JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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結婚式

私が苦手なのが結婚式での挨拶です。これまで失敗して、落ち込んだことが何度もあります。失敗の多くは、場を和ませようと放ったジョークが受けずにしらけてしまったことです。乾杯の挨拶の後、手にグラスがなく慌てたこともあります。万歳三唱では、今でもなんと言っていいか言葉に詰まってしまいます。
昨日はスタッフの水野美和さんの結婚式で、職場を代表しての挨拶を頼まれていました。朝から何を言おうか考えていたのですが、その度に子供に邪魔されたり、スタッフのNさんに邪魔されたりで、その準備ができませんでした。しかも、今回は祝宴が始まり新郎新婦のケーキ入刀のあとのスピーチということで、なおさら緊張していました。私の話など聞いてくれないだろう、と考えていたからです。
でも、昨日はいつになくリラックスして、手元のメモを見ることなくやることができました。リラックスしすぎたのか、新婦を「美和ちゃん」なんて呼んでしまい、後から妻から「あれはないよね」なんてきついコメントが。でも、それだけいい雰囲気の結婚披露宴だったのでしょう。
それにしても驚いたのはジョイ関係者の多彩な才能です。司会の2人はNHKのアナウンサーとFM-JAGAのDJでもある先生。タイからドレスの生地を買ってきた運び屋(?)は生徒、作ったのはジョイの先生のお母さん。ブーケは華道の先生でもあるジョイの先生の作品。うーん、こうなったら「ウエディングプラザ・ジョイ」でも始めましょうか?

集中講義

北海道教育大学釧路校での集中講義「異文化交渉論」を終え帯広に戻ってきました。今年の受講生は8名。こんな小グループで同じ学生を4日間も指導できるのですから、これはとても恵まれた、そしてやりがいのある仕事です。
しかし、今年は最初から不運に見舞われました。まずは初日。9時になっても学生がなかなか集まってきません。それもそのはず、掲示板にはこのクラスが9時30分から始まると書いてあったそうです。知らないのは私だけでした。クラスの人数も知らされていたのは7名。当然、7名分しか資料は作っていませんでした。今年から大学ではコンピュータによる講座申し込みが始まったそうです。移行期というのは、ミスがつきものかもしれません。
しかも、風邪のためちょっと喋るだけで咳が出てきます。いつものように軽快(?)に話すこともできませんでした。もう2週間も風邪が抜けません。ボケーとしていたのか、3日目には持って行くべきCDを1枚ホテルの部屋に忘れてしまい、万事休す。不本意ながら内容を一部変更させてもらいました。
なんだかんだあった授業でしたが、今年も協力的な学生に助けられ無事終了することができました。初日はまともな自己紹介もできなかった学生が、最終日には立派にディベートができるようになるのですから、若い人たちの才能は無限です。
私が教えている国際理解課程がなくなることから、この集中講義も残すところ来年1回のみになりました。私にとっては、教育大学での授業が大学で教える初めての経験でした。2000年からこれまで、正直、私はここで育てられました。来年の授業は体調管理に努め、最高のパフォーマンスで締めくくりたいと思います。

研修員アンケート

1996年に帯広にJICAの研修施設ができて以来、私はオリエンテーション講師として「日本の社会と日本人」と「日本の経済」という2つのセミナーを年に8回程度担当しています。対象は外国人、使用言語はもちろん英語。毎回90分のセミナーをやるたびにグッタリ疲れてしまいます。
9月12日にも「南東欧地域農産物市場経済コース」の参加者8名に「日本の社会と日本人」ということで話してきました。セミナーが終了すると必ず管轄の北方圏センター帯広国際センターから「講師謝金の口座振り込みの案内」と「研修員アンケート結果」が送られてきます。そして、今回の結果が昨日届きました。
アンケートは、(1) Presented material was appropriate. (2) Information given is useful. (3) Instructor was receptive to questions. (4) Presentation was given clearly.という4つの質問に対して5段階で評価するというものです。そして、遂に悲願の完全試合を達成しました! 8名全員が全ての項目で5の評価をくれたのです。これまで必ず一人か二人が4をパラパラつけてきていました。
特に私が弱いのは(1)です。毎回違う話をするので、体調が悪いときはどうしても話もおもしろくなくなります。苦節10年、初めての快挙です。そう言えば、今回のグループは私のジョークをよく笑ってくれました。そして、質問が出過ぎて予定していた「ハンカチ王子」の話をじっくりすることができませんでした。次回は「日本の経済」でパーフェクトを目指します!

