LOVE
ザ・ビートルズの新作アルバム「LOVE」を買ってきました。そして、聴いてみました! 20日に全世界同時発売され、オリコンのデイリーチャートではすでに1位を記録。品切れ店も相次いでいるようです。売れには売れているようですが、評判はどうなのでしょうか? 気になります。
正直なところ、私はもう少し斬新なものを期待していました。もしかしたら、最新の技術を駆使してまったく違うメロディーをビートルズが歌っているのでは、なんて。まあ、これは無理なのでしょう。今回のアルバムはどちらかというとリミックスというか、高度なアレンジというか、そんな感じのアルバムです。
私が好きな「While My Guitar Gently Weeps」では、ジョンが歌うアコースティック・デモに新たにオーケストラによる演奏が付け加えられています。これはなかなかのできばえです。とにかくオリジナルの曲をどのように加工しているのか探すのが一番の楽しみかもしれません。
それにしても膨大な音源から組み合わせるという作業は、それはそれは大変な作業だったことと思います。それを考えると、やはりこのアルバムは価値がありそうです。あるものを利用して新しいものを作り上げる。これぞリサイクル時代の最高傑作! 同じようなコンセプトで、将来的にはビートルズとローリング・ストーンズの競演アルバムも可能かもしれませんね。
2006.11.22 13:44