注目度No.1はカーリング
昨夜は日本対イギリスの試合を最後まで見てしまいました。日本女子は考えていた以上にレベルが高い! 強豪のカナダに勝ったり、優勝候補のスウェーデンと接戦したりと、これはもう実力です。そして、あらためてカーリングの面白さを再確認しました。
今回の選手全員が常呂町と南富良野町の出身者で、彼女たちを育てたのは私たちと同じく20数年前にカーリングを始めた仲間たちです。今回日本チームのコーチになっているフジ・ミキさん(日系カナダ人)も、日本との最初のコンタクトは帯広協会がバンクーバーに行ったときでした。テレビで解説していた小林さんとは、創世記に5年ほど一緒に日本初のカーリング専門誌「ハッピー・カーリング」(私は編集長!)を出していました。
こうして見ていると、私にとって世界がこんなに身近かなスポーツはありません。しかも、今回参加しているチームに代わって帯広のチームがプレイしている可能性もかなりあったのですから、なおさらです。トリノでは日本は惨敗の可能性が高くなってきました。その中でカーリング女子がその救いになってくれそうです。彼女たちの若さ、そして清々しい笑顔がとてもいいと思いませんか? カーリングを題材にした映画「シムソンズ」も全国で上映されています。もしかしたら、カーリングがブームになるかもしれません。
カーリングはマイナーなスポーツだけに、カーリングの愛好家だというだけで世界中で受け入れてくれるような特殊な風土があります。これはこれでメリットです。でも、今回はもしかしたら、もしかするかもしれませんよ。こんなことを言って、いつも裏切られていたのですが。残す試合はイタリアとスイス。がんばれ、日本! ビバ・カーリング!