サプライズ・パーティー
みなさんはサプライズ・パーティーを経験したことがありますか? その名の通り、本人が知らない間に、周囲がパーティーをアレンジしてしまうというものです。
今日はデイビットの48回目の誕生日、そして来日中のデイビットの両親の結婚52周年を記念してサプライズ・パーティーが開かれました。企画・演出は紀子キャンベル。会場のランチョ・エル・パソには、デイビットの友人(ほとんどが飲み友だち?)を中心に30名ほどが集合しました。紀子さんの弁によると、職場以外にもこれだけの仲間がデイビットにはいるのだということを、アラスカからの両親に知ってもらいたかったそうです。
私の役目は、主賓であるデイビットとご両親を、気づかれることなく、会場まで約束の時間に連れて行くということでした。これが簡単そうで結構難しいのです。感づかれてしまうと、せっかくの準備が水の泡になってしまいます。今回は、両親をぜひ食事に招待したいということで、事前に予約していました。
約束の6時30分きっかりにデイビット一行はジョイに到着。23年(2年間はアメリカに帰っているので、実際には21年)の生活で、彼はすっかり日本人、いや日本人以上に日本的になってしまったようです。時間の正確さには驚かされます。そして、車2台でいざランチョ・エル・パソへ。2階の部屋に通され、デイビットはビックリしたなもー(古いギャグ)。
デイビットはまったく気がついていませんでした。作戦は大成功! テーブル・マジック、デイビット・クイズ、記念撮影、ケーキ・カット、スライド上映、全員の1分スピーチありの楽しいパーティーでした。最後の紀子さんのスピーチには、思わず込み上げてくるものがありました。デイビットは紀子さんのような人と出会って本当に幸せ者です。そう思いませんか? でも、一番幸せなのは、紀子さんかもしれませんね。