A館、B館、C館

ジョイは全国でも珍しい形態で学校を運営しています。なにせ校舎はビルの中にあるのではなく、単独の建物なんです。しかも、敷地内に3つの建物があるのですから、初めての人は混乱してしまいます。
現在は3つの建物をA館、B館、C館と呼んでいます。内輪では分かるのですが、タクシーの運転手さんや新しい生徒には不評でした。どれがどれか分からないのです。しかも「こちらはA館です」「この建物はB館です」などと書かれた紙を窓ガラスに貼っているだけですから、当然かもしれません。
もうすでに気がついた方も多いと思いますが、B館の全面塗装工事にともない、ジョイのそれぞれの建物にABCの表示がついにつきました! しかも、B館には左右の壁に大きな「JOY」の看板が。これでジョイの位置が分からず近所をうろうろする人も少なくなると思います。
音読クラスを中心に使用しているC館は、これまで民家とよく間違われてきました。それもそのはずです。なにせ私の以前の家で、正面の壁には「The Urashimas」の文字がついていたのです。今回、ここにもJOYの看板がつきました。これでジョイの3つの建物に統一感が出た感じがします。
B館の塗装工事は、雨や台風などの悪天候で工事が予定よりも遅れてしまいました。でも、工事を担当した南塗装工業のみなさんの丁寧な仕事ぶりには頭が下がります。B館は15年前に建てた頃のようにピカピカです。これで来年4月のジョイ30周年の記念すべき年を気持ちよく迎えられることでしょう。

釧路国際交流ボランティアの会

釧路国際交流ボランティアの会が主催する英語研修会の講師として、釧路に行ってきました。数日前から風邪気味で、体調がいまいち。しかも、風邪薬を持参するのを忘れてしまい、昼食後に飲むことができなかったのは失敗でした。話している間にも咳が出て、2時間の講演は苦しいものになりました。
今回の話は、このところやっている4技能を同時に伸ばす英語学習が中心でした。タイトルは「英語の木を育てよう!」。集まってくれた20数名の会員の方と楽しく時間を過ごすことができました。好評だったのは、ちょっぴりアドリブ・メソッド。2組に実際に前でやってもらいましたが、そのうちの1組はかなりアドリブがきいたスキットを披露してくれました。
毎回、集まってくれた人がどれだけ満足してくれたか、気になるところです。話の中で資料として使った『1分間英語で自分のことを話してみる』(中経出版)、『英語お決まり表現160』(マクミラン)を10冊ほど持って行きました。なんと完売! サインを求める人の列ができました! と言うことは、かなり興味を示してくれたということでしょうか?
さすがに講演後は疲れが出て、列車の中でぐったり。自宅について夕食を食べ、8時にはベッドへ。なんと10時間も眠り続けてしまいました。今日は敬老の日ということで、休みです。夜は、母と義理の母を迎え外でバーベキューの予定です。

エリンとブレーデン

エリンとブレーデンが帯広を離れました。午前9時、ジョイ前には空港まで見送りに行けないスタッフが集合。別れを惜しみました。毎年のように繰り広げられるおなじみの光景です。私も水曜日は授業の準備が大変な日ということもあり、ここでお別れをと一瞬考えました。でも、彼らの保証人として責任ある身です、彼らが帯広空港を無事去るまで見届けてきました。
エリンとブレーデンの2人はカナダの大学を卒業後にTESLのコースを終了し、日本にやってきました。彼らにとって、ジョイは初めてのフルタイムの仕事でした。当然、外国人に英語を教えるということは、彼らが考えていた以上に難しかったに違いありません。正直、彼らに対する苦情も聞きました。でも、2年間よくがんばってくれたというのが、私の偽らざる心境です。
昨夜10時、全ての授業が終わり私がいる事務所のドアを開け、漫才師のように戯けた顔をして飛び込んできました。そのときの2人の笑顔を見て安心しました。彼らなりに充実した生活をここで送ることができたからなのでしょう。
エリンとブレーデンは日本を離れ、タイ、ベトナム、モンゴルを経てロシアを横断し、12月末ごろにカナダに帰るそうです。重いバックパックを背負う2人の旅の安全を願い、お別れしました。空港からの帰り、マイケル・フランクスの最新アルバム「ランデブー・イン・リオ」を聞いていると、戯けた顔でダンスを踊る彼らが目に浮かんでくるではありませんか。Good luck and have a great trip!

