研修員アンケート
1996年に帯広にJICAの研修施設ができて以来、私はオリエンテーション講師として「日本の社会と日本人」と「日本の経済」という2つのセミナーを年に8回程度担当しています。対象は外国人、使用言語はもちろん英語。毎回90分のセミナーをやるたびにグッタリ疲れてしまいます。
9月12日にも「南東欧地域農産物市場経済コース」の参加者8名に「日本の社会と日本人」ということで話してきました。セミナーが終了すると必ず管轄の北方圏センター帯広国際センターから「講師謝金の口座振り込みの案内」と「研修員アンケート結果」が送られてきます。そして、今回の結果が昨日届きました。
アンケートは、(1) Presented material was appropriate. (2) Information given is useful. (3) Instructor was receptive to questions. (4) Presentation was given clearly.という4つの質問に対して5段階で評価するというものです。そして、遂に悲願の完全試合を達成しました! 8名全員が全ての項目で5の評価をくれたのです。これまで必ず一人か二人が4をパラパラつけてきていました。
特に私が弱いのは(1)です。毎回違う話をするので、体調が悪いときはどうしても話もおもしろくなくなります。苦節10年、初めての快挙です。そう言えば、今回のグループは私のジョークをよく笑ってくれました。そして、質問が出過ぎて予定していた「ハンカチ王子」の話をじっくりすることができませんでした。次回は「日本の経済」でパーフェクトを目指します!