だから出版はやめられない!
目がショボショボしています。昨日は朝の9時から夜の11時ぐらいまで、4月に出る本の最終校閲をしていました。この本ですが、タイトルが決定しました。『1分間英語で自分のことを話してみる』です。出版社は中経出版、本体価格は1,500円。もちろんCD付き。4月初めには出る予定です。
校閲は大変な仕事です。ただ、私の場合は『ノーザン・ライツ』や『ハッピー・カーリング』といった雑誌から、これまでの英会話本14冊まで、とにかく何度もこの作業を経験してきました。ですから他の人よりはうまいと自負しているのですが、ミスは必ず出るものです。そして、それが見つかるのが完成品の本が届いて最初に開けたページ、ということがよくあります。
正直、最近は校閲の仕事が辛くなりました。原因は目です。とにかく疲れます。今回も最後には、目を開けていられなくなりました。本を1冊やるということは大変なことだと、毎回それを実感します。
金曜日から昨日まで、別の出版社の社長が東京から帯広入りしていました。9月に出す本の打ち合わせです。ゆっくりと食事をしながら話すといいアイデアも浮かんできます。これまたおもしろいものができそうです。今年は久しぶりに泉のようにアイデアが湧いて来ています。あとは体力と時間の勝負です。
そうそう、昨日は校閲の仕事をやっている時に、ジャパンタイムズから電話が入りました。『やさしい英語で自分を語る』が第6刷になるそうです。ついに1万部にもう少しのところまできました。自分が作ったものが全国の英語学習者に買われ、そして使われる。これが出版の醍醐味です。一度この味を知ったら、やめられません。
2006.03.11 11:33