今日までそして明日から
昨夜、NHKテレビ「プレミアム10 今日までそして明日から〜吉田拓郎・3万5千人の同窓会」を見ました。テレビは目に悪いことは分かりながらも、全部、最初から最後までじっくり見てしまいました。これは9月に「つま恋」で開かれた「吉田拓郎&かぐや姫コンサート・イン・つま恋・2006」の舞台裏に密着した番組です。
まず驚いたのが、吉田拓郎の顔が私にそっくりなことです。拓郎がインタビューに答えたアップの顔は、おでこから下の部分がまるで私そのもの。色が入ったメガネをかけると、これまた気持ち悪いほど似ていました。これからは、自信(?)を持って「英語教育界の吉田拓郎」で行きたいと思います。
60歳の拓郎は元気でした。癌の手術をしてから無理ができないと聞いていたのですが、8時間のステージ(と言っても、かぐや姫と半々ですが)をこなすというのは、すごいことです。花火を見るシーンは、まるでローリング・ストーンズでした。
それ以上にすごかったのは、観客。平均年齢が49歳とのことですが、子供(孫?)を連れてきている人も多く、テレビの画面から推定する限りでは55歳ぐらいだったのではないでしょうか? この観客が最後まで立ちっぱなしで叫び、歌い、涙を流しているのです。
なんといっても一番感動したのが、最後に拓郎がしたおじぎです。それの長さったら、1分以上やっていたでしょうか。今日まで生きてきて、20歳代で歌った「今日まで、そして明日から」という歌の本当の意味が自分でも分かったコンサートだったのかもしれません。私は今日まで生きてきました、そして明日からも生きて行くでしょう!
2006.10.24 10:07