北のれんがを愛する人々
「北のれんがを愛する人々」の代表で彫刻家の相原正美さんが、今日の午後、久しぶりに訪ねてきました。このグループは、帯広市内東2条南12丁目にあるれんが造りの倉庫(築90年以上)などを改装し、文化交流施設を運営する団体で、最近NPO(特定非営利活動法人)の資格を取得しています。
現在、西側のれんが倉庫では、私のおやじ(浦島甲一)の白黒写真が常設で展示されています。同じ敷地には、ポストカードや減農薬野菜を販売する「ショップ・レンガード」、ポプラや桜の木が並ぶ中庭ではオープンカフェ「庵の桜」が営業中です。ここはまさに「大人の空間」という言葉がピッタリの場所で、休日にはいろいろな人たちがボランティアで働いています。
ところでみなさんはこのグループの名前「北のれんがを愛する人々」をどう英訳しますか? 実際に頼まれたのですが、正直、困ってしまいました。「(北のれんが)を愛する人々」なのか「(れんがを愛する)北の人々」なのか、微妙に違うからです。結局、私がつけた英訳は、Northern Brick Lovers になりました。ロックバンドの名前のようで、かっこいいと思いませんか? 略するとNBLです。あれ、どこかにありそうな名前ですね。
ここは帯広市内では珍しく落ち着ける場所です。みなさんも一度足を運んでみてください。いい風が流れています。そして、いい光が射してきます。ついでにおやじの写真を見てもらえると嬉しいです。優しいタッチの十勝野のカラー写真とは違い、力強い白黒作品に出会うことができます。相原さんの話によると、現在、東側に並ぶ倉庫を改装しているそうです。今後、演奏会や貸しギャラリーなどとして使う予定とか。ますます面白そうな空間が広がっていく予感がしてきました。