授業参観
ジョイは3年前より鹿追町の英語教育のお手伝いをさせてもらっています。今年のメインのプログラムが今日から始まりました。これまでは、こちらが鹿追に出かけて行き、小学校から高校までの英語授業を見学し報告書を書いたり、セミナーを開くのが中心でした。しかし、今年は鹿追にある4つの小学校の先生たちにジョイに来てもらうことになりました。
その第一陣として、笹川小学校の教諭4人と教頭先生が3時30分に到着。まずは1時間のセミナー「フォニックスやアクティビィティ」(西條先生)を受けてもらいました。引き続き小学校対象の授業(本田先生)を見学し、その後、担当の先生と質疑応答。参加した先生にとっては、英会話学校での授業を見学するのは初めてだったようです。きっと得ることも多かったことと思います。我ながらいいプログラムだと、自画自賛してしまいました! 誰もほめてくれないので。
小学校での英語教育に関しては、かなり動きが出てきています。政府の構造改革特区推進本部は最近の会合で、公立の小学校で英語を正式な科目として教えられるようにするなど、自治体の判断でカリキュラムを変更できることになりました。これが実施されると、自治体は内閣府への特区申請が不要になり、文部科学省の審査だけで認定が受けられるようになります。2008年度から実施される予定のようです。
まだまだ見えないところがありますが、言えることは、近いうちに小学校での英語教育が始まりそうだということです。決まってからでは遅い。だから手探りで先生が準備し始めたのでしょう。最近は、ジョイでも社会人クラスで勉強する小学校の先生が増えて来ました。
英語好きな先生に英語の授業をやって欲しい、これが私の願いです。嫌いだという先生なら、教えられる生徒がかわいそうですよね。その点、今日の笹川小学校の4人の先生はみなさん合格でした。ジョイの子どもたちと楽しく授業を受けていたからです。これって、大事なことだと思います。そう思いませんか?