20名の外国人
疲れました。本当に疲れました。こんな状態でブログを書くのも辛いものです。夜10時に授業が終わり、ギブアップして家に帰ろうとすると、西條先生から「みなさん楽しみにしていますよ。書いた方がいいですよ」との声。
午前中のJICAでの90分のセミナー「日本人と日本社会」が今日の疲れの素でした。とにかく90分も英語で話すというのは、本当にきつい! 特に、今日のグループは、「国別研修:ザンビア農業普及」のザンビアからの10名と「食の安全確保のための人畜共通感染症対策」の10名(ブリキナ・ファソ、インド、ケニヤ、パラグアイ、ベトナムから)の計20名。こんなにたくさんの外国人を対象にセミナーをやったのは3度目、10年ほど前に旭川で全道から集まったJETの研修以来でした。あの時もガクッと疲れました。
20名もいると、途中、トイレに立つもの、お茶を入れ始めるもの、やはり通常の10名前後のグループとはえらい違いでした。しかも、セミナールームが大きいことから、いつもよりも大きな声を出さなければなりません。「日本人は時間に正確です。私も日本人だということを証明するために、スケジュール通り12時10分きっかりに終了します」とジュークを言いながらセミナーを終えようとすると、それから質問が次々に出てしまいました。
大勢の外国人を相手にセミナーを生まれて初めてやったのは、カナダBC州フォート・セント・ジョンという小さな町のコミュニティ・カレッジでした。会場には30名ぐらいのカナダ人が。あのときは本当に緊張しました。テーマは「日本で働く」でした。なんとその内容が次の日の現地の新聞に出たのにはビックリ。でも、実際のものよりもうまくまとめてありました。
人生はチャレンジの連続です。20名の外国人に英語でセミナーをやれたというのが、今日の収穫でした。このような機会を与えてくれたJICAに感謝しなければなりません。そう、いつものことですが、参加者の評価が1週間後には送られてきます。それが今回はちょっと気になります。