浦島杯テニス大会

今年も浦島杯テニス大会を昨日開催しました。主催者の私でしたが、なんと優勝してしまいました! なるべく控えめにプレイしていたのですが、やはり実力は隠そうとしても出てしまうものなのですね。
私の妻はテニスが大好き人間で、テニスさえやっていればご機嫌というタイプです。そんなことから私も2年ほどテニス・スクールに通いました(正確には、通わされていました)。イヤイヤやっていたものですから、うまくはならなかったようです。でも、やらないよりは、少しはましだったのでしょう。ボールをラケットに当てるぐらいはできるようになりました。
英会話学校も同じかもしれません。だらだら通ってもなかなかうまくなりません。でも、気がつくと、やらないよりはよほどましということが多々あります。たまに行く海外旅行でホテルでの苦情処理ができた。パーティーで会話が弾んだ。そんなときが「やっててよかった!」と思う瞬間です。
浦島杯はパートナーを変えながら数試合やり、その勝ったセット数の合計で順位を決めます。今回は実力派のパートナーに当たったのが勝利の理由でした。最初のゲームは伊藤さん(テニス・スクール歴十数年? 同率1位でした。スポーツで優勝杯をもらったのは、後にも先にもこれが初めてとのこと。私はカーリングで何度もあります!)。2試合目は昨年優勝の本田くん、そして最後はサーブが命のデイビット。これじゃ、勝ってしまいますよね。はっきり言って、パートナーがよかったのが最大の勝因です。
でも、私はテニスよりもその後のバーベキューの方がよかった! たまに食べるジンギスカンは最高でした。

プロフェショナル

昨夜10時、9時50分までの音読のクラスを時間きっかりに切り上げ、自宅に戻りました。もちろん、田尻さん(本名は田尻伍郎。まるで俳優のような名前ですね)が出るNHK総合で「プロフェショナル」を見るためです。久しぶりに感動しました。
これまでNHK教育「わくわく授業」で田尻さんは何度も取り上げられてきましたが、今回の番組はさすがNHKが総力をあげる看板番組です。時間のかけ方、構成の仕方、バックの音楽から全てが一級品でした。もちろん、ここまでの作品(あえて私はこう呼ばせてもらいます)になったのも田尻さんにそれだけの魅力があったからです。
私が一番感銘を受けたのは、教育者として言うこととやることが一致していることでした。「教えすぎてはいけない。生徒に気づかせねば」と分かっていても、それを実践するのが難しいのです。今回の番組では、それがうまく出ていました。これがプロの技でした。
私が知り合った10年ほど前は、まだ島根県の田舎町で教える中学英語教諭でした。その後、ジョイにも3度ほど来てもらいましたが、この3年ほどで日本一有名な英語教師になってしまいました。これはまさにアメリカンドリーム、いやジャパンドリームです。私がジョイを始めたときに夢描いた「地方の時代」を実現した田尻伍郎。「東京発でなく地方発で全国に!」。しびれました!

英会話Q&Aの部屋

お馴染み松崎博先生の英語EXPO参戦が急きょ決定しました! すでにこの日のセミナーが全て決定しているために、これまでにないユニークな企画が持ち上がりました。名付けて「英会話Q&Aの部屋」(場所はB館202を予定)です。英会話表現に対する疑問(松崎先生が用意します)にみんなで考えます。
午後のセミナーの時間帯(1:45から4: 00まで)に連続で、松崎先生が講演ではなく普通の授業形式で指導します。気楽に参加ください。予約は不要です。好きなときに入室し、好きなときに退室することができます。と言うことは、途中から聞いても分かるような授業です。ただし、対象は初級と中級者になります。松崎先生に対抗して講師になりたいという上級者は、ご遠慮ください。
西東京市で英会話スクール「アメリカンハウス」を経営する松崎先生は、著書がなんと50冊という英語界の偉人(?)です。そして50册目の最新刊が『英会話Q&A』(語研)。もしかしたら、授業を取るとこの本を買わないでも中身が全部分かってしまうかもしれません。
ところで、この松崎先生は大の帯広ファン。今年4月の「英文法の日」に帯広に来たばかりです。北海道ホテルに泊まり、モール温泉に入るのが一番の幸せとか。英語EXPOの新企画、セミナーではないセミナー、「英会話Q&Aの部屋」をぜひのぞいてみてください! 好評なら、来年以降も開設されるかもしれません。

