新学期
4月3日。いよいよ29回目の新学期のスタートです。そして、今日も雪。これには参りました。でも、確か開校1年目の年にもこんなことがあったと記憶しています。今年は冬に雪が少なく、春が早いと勝手に思っていたのがそもそも間違いでした。しかも、私は自宅の庭で雪割りをして春に備えていたのですから。雪が降るわけです。
英会話学校を経営して1年で一番忙しいのは、新学期が始まってからの1週間です。新入生がバタバタしているのは仕方ないとして、在校生も新しい教室が分からなかったり、時間割を間違って覚えていたりで、ジョイはまるで歩行者天国。そんなイメージでしたが、今日は生徒が落ち着いていました。むかしと違い担任の先生がきちんと準備しているからなのでしょう。私が子どものクラスを運営した頃には、2つのクラスが同じ時間帯に1つの教室に集まってしまった、なんてことはよくありました。
実は20年ぶりに小学生のクラスを担当するところでした。でも、他の非常勤スタッフのみなさんの協力でそれをなんとか回避することができ、正直ホッとしています。授業参観などをして分かるのですが、元気がいい子どもたちと同じテンションで1時間の授業をするだけの体力は、今の私にはありません。うちの先生たちは本当によくがんばっています。
数時間前にB館を設計した水野氏から「祝18年」のお祝いメールが届きました。B館ができて丸17年がたったそうです。完成したときは、夢の校舎ができたという喜びと、同時にローンを返さなくてはならないという義務感で複雑な気持ちでした。朝から夜まで授業して、空いた時間に翻訳の仕事を入れてよく働きました。あの頃のことを考えると、私はぬるま湯につかってしまったのかもしれません。
新学期。毎年こうして新たな気持ちで出発ができるというのは、この仕事のメリットかもしれません。7時から私も「ニュース英語4」のクラスです。いい授業をやってきます!