打ちできないからです。そう思いませんか? 今日みたいな日は、六花亭が中心街にあって本当によかったと思います。
それにしても、心配なのは今夜の道路です。このまま寒くなると、そこはスケートリンク状態になるでしょう。本当に危険です。みなさん、車の運転にはくれぐれも気をつけてください。北国に住むということは、大変なことですね。

風邪とリンゴ

不覚にも風邪をひいてしまいました。季節の変わり目ということで十分注意していたつもりなのですが。昨日の夜にお風呂に入ったのが間違いだったようです。今朝は、体がだるくて、吐き気がして、デイビットとの朝のミーティングを午後にのばしてもらいました。
不幸中の幸いは、今日が月曜日だったということでしょうか。月曜日は授業が午後7時からの「ニュース英語4」しかありません。他の曜日は授業も多いことから、こんな状況では生徒のみなさんに迷惑をかけてしまいます。授業をやるものとして、常のベストを提供するということが求められているのですが、私の場合、残念ながら年4回は風邪をひいてしまうようです。
世間では鳥インフルエンザの脅威が指摘されています。最悪の場合は、人が集まる場所はかなりの制限が加えられるはずです。コンサートや集会の禁止。当然、ジョイのような学校も休校に追いやられる可能性もあります。そうなると経済も停滞して、世の中は大混乱に陥るでしょう。考えてみただけでも、恐ろしいことです。今日は体調が悪いこともあり、ネガティブな発想しか出てきません。
今気づいたのですが、これは朝からまともなものを食べていないからなのかもしれません。偶然にも、山県県からおいしいリンゴが届きました。これを食べて夜の授業にのぞむことにします。なにせ英語の表現にもあるように、An apple a day keeps the doctor away.です。これぐらいリンゴは健康にいいということになります。この際、夕食に2ヶリンゴを食べれば、明日も元気になれるかな?

年賀状

静かな日曜日です。こんな週末も今年は最後かもしれません。来週からは、札幌に行ったり、東京に行ったり、釧路に行ったりと、ハードスケジュールが待っています。
この時期、そろそろしなければならない仕事が年賀状の準備です。「少し早すぎるのでは?」と言われるかもしれませんが、私の年賀状は毎年ワンパターンで、その年あった「5大ニュース」の発表形式です。そんなことから、自分なりにその年の大きなニュースを思い出し、それに順位と短いコメントを入れなければなりません。印刷会社に印刷をお願いするので、少し余裕を持って準備しています。
さて、今年もいろいろなことがありました。
● ブログ「浦島久の玉手箱」を開設 <1月>
● NHK人気講師4人による夢のトークショーの司会に <3月>
● 英文直解・音読クラスがスタート <4月>
● 中学3年向け教科書に浦島甲一の写真が採用に <5月>
● 週末はガーデニングに熱中 <6月>
● 「英語教育・ゆかいな仲間たち」の会場にジョイ <6月>
● 10年務めたFM-JAGAの社長を交代 <6月>
● CD「十勝の森から」のプロデュース <9月>
● シニア英会話コースがスタート <10月>
● 英語EXPOで桂かい枝さんの英語落語が大人気 <10月>
● 高校2年生が準1級合格 <11月>
この中で1位から5位になるのはどれか、結果は1月1日のブログで紹介したいと思います。それにしても最近感じるのは、喪中の葉書が多いということです。今年はすでに20枚を越えました。私の年回りもあると思いますが、ご両親を亡くした人が大半です。それぞれの2005年もあと残すところ1ヶ月あまり。いよいよラストスパートです!

冬の夜はボサノバ

東京からの2人のお客さんと一緒にランチョ・エル・パソでボサノバのライブを聴いて来ました。最初から最後までボサノバ中心のライブは、15年ほど前に六本木のジャズクラブに大杉正明先生が連れて行ってくれたとき以来です。「この娘のボサノバが最高なんですよ!」と大杉先生が言っていたのですが、それが小野リサでした。その数ヶ月後には彼女はすっかりブレークしてテレビで歌ってました。
私のボサノバとの出会いは、大学時代に聴いたアストラッド・ジルベルト。ギターが刻む独特のリズム、そして囁くような声。大人の世界を感じさせるオシャレな音楽でした。そして、数年前には宮坂建設の宮坂社長にプレゼントしてもらった”ボサノバの創造神”ことジョアン・ジルベルトの1枚のCDが縁で、すっかり彼のファンになってしまい、日本で買えるタイトルは全て購入しました。
今日のライブのメインは原久美さんでした。私は彼女の存在を知らなかったのですが、ランチョ・エル・パソの斉藤さんがライブのポスターを貼ってほしいとPRに来た際に、聴かせてもらったCDの1曲目で気に入ってしまいました。この2・3日は彼女のCDを聴きながら仕事をしていたので、彼女の声が耳にこびり付いています。
今日のライブは、彼女のオリジナルが中心でした。馴染みのないメロディが続くと、普通は飽きてしまうものですが、私は楽しめました。また、ギターを抱え歌う彼女の姿がチャーミングで、トークからも人間的に信頼ができることが分かりました。ただ、できればランチョ・エル・パソのお尻がいたくなるようなイスではなく、もっとゆったり聴きたかったというのが本音です。さあ、自宅に帰り、買ってきた彼女のデビューアルバム「緑の島」をソファーで横になりながら聴きますか。冬の夜は、やっぱりボサノバですね。

