城島の英語力
イチロー、松井などメジャーで活躍する日本人選手が増えてきました。そして、来シーズンの目玉はなんといってもソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した城島健司捕手(29)です。これまでの選手は投手や外野手ということで、英語力をそれほど要求されていませんでした。しかし、彼の場合は投手陣との意思疎通が大事になります。当然、英語はmustです。
城島獲得に意欲を見せるメッツのオマー・ミナヤGMは、なんと城島本人との直接交渉で語学力をテストする意向のようです。これは大変なことになりました! これまで渡米した日本人プレイャーで英語力で光っていたのは、マリナーズの長谷川投手ぐらいです。彼はなにせ英会話の学習本まで出版しています。野茂や松井にいたっては、まともに英語を話している姿をこれまで見たことがありません。
「城島ピンチ!」と思いきや、なんと彼はその準備を着々とすすめていたのかもしれません。なにせ今季在籍したフェリシアーノら外国人投手とは、マウンド上で英語で会話していたそうです。これって立派だと思いませんか? まあ、野球選手ではなくビジネスマンなら、当然といえば当然のことですが。
城島の入団発表が楽しみになってきました。英語でまともなスピーチをすることができるのでしょうか。そして、投手と直接英語で話す彼の勇姿を早く見てみたい気持ちでいっぱいです。マウンド上でコミュ二ケーションがうまくとれず、「おい、通訳呼んでこい!」なんてことになったら、それはお笑いの世界になってしまいます。頑張れ、城島! 俺は、浦島!
2005.11.10 16:29