通訳・翻訳者
毎週土曜日、北海道新聞の夕刊1面に「わたしの十勝」という大きなコラムがあります。3月11日付に「翻訳・通訳者:中嶋里絵」の名前を見つけました。中嶋さんは、私の大学の後輩で、2001年か2002年ぐらいに私のクラスに半年ほど通っていました。
ちょうど外交官になる夢を持ち、一生懸命その目的ために勉強をしていたときでした。帯広にもこんな人がいるのだ、と私も感心したものです。高校時代にオーストラリアに1年間留学したことがあったことから、通訳にも興味を持っていたようでした。その頃、東京のグループが帯広で国際交流のプログラムをやりたいということで、地元の通訳を捜していました。そんなことから中嶋さんを紹介したことがありました。
後日談によると、彼女にはとても難しい通訳でとてもショックを受けていました。まあ、最初はみんなこんな経験をするのでしょう。その後、ラリー北海道でボランティア通訳などを経験し、その後、カナダに行ったという話は聞いていました。外交官ではなく他の道を求めた結果なのでしょう。
その中嶋さんが、突然、北海道新聞のコラムに登場したのですから、驚きました。現在は、東京の次世代電子取引推進協議会で、経済産業省のプロジェクトとして行われている研究調査に翻訳・通訳者として従事しているとのことです。彼女は1975年生まれと言いますから、30歳になります。やっとやりたい仕事を自信を持ってやれる年齢になったのでしょう。私もこの記事を読み、ホッとしました。本当によかった!
2006.03.12 09:04