営業マン
午前中、英会話の派遣クラスに興味があるという市内の会社に行って来ました。服装は少し迷ったのですが、ノーネクタイにブレザー、さすがジーンズはやめスラックスに(これでも気を使ったつもり)。ただ、ひとつ失敗したのは、5本指の靴下のまま行ったことです。なんと通された部屋が土足禁止。スリッパはあったのですが、担当者が靴下のまま入ったので、私もそうするしかありませんでした。情けない姿をさらけ出してしまいました。
この手の仕事はまさに営業です。担当者とあれこれ話していて、松下電器の悲しき営業マン時代を思い出してしまいました。飛び込みセールスはとにかく大変でした。担当者にたとえ会えても、話題が続きませんでした。そんなこともあり、短期間でしたがタバコを吸った時期もあります。間を持たせるためです。営業は本当に難しく、私には合わない職種だと信じていました。
あれから28年。時の流れは全てを変えてしまいます。正直、営業に対して今回はまったく違和感がありませんでした。それどころか、もしかして自分は営業マン向きでないかとさえ思えたのです。セールストークに入るまでの世間話もスムーズで、我ながら「うまい!」なんて合格点を上げてしまいました。
もちろん最近のコミュニケーション理論によると、相手にアクションを起こさせて初めて「成功」と言えるわけです。と言うことは、私の場合は、その会社から講師派遣の仕事をもらうということになります。私が営業マンとしてやって行けるかどうかは、あと1週間もすれば判明するでしょう。
2006.01.13 20:54