カーリング・シーズン到来
11月末ともなると、私の周囲ではそろそろカーリング・シーズンの始まりです。帯広カーリング協会の事務局長をやっていることから、午前中は理事会に使う会計資料を整理しました。そうこうしているうちに今シーズンの練習日程もファックスで流れてきたりして、気持ちも否応なく高まってきます。
今日、常呂町ではトリノ冬季オリンピックへの女子チーム日本代表を決める大事な試合が行われました。そして、TEAM青森がTEAM長野に5対2で勝利。青森のチームの5人は、実は全員が北海道出身者(常呂3人、南富良野2人)です。北海道は施設面で劣ることから、結局、彼女たちは国際レベルのカーリングホールを備えた青森に進学したり、就職しなければならなかったのでしょう。道民として、寂しいですね。
実は、今日この日は、私も常呂にいなければならなかったはずでした。と言うのも、帯広は優秀な女子選手が豊富で、これまで世界選手権にたびたび参加しています。そして、トリノ・オリンピック参加の可能性も昨年まではかなりの確率でありました。当然、彼女たちが氷上で戦い、我々はスタンドで応援していたはずでした。言うまでもなく、イタリアへのオリンピック観戦ツアーも夢と消えました。
新聞等の報道によると、常呂の女子チームを主役にしたカーリングの映画を作っているそうです。少し心配なのは、そのライバルだった帯広の女子チームが悪役で登場するのではないかということです。考え過ぎかな? メンバーの減少と老齢化だけが目立つ現在の北海道カーリング界にとって、どんな形でも話題にのぼるということは歓迎しなければならないかもしれませんね。
2005.11.23 20:51