バンクーバーの星
一時帰国中の山添創平くん(カナダ・バンクーバー在住)がジョイに顔を出してくれました。高校卒業後、カナダに留学してからはや7年。彼はバンクーバー・インシティチュート・オブ・メディア・アートでアニメーションを、そしてキャピラノ・カレッジではグラフイック・デザインを専攻しました。
卒業後は、そのままバンクーバーに残り、アパートをオフイスにデザイン関係の仕事をしています。現在は、5社から仕事をもらっているそうです。その中のメインは、「Pokerturn」という雑誌の編集で、レイアウトから記事の校正までひとりでやっているというのですから、驚いてしまいます。この雑誌は当初は2万部からのスタートでしたが、北米やヨーロッパを中心に現在20万部が発行されているそうです。すごいと思いませんか?
山添くんがすんなりカナダでの生活に入っていけたのは、「芸」のおかげかもしれません。トランプを使った手品では、高校生時代からプロ級でした。今は、彼が言うには、プロなのだそうです。パーティーなど、人が集まるところではもう彼の独壇場に違いありません。実はジョイでも、5分ほどでしたが、ジョイの先生を前に軽くマジックショーを開いてもらいました。とても好評でした。
4時45分から授業があったので、彼とは長くは話すことができませんでした。でも、久しぶりにたくましい日本の若者を見た感じがします。本業のイラストも見せてもらいましたが、確かに才能はあります! バンクーバーを拠点に立派に成長して欲しいものです。そのうち、「日本人イラストレーターがカナダで??賞を受賞」なんて記事を目にする日もそう遠くないかもしれません。期待していますよ、バンクーバーの星!