贈物
12月4日、54歳になりました。私のラッキーナンバーは「4」。ジョイを始めたのが24歳。そして、54歳の年に30周年を迎えます。来年はいい年になりそうです。
昨日は日曜日ということで、一日早く家族で誕生日のお祝いをしてもらいました。妻の姉の一家、そして私のおふくろを加えた9名。ワイワイガヤガヤ、にぎやかな夕食になりました。私の義理の兄(私よりも15歳年下です)はフランス料理のシェフ。その彼が魚介類の料理を作ってくれました。
そして、この年になって夢見ていた瞬間が。4歳と6歳の子供たちから初めてのプレゼントをもらいました! こんな嬉しいことはありません。「パパに何かプレゼントを買ってあげたい」と長男の一樹がかなり前から言っていたそうです。私がおやじにプレゼントしたものと言えば、10年ぐらい前にあげたサハリン(生まれ故郷でした)への旅でした。それもすでに70歳近くになっていたと思います。
プレゼントはカナダ人の作曲家でピアニスト、アンドレ・ギャ二オンの5年振りのアルバム『冬の景色』でした。これはテレビ朝日系のドラマ「氷点」のサウンドトラックとして使われています。私はアンドレ・ギャ二オンが大好きで、今回の作品はいままで以上にしっとりと美しいメロディで人を癒してくれる、そんなアルバムに仕上がったようです。
『冬の景色』は私の人生で思い出に残るアルバムの1枚になると思います。でも、これ以上に最高の贈物は2人の子供の気持ちかもしれません。54歳の初日の今日はどんな日になるか、『冬の景色』を聞きながら、そして帯広の美しい冬の景色を眺めながら、一日を過ごしたいと思います。
2006.12.04 09:27