英語EXPO2006

今年も英語EXPOの参加募集が9月1日から始まりました。この時期に合わせて企画を立てなければならず、いつものごとく私のカンピュター(?)をフル稼働。そして、10のセミナーをなんとかアレンジしました。今年のラインアップはいかがでしょうか?
一番の売りは、なんと言ってもダブルゲスト、大杉正明先生と落語家の桂かい枝さんです。こんな豪華なイベントは久しぶりです。大杉先生のジョークいっぱいの講演を聞いて、さらに笑いのプロ、桂かい枝さんの英語落語と軽快なトーク。NHKテレビ「いまから出直し英語塾」の再現です。これを見逃しては大損! なにせ昨年は、かい枝さんが異常に受けました。「涙が出るほど笑った!」という参加者がいたぐらいです。
午後のプログラムも、同じ時間帯に3つではなく4つのセミナーをアレンジしました。これは例年、小さな部屋まで人であふれてしまうための処置です。これで少しは緩和されることと思います。
今年の隠れたお勧めは「1級に挑戦しよう!」です。ジョイには、歴代3名の生徒が英検1級に合格しています。そんな3人が現在同じクラス「ニュース英語5」で勉強中です。その3人にそれぞれどうやってその栄冠を勝ち取ったか、話してもらおうというセミナーです。コーディネーターんは、英検の古畑広報課長にお願いしました。どんな話が飛び出すやら。少しドキドキのプログラムです。
今年も申し込み先着50名に、協賛会社からのプレゼントが当たります。申し込みは、お早めに。
      すべての英語学習者のための「英語EXPO2006」
「どうやって英語を勉強したらいいの?」「何かいい教材はないですか?」… そんなすべての英語学習者にグッド・ニュース。英会話学習に関するセミナー、オール・イングリッシュ・パーティー、英会話喫茶、英語学習書の即売会に留学デスク。超初心者からエキスパートまで、英語学習者なら絶対に見逃せない、年に一度の特別な1日です。しかも今年も申込先着50名さまに、協賛各社提供によるお楽しみプレゼントをご用意しています。申し込みは、このメール下部の申込フォームに必要事項を入力して返信するだけ。電話、FAXでもOKです。たくさんのご参加、お待ちしています!
主催:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー
後援:ジャパンタイムズ、AERA English、十勝毎日新聞社、北海道新聞帯広支社、全国外国語教育振興協会
特別協賛:英語検定協会
協賛:TOEIC運営委員会、中経出版、マグロウヒル・エデュケーション、アルク・グローバルパートナーズ、松香フォニックス研究所
協力:北海道ホテル、朝日堂、はるこまベーカリー、マックス
日時:10月29日(日)9:00AM受付開始
9:50AM 〜 5:15PM(セミナー、英会話喫茶、英語学習書の即売、留学デスク、パーティー)
会場:ジョイ・イングリッシュ・アカデミー(帯広市西17条南5丁目11-14)
対象:すべての英語学習者
定員:120名
特別講師:大杉正明(清泉女子大学教授)、桂かい枝(落語家)
参加費:ジョイ生徒2,000円、一般2,500円
オール・イングリッシュ・パーティーは別料金です。
(ジョイ生徒1,000円、一般1,500円。スナック・ソフトドリンク付き)
*高校生はすべて500円引きになります。
関連イベント:英会話喫茶(朝日堂のドーナツ、はるこまベーカリーのサンドイッチを販売します)、英語学習書の即売会、留学デスク
申し込み:必ず事前にお申し込みください。このメールの下部に申込みフォームがついています。必要事項を入力し、このアドレスまでご返信ください。電話、Fax、またはジョイのカウンターでも申し込みできます。
※参加費用は事前にジョイまでご持参いただくか、当日受付にてお支払いください。
会場までのアクセス:ジョイのウェブサイトで確認できます。
「http://www.joyworld.com」から「Japanese」をクリック。画面右下「住所/地図」の「アクセス」をクリックすると、行き方の説明と地図が表示されます。
○タクシー:帯広駅から1,200円程度。
○バス:料金はいずれも210円。
拓殖バス:帯広駅バスターミナル2番のりばから「南商・23条行き」または「帯広の森・白樺学園行き」に乗り「八中前」で下車。乗車時間約20分、バス停より徒歩3分。
※この日の運行は2番のりば8:08発→8:27着、9:40発→9:59着。帰りの運行は「八中前」発16:51、17:16、18:21。
十勝バス:帯広駅バスターミナル2番のりばから「南商高行き」に乗り「西16条5丁目」で下車。乗車時間約20分、バス停より徒歩6分。
※この日の運行は2番のりば8:27発→8:46着、次は10:27発→10:46
着。帰りの運行は「西16条5丁目」発17:14、17:44。
(1)会場準備の都合上、参加希望のセミナーを必ずお知らせください。複数のセミナーが同時進行する時間帯では、参加できるセミナーは1つのみです。お間違えのないよう、申込書にご入力ください。
(2)セミナーのレベルの目安は以下のとおりです。
<初級>初心者 〜 英検3級程度
<中級>英検準2級 〜 2級程度
<上級>英検準1級程度
<全般>すべての英語学習者
(3)講師の都合等により、セミナーの変更がある場合もあります。ご了承ください。
=======英語EXPO2006 スケジュール =================
9:00AM 受付開始 
