エリンとブレーデン
エリンとブレーデンが帯広を離れました。午前9時、ジョイ前には空港まで見送りに行けないスタッフが集合。別れを惜しみました。毎年のように繰り広げられるおなじみの光景です。私も水曜日は授業の準備が大変な日ということもあり、ここでお別れをと一瞬考えました。でも、彼らの保証人として責任ある身です、彼らが帯広空港を無事去るまで見届けてきました。
エリンとブレーデンの2人はカナダの大学を卒業後にTESLのコースを終了し、日本にやってきました。彼らにとって、ジョイは初めてのフルタイムの仕事でした。当然、外国人に英語を教えるということは、彼らが考えていた以上に難しかったに違いありません。正直、彼らに対する苦情も聞きました。でも、2年間よくがんばってくれたというのが、私の偽らざる心境です。
昨夜10時、全ての授業が終わり私がいる事務所のドアを開け、漫才師のように戯けた顔をして飛び込んできました。そのときの2人の笑顔を見て安心しました。彼らなりに充実した生活をここで送ることができたからなのでしょう。
エリンとブレーデンは日本を離れ、タイ、ベトナム、モンゴルを経てロシアを横断し、12月末ごろにカナダに帰るそうです。重いバックパックを背負う2人の旅の安全を願い、お別れしました。空港からの帰り、マイケル・フランクスの最新アルバム「ランデブー・イン・リオ」を聞いていると、戯けた顔でダンスを踊る彼らが目に浮かんでくるではありませんか。Good luck and have a great trip!
2006.09.13 16:49