ハロウィーン
すっかり日本、そしてわが町帯広でもハロウィーンという言葉が根付いたようです。デパート、花屋、雑貨屋などでハロウィーングッズがここ数年たくさん並ぶようになりました。今さら説明する必要はないと思いますが、ハロウィーンは古代ケルトが起源で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す祭りです。アメリカでは、カボチャをくり抜き目鼻口をつけた提灯にして飾り、夜には怪物などに仮装した子供たちが「Trick or treat (いたずらかお菓子か)」と言いながら近所を回り菓子をもらいます。
ジョイの児童コースでも、ハロウィーンは楽しいイベントです。そして、この期間にクラスに仮装して来る生徒が増えてきました。そして、その衣装が年々派手になってきています。今日はお姫様から魔女、ネズミやライオン、きっと近所では首を傾げている人も多いことでしょう。そう言えば、4月からジョイに通い始めた長男の一樹も、「これで僕は金曜日のクラスに行くんだ!」と、得意顔で夕食時にパンプキンの衣装を着ていました。
明日、ジョイに来たら一樹は驚くと思います。なにせ授業中に担任の先生が子どもたちをC館(昨年の9月まで我が家でした)に連れて行くのですが、そこはお化け屋敷になっていて、エリン先生のスペシャル・ハロウィーン・プログラムが始まるのです。昨日のクラスでは、「恐ろしい! 入りたくない!」と泣いていた生徒がいたそうです。はたして一樹は大丈夫でしょうか? 「僕の家がお化け屋敷になってしまった!」と大声で叫び出すかもしれません。
それにしても、一軒家をそのままハロウィーンのために使える英語学校など、他にあるでしょうか? 全国でもジョイだけだと思います。
「Trick or treat 」で思い出したのですが、私たちも子どもの時代に同じようなことをやっていました! 「ローソク出せ、ローソク出せ、出さないと・・・」と叫びながら、近所を回わったものです。当時から考えると、日本も裕福になりました。仮装した子どもたちを見ると、欧米人に見えるような子どももいます。こんな平和な日々が少しでも長く続いて欲しいものです。