『人を動かす!プレゼンテーション』

杉田敏さんから最新刊『人を動かす!プレゼンテーション』(PHP研究所)が送られてきました。『人を動かす!話す技術』(PHP新書)の続編を心待ちにしていた私には待望の本です。早速、「はじめに」を読ませてもらいましたが、このまま読み続けたくなりました。でも、今は仕事中。あとは今週末の楽しみにしたいと思います。
杉田敏さんと言えば、NHKラジオ英語講座の先生というイメージが強いのですが、実はバリバリの国際ビジネスマンです。現在は、今回の選挙で自民党圧勝の切っ掛けを作ったPR会社(株)プラップジャパンの取締役副社長として活躍しています。何度か渋谷にある会社を訪ねていますが、行くたびに杉田さんの部屋が広くなり、社員の数が多くなり、オフイスで働く女性も魅力的な方が目立ち始めました。
英語界で杉田さんほど華麗な人生を歩んでいる人はいないでしょう。1966年に青山学院大学経済学部卒業後、「朝日イブニングニュース」の記者になったのがスタートです。その後、1971年にオハイオ州立大学で修士号(ジャーナリズム)を取得し、現地の「シンシナチ・ポスト」で経済記者として勤務したというのですから、これには誰も勝てません。
1973年がひとつの転機になったのでしょうか。PR会社バーソン・マーステラのニューヨーク本社に入社し、1985年には日本ゼネラルエレクトリック(GE)に取締役副社長として移籍。私が杉田さんと出会ったのは、ちょうどこの頃です。1987年からバーソン・マーステラ(ジャパン)社長、電通バーソン・マーステラ取締役執行副社長を歴任し、1990年から現職。こんなすごい経歴の人は私の周囲にはいません。
杉田さんは日本では数少ないプロのコミュニケーターとして、日本および欧米のクライアントを対象にクライシス・コミュニケーションを数多く手がけています。私も何度か杉田さんのカバン持ちとして同行し、コミュケーション・セミナーなどをこの目で見せてもらったことがあります。それはそれは目から鱗状態でした。私の目に鱗が少ないのは(?)このためです。
『人を動かす!話す技術』が出版されたとき、「杉田さん、ここまで書いていいのですか? コンサルタントとして困るのでは?」と言うと、「それ以上のことを勉強すればいいだけ」と軽く返されました。これが杉田さんの偉大なところです。『人を動かす!プレゼンテーション』、早く読みたいよー。

高校留学

昨夜、ある高校3年生に頼まれ面接の練習をしました。もちろん英語による面接です。大学の一次試験に合格し、二次試験に面接があるとのことでした。彼女はある留学機関を利用し1年間アメリカの高校に留学し、今年6月に帯広に戻ってきたそうです。
高校時代にアメリカで1年滞在した学生のイメージと言えば、私にとっては、大学の英語クラブで同期だった石沢くんです。彼の英語はずば抜けていました。「聴く、話す、読む、書く」という全てのスキルにおいて抜群の力を持っていたのです。当然、同期生だけでなく、先輩も彼には一目置いていました。
「アメリカで1年勉強すると石沢くんレベルの力がつく」という神話が私の中で崩れたのは、10年ほど前ぐらいからでしょうか。とにかく高校留学から戻る学生の英語レベルが落ち始めたのです。カジュアルな会話は流暢でカッコいいのですが、他のことでは首を傾げたくなることが多くなりました。文法が弱かったり、簡単な単語しか使えなかったり、少し難しい社会問題になるとI don’t know.なんて軽く片付けたり、...。
しかし、彼女は私の想像をはるかに越えていました。もしかしたら、あの石沢くん以上かもしれません。英語のクォリティはもちろん、話す内容もとても高校生とは思えないレベルでした。しかも、よく留学帰りの学生にある傲慢な態度もまったくありません。私は「あなたが落ちたら、受かる学生はいないでしょう。100%大丈夫ですよ」と太鼓判をおさせてもらいました。
近頃の留学生には、海外にいるチャンスを利用してがむしゃらに英語力を付けたい、というタイプは珍しくなりました。そして、インターネットの普及により、日本の友だちや家族と簡単に日本語で連絡し合えるのも問題かもしれません。むかしは電話をかけるだけでも一大事でした。まして、手紙は1週間もかかって届いていたわけです。
そんな中にあって、彼女は立派だと思います。いろいろな分野で自信を失い始めた日本。彼女のような人材に期待したいものです。大学が彼女をさらに一流の人材になるためにさらに磨きをかけてくれるといいのですが。

カーリング・シーズン到来

11月末ともなると、私の周囲ではそろそろカーリング・シーズンの始まりです。帯広カーリング協会の事務局長をやっていることから、午前中は理事会に使う会計資料を整理しました。そうこうしているうちに今シーズンの練習日程もファックスで流れてきたりして、気持ちも否応なく高まってきます。
今日、常呂町ではトリノ冬季オリンピックへの女子チーム日本代表を決める大事な試合が行われました。そして、TEAM青森がTEAM長野に5対2で勝利。青森のチームの5人は、実は全員が北海道出身者(常呂3人、南富良野2人)です。北海道は施設面で劣ることから、結局、彼女たちは国際レベルのカーリングホールを備えた青森に進学したり、就職しなければならなかったのでしょう。道民として、寂しいですね。
実は、今日この日は、私も常呂にいなければならなかったはずでした。と言うのも、帯広は優秀な女子選手が豊富で、これまで世界選手権にたびたび参加しています。そして、トリノ・オリンピック参加の可能性も昨年まではかなりの確率でありました。当然、彼女たちが氷上で戦い、我々はスタンドで応援していたはずでした。言うまでもなく、イタリアへのオリンピック観戦ツアーも夢と消えました。
新聞等の報道によると、常呂の女子チームを主役にしたカーリングの映画を作っているそうです。少し心配なのは、そのライバルだった帯広の女子チームが悪役で登場するのではないかということです。考え過ぎかな? メンバーの減少と老齢化だけが目立つ現在の北海道カーリング界にとって、どんな形でも話題にのぼるということは歓迎しなければならないかもしれませんね。

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