9:50 〜 10:00AM オープニング・セレモニー
10:00 〜 11:00AM 
◆1-1 特別講演「英会話の社会学」<全般>
 ポライトネス:どう言えば丁寧?何が無礼なの? 差別と英語:”All Jews are cheap.”とはどういう意味? 肉体的接触:どんなときなら触っていいの? 呼びかけ:She、Heを使うとまずいときは? 
 大杉正明(おおすぎ・まさあき)/清泉女子大学教授。1987年から11年間NHKラジオ「英会話」の講師を務め、人気を博す。現在もNHKラジオ「ものしり英語塾」講師として活躍中。『ドラマで英語リスニング』(DHC)など、著書多数。趣味はテニス、ジャズ、ドライブ。
11:30AM 〜 12:30PM 
◆2-1 特別公演「落語をRAKUGOに〜英語落語の挑戦〜」<全般>
 昨年の北海道初公演は大好評。「笑いすぎて涙が出た!」という人も続出しました。みなさんのリクエストに応え、かい枝さんが2年連続で大阪から来てくれます。英語落語の神髄をお楽しみください!
 桂かい枝(かつら・かいし)/落語家。英語落語でも知られ、これまで世界11か国200公演以上を成功させる。NHKテレビ「いまから出直し英語塾」の出演により英語教育界でも人気者に。NHK新人演芸大賞・落語部門大賞、文化庁芸術祭演芸部門新人賞受賞(2004年)。
12:30〜1:45PM:昼休み
 B館1階バッキーホールでは、「英会話喫茶」が開店。豊頃町・朝日堂のドーナツ、帯広市・はるこまベーカリーのサンドイッチを販売します。近くのレストランやコンビ二もご利用ください。
1:45 〜 2:45PM 
◆3-1 「楽しく発音を練習しよう!」<初級> 《英語》
 発音の基本から早口言葉まで、これで発音はバッチリ! 
 ジョー・ヘーゲル/カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州出身。ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学卒(国際学)。大手の英会話学校に勤務後、ジョイに。日本での英語指導歴は4年。
◆3-2 「800語からスタートする基礎リーディング」<初・中級>
 リーディングの基礎に必要な800語を紹介し、実際にチャレンジします。
 吉田茂(よしだ・しげる)/SEA国際教育研究所所長(札幌)。ニューヨーク州エルマイラ大学卒。1977年より英語教育に関わる。幼児から留学準備対策まで幅広い語学教授経験をもつ。
◆3-3 「英検1級に挑戦しよう!」<中・上級>
 3人の英検1級合格者(「ニュース英語5」クラスで勉強中)が勢揃いし、貴重な体験談を披露してくれます。これであなたも夢の英検1級に挑戦できるかも? コーディネーター:古畑儀行(日本英語検定協会広報課長)
◆3-4 「インターネットで英語力をつける」<中・上級> 《英語》
 ネット上には英語学習の材料がいっぱい。お勧めのサイトとその利用法を紹介します。
 イヴァ・ガルシア/ジョイ専任講師。カナダ・オンタリオ州出身。ウィルフリッド・ローリエ大学修士課程(歴史学)修了。スペイン語も堪能。スペイン・バルセロナで英語講師の経験がある。
3:00 〜 4:00PM 
◆4-1 「シニアのためのゆっくり英会話」<初級>
 9月発売のシニア向けテキスト『English Tree』を使って、やさしい英会話やリスニングの練習を楽しみながら行います。
 茅野夕樹(かやの・ゆうき)/ジョイ翻訳部長兼主任講師。セントマイケルズ大学(米国バーモント州)より修士号(英語教授法)を取得。著書にシニア向けテキスト『English Tree』(マクミラン)、その他。
◆4-2 「1分間英語で自分のことを話してみる」<初・中級>
 英会話上達のヒントはスピーチの活用です。身近な話題で自分について話すコツを伝授します。
 浦島久(うらしま・ひさし)/ジョイ学院長。北海道教育大学釧路校および小樽商科大学大学院非常勤講師。英語は独学。最新刊に『1分間英語で自分のことを話してみる』(中経出版)がある。趣味はカーリング、ジャズ鑑賞、ガーデニング。
◆4-3 「単語力アップのためのヒント」<中・上級> 《英語》
 なかなか単語力がつかないとお悩みの人には最適のセミナーです。単語力アップの手法をいくつか紹介します。
 デイビット・キャンベル/ジョイ副学院長。帯広の姉妹都市スワード(米国・アラスカ州)の出身。ミシガン大学修士課程修了(日本研究)。著書に『手紙による英語表現演習』(三修社)がある。
◆4-4 「リスニング強化にはこれだ!」<中・上級> 《英語》
 聞けなければ何も始まりません。リスニング強化のためのポイントを教えます。
 カルロス・グレイ/ジョイ専任講師。オーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ州出身。ニュー・サウス・ウェールズ大学卒(芸術)。スペイン・バルセロナで英語講師の経験がある。
4:15 〜 5:15PM
◆5-1「オール・イングリッシュ・パーティー」<全般> 《英語》
 司会も挨拶もすべて英語で行うパーティーです。帯広在住の外国人も参加します。ただし、日本語を話すと100円の罰金! 会場はジョイB館1階バッキーホール。会費はジョイ生徒1,000円、一般1,500円(スナックとソフトドリンク付き)。
* 都合によりプログラムや講師が変更になる場合があります。ご了承ください。

