授業評価
今年も小樽商科大学大学院ビジネススクールから分厚い封筒が届きました。昨年も経験した受講生による授業評価です。ドキドキしながら封筒を開けると冊子「平成17年度授業評価アンケート集計結果と分析」が入っていました。ブログを読んでいる方は知っていると思いますが、昨年は授業を担当した講師19名中ダントツで第1位の評価を頂きました。さて、今年は?
今回開講された科目は全部で34。緊張しながら、私の担当科目「ビジネス英語の実践」を見て行くと、11項目のチエックポイント中なんと5点満点はゼロ。昨年は半分以上が5点を獲得したのに残念な結果でした。さらに詳しく見て行くと、各項目での昨年と比べると全体的に評価が落ちています。次に他の講師のものと比較してみるとさらに詳しいことが分かりました。
総合的な判断が出来るという点で特に注目できるのが、「推薦」(この授業を推薦できるか?)と「満足度」です。私はどちらも4.75でした。他の講師を見ると、両方の項目で5点満点を取っている講師がいるではありませんか。そして、もう一人「満足度」で5点を取った講師がいました。この方は一流企業の部長さんで、毎回東京から札幌に来ているようです。今回はそんなことで、34人中で私は「推薦」で2位、「満足度」で3位という結果に終わりました。項目別でトップだったのは「ディスカッション」だけ、「話し方」「教材」「授業」の3項目は2位でした。
今回のクラスは受講者数が前回の7名から12名に増え、しかも英語力のレベルにかなり差がありました(ジョイで言えば、ステップ2から5までが一緒のクラスに入っているような感じ)。そんなことから、私にとっては大きなチャレンジでした。ただ救われたのは、受講者のコメントの中に「受講者のレベルが違う中でうまく授業が運営されていた」というのを見つけたことです。分かってくれる人は分かってくれるのですね。
10月から始まる今年のクラスでは全て5点満点を目指して頑張ります。もちろん「黒板」「e-learning」は別です。なにせ私の授業はハンドアウトが中心でほとんど黒板を使いません。そして、e-learningは能力的に使えません。今回は、「黒板」4.00(平均4.21)、「e-learning」は「不使用』でした。