ありがとうの心
8日(日)は台風並みの風と雨で大変な一日でした。遠音のギター、曽山さん(札幌在住)とランチを一緒にという約束をしていました。午前9時に「今日は天気が悪いから、ゆっくり来て」と電話を入れると、「もう峠を越えています!」との声が。曽山さんは、遅れるのが大嫌いな私と同じ几帳面タイプでした。そんなことで帯広には11時に到着!
今回はその日の夜にある「すずき一平」さんのライブのサポートの仕事でした。「すずき一平」さんの名前を聞いて、「水鏡」の曲名が出てきた人は私と同世代です。この大ヒット曲は1980年のリリースですから、なんと26年前のことになります。そして、HBCラジオ「一平・直子のほっとスマイル!」が思い浮かんだ人は、日中にラジオを聞いている人です。
一平さんは55歳になります。私とほとんど同世代です。ライブでのトークが感動的でした。特に新しいCD「ありがとうの心」に収録されている「母さん」には、聴きながら不覚にも涙がこぼれました。同じ時代を生きてきた人が歌うからなおさら説得力があるのでしょう。そして、この曲を歌ったあと、涙をこらえることができる一平さんはプロでした。
デビューは1974年。今年で32年のキャリアです。ということは、ジョイの29年よりも長いということになります。同じ仕事で30年もやれるというのは、それはそれは大変な努力の結果です(私もあと1年でそう言われるかも?)。打ち上げで、早く帰る私を曽山さんと一緒にわざわざ店の外まで出てきて見送ってくれた一平さんには頭が下がりました。ありがとうの心、私も大事にしていこうと思います。
2006.10.09 21:17