ポットラックパーティー

今日はとても気持ちがいい一日でした。元ジョイの講師で現在は東京の私立大学で教えているハンスとアリソンが休暇で帯広に来ているということで、ポットラックパーティーが開かれました。我が家も、私の焼きそば、そして一樹くんの卵料理を持ち参加してきました。
当初はジョイB館のバッキーホールが会場の予定でしたが、行ってみると目の前にあるアップルパークでみんな集まっていました。ジョイからピクニックテーブルが運ばれ、その上にはのせることができないほどの食べ物が! ジョイの先生、生徒など20名ぐらいの人がすでに集まっていました。
ハンスもアリソンも東京での生活にすっかり慣れたようです。でも、きっと夏はなんたって帯広がいいことでしょう。それに久しぶりに帯広に遊びにきて、これだけの人が集まってくれるのですから、彼らも嬉しかったに違いありません。来るのも帰るのも自由な、とてものんびりしたパーティーが3時半ぐらいまで続きました。
このパーティーには、もうひとり元ジョイの外国人講師だったグレッグも池田から家族で参加しました。それにしても外国人が加わると、どうしてパーティーの雰囲気がよくなるのでしょうか? 夏の終わりの一日、アップルパークでのパーティーは最高でした。

インターネットラジオ

昨日、インターネットラジオの魅力に突然やられてしまいました。なにせこれってすごいんです。日本にいながら、海外のラジオが聞けるんです。しかも、ロックからクラシックまでジャンルもほとんどカバーされています。ジャズだけでも45局もあるのですから、たまりません。
以前からインターネットラジオのことは知っていました。よくカナダ人のスコット先生が聞いていたからです。今から5年前ぐらいでしょうか? でも、あの頃は、聞いているとボツボツ切れてしまい、フラストレーションがたまりました。でも、今はまるで地元のラジオ局を聞いているように鮮明です。
「これはすごい!」とデイビッド先生に言うと、「知らなかったの?」とあきれた顔をされてしまいました。ポストキャスチングやインターネットラジオを楽しめるiTuneは、私にとっては世紀の大発明です。
この仕事を始めた30年前は、よくアメリカにいる友人に現地のFM局の放送をカセットテープに録音して送ってもらっていました。そして、車の中でかけアメリカンな雰囲気の中で英語を勉強していたものです。問題はときおり入るニュースでした。何度も同じ殺人事件が報道されます。「いやな世の中になったね」なんてつぶやいていましたが、同じテープを1年も聞いているのですから、これも当然だったのです。
今もスムーズ・ジャズのステーションを聞きながら仕事をしています。ますます仕事をすることが楽しくなってきました!

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